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Integrated 250の特注仕様について

スピーカコネクタの特注

先日発注された方よりスピーカコネクタのアップグレードのご相談が有り対応いたしました。希望されたのはWBT-0735への換装ですが、標準背面パネルへの追加工不要のままコネクタの交換が出来ました!

今回は今後を占う試験的な側面も有りましたので実費のみで作業しておりますが、内部配線の追加処理が予想よりも困難だったので今後はWBT本体費用を含めた特注費用をいただいた上でWBTへのアップグレードは承ります。当面はコネクタ代込みの税抜き3万円の追加費用で対応いたします。

一応ですがデフォルトのコネクタも見た目は安いのですが音質的に劣悪というわけではありません。WBTの音質的優位性はパズルピースのようなプラスチック部品で+-端子の相互共振特性を揃えることにあります。それは現在Integrated 250で標準採用しているコネクタでも同じようなプラスチックの一体型構造でアルミパネルを挟み込む構造になっていますので同様です。

これがアルミケースに直接つけるタイプになりますと+-の相互振動特性が金属ケースの影響を受けてバラバラに変動します。これが音の違いの大きな理由だと考えています。

今回のお客様がWBTにアップグレードした最大の理由は音質面というよりも所持されているSPケーブルのYラグのサイズが合わないことが理由でした。このような理由でのアップグレードはおすすめいたします。もちろん見た目の好みや満足感なども予算が合えば良いと思います。

ですがWBTへの変更による音質面での大幅なアップグレードはお約束できませんのでそこは予めご了承ください。もちろんコネクタの嵌合精度や振動特性による差はありますので差がないということではありません。ただ価格差に見合うクオリティかどうかは一考の余地があるということです。どちらにせよご要望の仕様に合わせて対応します。

WATERFALL Integrated 250とPower 500の組み合わせによるバイアンプ

こちらも現在個別にてご相談いただいている内容です。確かにこの2つの製品の組み合わせだけで簡単にバイアンプが実現できるのでおすすめできる構成なのですが、Integrated 250とPower 500はそのままではゲインが異なるのでバイアンプした場合にゲインマッチングが取れません

そのため、バイアンプをご希望の方は購入時にご希望いただければ出荷時にゲインマッチングをします。基本的にパワーアンプのゲインをIntegrated 250に合わせる形となります。

今の所このセットを所持されている方は1名もいないので問題は起きておりませんが、今後上記の組み合わせをご検討されている方については予め購入時にバイアンプの希望をお伝え下さい。出荷時であれば無償で対応しますが出荷後は改造のための費用を別途いただきます。この点はご注意お願いいたします。中古などで入手された場合も改造のための費用がかかります。

例外としては先にパワーアンプ、後からIntegrated 250という順番で購入された方です。これはパワーアンプを後から改造となりますが、Integrated 250を新品購入かつパワーアンプも新品購入であれば送料負担のみで改造費は請求せずに対応します。以上のように条件が複雑なので予めお申し出いただけますとありがたいです。

その他注意点としてIntegrated 250と他のパワーアンプの組み合わせ、他社プリメインとPower 500の組み合わせ等、他社製品との組み合わせについてはゲインマッチングの希望は対応しませんのでそこはご了承ください。基本的にバイアンプのゲインマッチングについては逢瀬製品のみがサポート対象です。

なおPower 400とIntegrated 250はマッチングの必要がありませんのでこの組み合わせでのアップグレードであれば問題はありません。ご安心ください。

Integrated 250のインシュレータアップグレード

こちらは特注仕様ではなく公式サービスではありませんが、お客様より寄せられたご意見でインシュレータを交換することがとても効果的という一例をいただきました。ぜひ広めてほしいとのことですので、ここで紹介したいと思います。

KRYNA T-PROP M4

http://www.kryna.jp/support/archives/kryna11/HTM/tprop.html

こちらの製品を初期状態のインシュレータから交換します。デフォルトの足もM4ネジで固定されておりますので、ネジを裏から外して初期インシュレータを外し、上記製品を取り付けるだけです。交換はとても簡単に出来ます。足を外すくらいでは保証外とはならないのでそこはご安心ください

Integrated 250の初期インシュレータは十分なものではないと認識はしております。特に電源ケーブルやインシュレータの交換はとても大きな効果があります。初期状態では十分に行えていない各種振動対策が大きな効果があるのではないかと考えています。他にも例えばフロントのネジの材質を1本変更するだけでも音は変わります。

この情報を頂いたお客様のご意見は下記のとおりです。

効果は絶大でした。
上下左右前後がさらに広がって音の焦点がさらに合う感じです。
これは是非ユーザーさんにひろめて欲しいですね。
どんな感じが画像送ります。

量産と販売の状況

最後に第二ロットの状況ですがあと数台で完売の見込みです。こちらはいまの予定ではGW前後に出荷予定となっております。現在材集と合わせて量産作業を続行しております。

以前からお伝えしている通り、第三ロットはかなり納期が伸びますのでご了承お願いいたします。おそらく第三ロットは夏、またはそれ以降になる可能性もあります。

WATERFALL Power 500のレンダリング画像とレビュー

大変ありがたいことに逢瀬の製品ページで公開している3D画像について、ぜひ再レンダリングさせていただきたいというお申し出が有りまして、パワーアンプの製品画像を再レンダリングして頂きました。先日貸出機を発送したお客様からのお申し出です。なんと3Dのプロの方とのことです。

ということで、こちらより作業に必要となる3Dモデルとシルクデータを送付しまして作業していただきました。その画像がこちらです。

大変雰囲気のある画像となっております。質感もなめらかで3Dらしい特有の硬さが抑えられています。ライティングも印象的に仕上がっております!

ただ3Dモデルを配置してライティングして…と普通に作業しても決してこうはなりません。良いレンダラーも大事ですが、それ以上に見せたいイメージと完成像があって、それを実現できる技術があってはじめて成立するクオリティだと思います。本当にありがとうございました。

またパワーアンプについての音質のレビューもいただきましてこちらもご紹介します。今回はNord社のNcore NC500モノアンプとの比較となっております。使っているモジュールは全く同じ。電源ユニットも同じです。

http://hobbyshop.air-nifty.com/blog/2018/04/waterfall-power.html

こちらも良い評価をいただきましてありがとうございます。

たしかに心臓部は全く同じモジュールを使っていますが音は違います。一度Nord社の製品は音を聞いたことがあるのですがここにかかれている通りだと思います。

逢瀬との音質違いの原因はインプットバッファと基板のレイアウト設計にあります。Nord社のものは基板レイアウトがただ配線しただけの内容となっており電気的な性能については考慮されておりません。その点逢瀬のものは試聴を繰り返して設計を吟味したものになっていますので、この部分の追求レベルの差が出ているものと考えます。

ハイエンド級の音質を求める製品であればまずはレイアウト、次に緻密な部品選定、適切な回路設計、筐体の強度、これらのすべての影響を無視できません。リリースはNC500の登場から考えると他社よりも遅くなりましたが、今後当分モデルチェンジや音に関わるような仕様変更は予定していませんので、長くお使いいただける製品になっているかと思います。

以前にもお伝えしたかもしれませんが、WATERFALL Power 500の付属ケーブルは上記貸出機のものから一新する予定です。今回の写真の貸出機のケーブル類はWATERFALL Power 400時代の内容ですが、今後は新規で特注したグレードアップした内容となります。

特に電源ケーブルはパワーアンプの音を決める重要要素のため、現在市販で単体売りされている相応のケーブル(左右セットで5-10万程度)を圧倒的に上回るような音質を目指して専門家と共同開発したものです。こちらも現在量産中ですので近い内に詳細を発表したく思います。

Integrated 250のMacとの相性問題

お客様より貴重な情報提供が有りましたので、現状の情報をまとめておきます。不具合は主にXMOSと標準ドライバの相性問題に原因があるのかと思われます。

  • USBAudio Class2.0 24bit/96khzまでは音飛び等の症状は発生しない
  • USBAudio Class2.0 24bit/176.4khz以上で音飛びの様な症状が起きる
  • USB2.0:480Mhzで転送中においてiOSも同じ
  • 認識そのものは問題がない

頂いたデータでは転送量が増えたときに発生する問題のようです。まだ詳細条件が出揃っていないのでこれが100%かは確定ではありませんが、現状はこのような情報です。

ということでIntegrated 250をお使いになる方でUSBとの直接接続を希望されていてなおかつMac系をメインのお客様は、XMOSでは上記のような動作の懸念がございます。

幸いなことにIntegrated 250にはCombo384のオプションもあります。現状ではDDCは自社開発はしておらず、既存の基板を取り付けて対応していますのでXMOSのトラブルは自社で対応は出来ない状況ですが、差し替え自体は可能なので別品種に変えることが有効な解決策と考えます。

DDCはとても進歩の早い世界のため既存のボードを購入し搭載する形へと切り替えています。この方法のメリットは不具合や相性問題に合わせて搭載チップを変更することが可能という点です。そのためMacとXmos等の予期せぬ相性問題を考えると当面現状の差し替え式としてお客様の環境によって選択していただく方法がベターではないかと思っています。

Integrated 250では上記のようにDDCは後から交換できるような設計になっていますので、Combo384、XMOS以外にも基板サイズさえ適合すれば今後対応品を増やすことが出来ます。または外部DDC+I2S接続などで相性問題を回避する方法もあります。音質的な伸びしろ自体は外部DDCのほうがあります。

Combo384、XMOSは追加費用無しで選択出来ますのでご購入時に希望オプションとしてお伝え下さい。貸出機についてはご希望には答えられませんので、その点はご了承よろしくお願いいたします。

各種ご報告です

春のヘッドフォン祭の出店について

上記ケーブル類とIntegrated 250の量産関係を中心に進めている関係で、ヘッドフォンアダプタの試作が進んでおりません。本来であれば春の祭で展示したかったのですが現時点では間に合う見込みがありませんので春の出店は見送る予定です。

ご期待いただいている中すみませんが上記ご了承お願い致します。秋のイベントではヘッドフォンアダプタの展示は確実に行いたいと思っております。進捗がありましたらまたこちらのBlogにてご報告いたします。

FAX番号の表記の統一

HPのフッター(最下部)に古いFAX番号が残っておりました。貸出をお申込み頂いた方からFAX番号が違うのではないかとご指摘いただきまして発覚しました。現在は修正しておりますので問題はありません。現在の番号はフッターまたはお問い合わせページに記載の020で始まる番号が正しいものになります。

以前の048番号はすでに失効しておりますので、今後は020の番号に送付いただけますようお願い致します。020仕様は桁数の関係でコンビニなどから送付できないことがあります。現在はメールでの身分証受付も対応していますのでどうしてもFAXが送信できない場合にはこちらもご検討ください。

WATERFALL Integrated 250の進捗と予定

現在ダンボール特注の手配、基板実装、組み立てマニュアルの作成、こちらを進めています。そしてマニュアル作成以外はほぼ完了というところです。ダンボールは到着待ちという状況です。

組み立てマニュアルはお客様用のマニュアルではなく、今回組立作業を外注する関係で用意しているものです。マニュアルが出来上がったら外注業者さまのところへ部材一式を持ち込みして量産してもらうという流れです。

また、現在の貸出機には搭載していませんが、電源LEDの明るさ調整機能、有機ELの消灯時間の調整を機能として追加しましたので、量産版ではこれらの機能が有効となりました。これらは貸出機で頂いたご意見の反映です。

他に操作感やボタン操作体系についてのご意見もあったのですがこれらは現在検討中の内容です。ソフト的には各部の操作体型は簡単に変更できるように設計していますので、設定ステートからの脱出は左ノブで常時行えるように操作方法の変更は考えています。

WATERFALL Power 500の状況

先日発注がありまして、おかげさまで初期ロットが完売しました。ケースの部材の生産数が少ないということもありますが、これからケース部材を再生産しなければならないため、次回のご注文は少々お時間頂く形となります。

また付属ケーブルの量産が大変遅れておりまして、お待ちいただいている方にはご迷惑おかけしております。ようやく構造、材料が確定し量産段階に入りました。設計は今回外注の専門家の方に依頼してきましたが、音質に拘っていたため決定までかなり時間がかかってしまいました。組み立てと材料にノウハウがあり、なかなか良い音に仕上がっていると感じています。

この付属ケーブルは基本付属品という形ですが、単体販売も対応します。

2018年もよろしくお願いいたします

昨年もお世話になりました。今年も皆様の応援のおかげで逢瀬は元気に継続できそうです。また一部大変お世話になっておりますお客様へ新年のご挨拶を個別にご連絡出来ずすみませんでした。

今年はとにかくIntegrated 250の発売をすること、続いてIntegrated 250用のヘッドフォンアダプタ、光ブースターなどユニークな製品を発売するところまでを目標に設定したいと思います。

ハイエンドDACについてももちろん開発は進めますが、まだ技術的な情報収集の段階ですので2018年内の発売は100%ありません。初期の構想にいくつか技術的制約がありましたのでプランを再構築しているような段階です。お待ちいただいている方にはすみませんがよろしくお願いいたします。

WATERFALL Integrated 250

貸し出し後のアンケートで現状の不具合についてはハード的に致命的な部分はなさそうです。そのため基板の量産へ進んでも大丈夫と判断し、そのための準備作業を12月末よりスタートしています。まだソフトウェアのバグと思われる動作不調は若干残っていますが、量産用は試作時よりメモリに余裕のあるCPUを選択しましたのでソフトウェアの不具合は後々のバージョンアップにて対応することとします。

1月中旬までに基板関係の発注をすべて完了しその後組み立て量産作業に入ります。今後の量産の見通しが私個人が週末にまとめて作業できる量ではなくなりましたので、今回より初めて組み立て作業を外注業者さまにて依頼することになりました。そのため一番最初の作業手順マニュアル化に手間取る可能性がありますが、逆に安定生産が出来るようになれば今までより遥かに納期&組み立て品質が安定できると予想しています。

今のところ2月中には組み立て量産完了したいとは思っておりますが、この予定は何もトラブルがなければ…という見込みでの予定です。どこかの段階で何らかの問題が起こり次第予定は順延となりますこと、予めご了承お願いいたします。

ひとまずハードウェアの量産段階に入っていること、ソフトウェアは初期バージョンで細かい不具合は残りそうな点についてご報告です。

WATERFALL Power 500

こちら大きな告知をしておりませんが、貸し出しサービス、受注生産については既にスタートしております。既に納品実績もございます。ただしまだ付属のXLR-RCAケーブルと電源ケーブルが完成しておらず、今のところ付属ケーブルの納品のみおまたせしているような状況です。ケーブルなしでの受注もご連絡頂ければ相応分の値引きありで受け付けています。

こちらの付属ケーブルはプロオーディオ用のケーブル制作を行っている方に音質傾向をお伝えした上で開発を依頼して進めております。素材の選定はもちろん組み立て方の細部まで徹底的にこだわって開発しています。当然ながら従来の付属ケーブルと比べて飛躍的に音質、音楽性も向上しています。

基本的には付属品という扱いになりますが、内容は非常に良い出来ですので、こちらもまとまった数量が出来上がりましたら単体での販売もいたします。ご期待ください。ケーブルが完成次第、詳細はこちらのBlogで紹介いたします。

貸出機のご感想

こちらにWATERFALL Integrated 250、WATERFALL Power 500の感想を追加しました。今後も複数人の印象がまとまり次第、順次アップデートしていきます。一人ずつですと個人特定につながりますので複数人ごとに順番を入れ替えて掲載しています。

http://ause-audio.com/?page_id=933

貸し出しが大変おまたせしている状況で申し訳ありません。量産準備を頑張って進めていますので初期ロットが完成すれば貸出機を増量いたします。当初予備機を追加で貸し出しとする予定でしたが動作不具合が多いため、予備機は今後は緊急時のみの対応用とし貸出機の提供を中止としました。

Integrated 250貸出機の仕様につきまして

以前公開されていた写真と最終製品は異なる仕様となりました。液晶部が有機ELとなります。ヘッドフォン祭りで色々な方に印象をお聞きしましたがLCDと有機ELでは0:10の圧倒的な支持で有機ELでした。ですので最終製品はこちらの画像のような仕上がりとなります。

ヘッドフォン祭ではHDMI+DSD再生に問題がありましたがプレイヤー側の設定の問題が原因で正しくDSD出力されておりませんでした。本日はソフトウェアやドライバ周りを見直し正常に再生できております。下の画像の通り、DoP256、DSD512まで動作確認済みです。

I2S入力はDDCの性能に音質がとても左右されてしまいますが大分良い音で鳴るようになりました。DDCのドライバアップデートをしてからI2Sの音質が大幅によくなりまして内蔵光ブースター受信と一長一短レベルの音になりました。祭り当日に来られた方も言っておりましたがドライバのバージョンによる音質差がかなりあります。ただし光受信の音はドライバアップデート前とあまり変わっていません。ブースターで音質差が圧縮されているのは事実のようです。

このことから高度に対策されたI2SであればIntegrated 250内蔵の光を総合的に上回る可能性も見えてきました。スタンドアローンの光ブースターは当面市販予定はないですが、市販までには高度に対策されたI2Sをしっかりと超えていけるクオリティになるような製品としたいと思います。光とI2SのDDCは共通ですが何故このようになるのか理由は不明です。PCオーディオは奥が深いです。

基板の再設計が必要となるため貸出機では搭載されませんが最終版では電源LEDの調光機能をつけたいです。貸出機では調光機能がついていませんので電源LEDがちょっと眩しいかもしれません。

また有機ELは寿命の問題がありますので、操作がない時に自動で消灯する機能をつけました。貸出機では60秒で表示が切れますが、なにか操作をすることで再表示されます。有機ELは長時間連続点灯をしていると表示ムラの原因となるためこのような仕様になっています。そのため電源LEDは電源投入されている時には常時点灯している必要があります。

祭り当日まで出ていたバグ(起動時トラブル&出力トラブル)の現状についてですが、有機ELに変更してから症状は出ておりません。真の原因は相変わらず不明ですが、ライブラリの入れ替えだけで動作が変わるということはメモリ領域の競合、意図しないメモリ領域の書き換えなどが原因の可能性が高いです。

経験上こういうときはライブラリ変更に伴いコンパイラによるメモリ配置が変わったため症状が変わっただけで、結局別の場所にバグが移動しただけの可能性が高く、まだ検証が必要な状況と考えています。毎日プログラムを見直しては居ますが原因特定は非常に難しいです。とりあえず今のところは致命的な動作不良は見られません。

貸出機は起動時に警告が出ます。以前貸し出し機売却事件がありましたのでそれに対応する内容となります。

警告表示は3秒で消え、こちらのような通常起動動作に移行します。貸出機では警告表示は起動するごとに表示されます。

これから操作マニュアルの作成、応募フォームやアンケートの作成、最終動作チェックを経て貸し出しスタートとなります。早ければ今週末、遅くとも来週末にはスタートできる見込みです。おまたせいたしますが、よろしくお願いいたします。

ヘッドフォン祭 お礼

イベント無事に終わりました。来ていただきました皆様へ、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。なかにはヘッドフォンをあまり使われないという方にも来ていただきまして本当に感謝感激です。初めてで細かい配慮やスムーズにできなかったところもあったかもしれませんが、今後回数を重ねて慣れていきたいと思います。今後共よろしくおねがいいたします。

当日一部の方にお伝えした重要な情報をこちらにも書きます。まずはIntegrated 250関連です。

  • Integrated 250の貸し出しは1-2週間以内のスタートになります。本Blogに貸し出しフォームへのリンクを追加します。
  • Integrated 250の状況ですが、音質は完成、基板もほぼ完成していますが、ソフトウェアの問題がありバグが解消出来るまで正式発売は見送りしています。バグの内容は初回起動時に失敗する、入力切替時にSP出力がでなくなる(電源再投入で改善)、等です。
  • バグや未見の不具合が他にもある可能性もありますので、そのあたりの検証を含めた貸し出しとなる見込みです。特に外部プリモードは想定外のトラブルがあるかもしれませんので様々な状況でのご意見をお伺いしたく思っております。
  • 動作検証の意味を込めた貸し出しになりますので、Integrated 250の貸し出しは最終的にアンケートにご回答頂く形とさせてください。内容は勝手に公開はしないようにします。よろしくご理解をお願い致します。
  • 祭り当日、ヘッドフォン用のアダプターの要望がありましたので、4pinXLR、3pinXLR、4.4mmバランス端子、アンバランス端子の切り替えスイッチを含めた現行端子全てに対応したBOXになります。これはIntegrated 250と統一された外観デザインです。価格は税込み10万以内にしたいです。
  • ヘッドフォン用のアダプターはスピーカ出力を接続します。開発開始時期はWATERFALL Integrated 250、Power 500、どちらも正式発売完了後となります。状況はこちらで報告していきます。

次にハイエンドDAC関係です。

  • 理論の構築は出来ました。シミュレーションでも基礎理論が動作することを確認済みです。
  • この新方式を使えば現在の100倍程度のノイズ性能を実現できる可能性があります。もちろん様々な物理的制約によってそこまでの飛躍を出来ない可能性もありますが、省スペースで飛躍的に性能を上げるポテンシャルがあるということです。
  • 新方式は既存のDACチップを使って実現出来ます。最新最高性能のDACチップよりも遥かにノイズ的に高性能にできます。
  • この方法はパラレル化ではありません。パラレル化で100倍の性能を実現するためには10000個のパラレル化が必要です。パラレル化は効率的に8個程度が限度です。それでは3倍弱の性能しか得られません。
  • ただし理論通りに動かすためには色々な課題があり、理論通りの性能を出すためには個体差調整や部品選定が必要になる可能性もあります。コストはこのあたりの歩留まり次第です。
  • どのメーカーもやっていない方式です。海外ハイエンドメーカー含めて事例は見たことがありません。失敗する可能性もあります。
  • 最終的な性能目標はMSB SelectDACを超えることです。

ハイエンドDAC以降のストーリーです。

  • 現在は基礎クオリティに注力した無色透明なサウンドをWATERFALLシリーズとして開発していますが、ハイエンドDAC以降は別のシリーズを作ります。
  • 新シリーズは自身の音楽性を表現したシリーズになります。WATERFALLは透明ですが新シリーズでは明確な色や個性を付けます。色付けは技術的要因や基礎クオリティが極まってから行うべきと考えているので現在のWATERFALLはその前提となる基礎研究にあたります。
  • 新シリーズは測定特性にとらわれない設計思想になります。今までは特性確保上使えなかったような素子を使います。
  • ハイエンドDACの発売、または開発断念の後になりますので、時期は相当先になります。

以上です。

今回の当日のスタッフは以前からお世話になっている二人に手伝っていただき、私を含めた3人で行いました。Focal Utopiaの提供ならびにアダプターの追加、自動車での移動まで行っていただきましたNさん、音楽関係時代からの長いおつきあいのKさん、当日は設営から撤収までのお手伝い、本当にありがとうございました。また当日は来られておりませんが女性用制服を作っていただいためりこさん、ありがとうございました。

最後に当日会場まで来ていただきました皆様へ、ありがとうございました。

Integrated 250の加工済みケース到着しました

こちらは11月3日のヘッドフォン祭で展示します。ヘッドフォン祭以降にIntegrated 250の貸し出し受付をスタートいたします。貸し出し予約はHP上でスタートした後からのみ受付します。事前でのメールでの受付は一切対応しません。このあたりは平等に着順で対応したく思います。どうかご理解の程よろしくお願いいたします。

また当初は一台しか貸出機がないので大変混雑してしまう可能性があります。ですので逢瀬の製品を一度も聞いたことがない方は、ヘッドフォン祭に来ていただいて直接イベントで音の傾向などをチェックされるとよろしいかと思います。

貸し出しまで何ヶ月もお待ちいただいて期待はずれだったということはお互いに望ましくない展開だと思います。オーディオは絶対的な好みに左右される側面がありますから、イベントで全く好みや趣向に合わない方向性と感じられたなら貸し出しサービス自体を利用される必要はないと思います。

なお貸し出しは販売前に先行スタートしますが販売自体の具体的な予定は未定です。というのも開発機ではまだソフトウェアの問題があり動作安定性や使い勝手のチェックを兼ねた貸し出しとなります。本機は多機能ですので予期せぬ不具合がある可能性があります。現行機でもお客様のところでソフトアップデートは出来るように設計していますが、あとから修正の聞かないハードウェア面の不具合は量産前に出し切り最終版までに修正したく思います。

使い勝手や不具合についてのご意見などは積極的に頂ければと思います。すみませんがご協力お願い致します。

Integrated 250の入出力仕様

こちらにつきましてもメールでお問い合わせ頂いておりますので情報を追加いたします。背面パネルのシルクデザインデータを公開します。これで入出力仕様の大まかなところの判断材料になるかと思います。パワーアンプダイレクトのみ反転色として他とは仕様が違うことを示しています。

シルクレイアウトとしては端子をしっかり囲むラインを描く一般的な例とはちょっと異なるデザインですが、端子の配置が不規則で完全に囲むことが出来ないためちょっと変わった配線になっています。シルクデータだけを見ると理論的な配置なので、不規則な端子と合わせてもなんとか整合性が取れて見えなくもありません…。

アナログ入力

  • パワーアンプダイレクト1系統

アナログ出力

  • パワーアンプ出力 ステレオ1系統
  • DAC出力 ステレオXLR1系統
  • DAC出力 ステレオRCA1系統

デジタル入力(最大レートはチップ仕様ですが未テストです)

  • USBデジタル 標準:XMOS オプション:Amanero Combo384
  • HDMI-I2Sデジタル MAX:768kHz/nativeDSD512/DoP256
  • 同軸コアキシャルRCA MAX:768kHz/DoP256
  • 同軸コアキシャルBNC MAX:768kHz/DoP256
  • オプティカル2系統 MAX:192kHz

USBはXMOSの最大レートは調査中です。仕様では384kHz、DSD256までの対応ですがDSD256は未テストのため現在のところ確実な動作ではありません。残念ながらXMOSのドライバはthesycon製ではありません。オプションとしてCombo384を選択いただいた場合にはDSD512までの再生をサポートします。

まだ未完成ですが開発中の写真を公開します。液晶画面がグラフィック表示になりました。これによって遠くからでもボリュームが見やすく、設定画面の文字数の増加、レートや入力とモード表示も同時にできるようになりました。

ただし表示内容は仮のものなので製品版では変更になる可能性があります。

 

Integrated 250の音質と仕様

先日の「逢瀬の目標と売上規模」ではやや悲観的とも取られかねない記事をアップしてしまいましたが、明るいお知らせがあります。

現時点でのIntegrated 250のDAC部クオリティですが、当初のハイエンドDACで到達するはずだった目標をこの製品で既に達成しました。次期製品の音質は素晴らしい仕上がりになりそうです。

以前に進捗をご報告した時点から何度か設計をやり直しているのですが、一部まだ改善の余地があったところに気づきましたので対策を反映した所、音質面でさらなる飛躍があり一気に目標達成となりました。

比較すると某DACは下記のリストに書いた部分で後退があります。なのでIntegrated 250の段階でDAC部は相当ハイレベルな仕上がりになっていると思っていただいて良いです。もちろん中身のコストアップはしていませんので最終価格はミドル価格のままです。

現時点でのIntegrated 250のDACの音の傾向は次のとおりです。

  • 左右に広がる音がとても際立つようになりました。もちろん中央が薄くなるわけではなく中央の存在感はそのままに左右の音が際立って明瞭に聞こえます。
  • 中音域の透明感がかつて聞いたことのない領域に到達しています。この中域がクリアになったことで高音域と低音域が以前よりも力強い存在感を感じるようになりました。
  • 演奏のディテールが非常によく分かります。弦の個別パートの動き、ボーカルのハモリの音程、リバーブとディレイの減衰パラメータなど、音源を構成する詳細な要素が注意を傾けなくとも自然に耳に入ってきます。

これを聞くとまるで耳が良くなったように感じます。正直Integrated 250の価格帯に求められるクオリティではないと思います。是非価格にとらわれず本機を評価していただければと思います。今までの逢瀬の方向性に前向きな印象を持つ方であれば正常かつ大幅な進化であると感じられるはずです。正直なところ前作のAK4495S-DAC最終版からもかなりの飛躍があります。

Integrated 250の仕様おさらい

この製品は設計的にはプリメインというジャンルになるのかもしれませんが、内容的にはプリアンプは入っておらず、ヘッドフォンアンプ付DACと単体パワーアンプを一台のケースに入れたような設計です。

デフォルト設定ではDACにデジタルボリュームがありますのでデジタルソースメインならこれ一台でシステムを完結できます。スピーカでもヘッドフォンでもこれ一台で対応できます。もちろん単体DACとして外部プリアンプまたはパワーアンプと直接接続しても使えますし、単体のNcoreステレオパワーアンプとしても使えます。

注意すべきなのは、本機はプリメインアンプではないため既存プリメインアンプとは決定的に違う部分があることです。たとえばアナログボリュームを搭載していないため、ボリュームが前提となるアナログソースを直接繋ぐことが出来なくなりました。フォノも搭載は無しです。そのためアナログソースと組み合わせて使う場合には間にボリューム調整のためにプリアンプ的な機器が必要になります。

ですから本機をプリメインアンプと呼ぶことは厳密には間違っています。プリメインと呼ぶことは上記のような仕様面の勘違いが発生する可能性がありますので、ぜひともご注意お願い致します。

またヘッドフォンアンプの機能についても言及しないといけないですが、本機をヘッドフォンアンプ単体としては使うことは出来ません。これもアナログボリュームが非搭載なことが理由です。内蔵ヘッドフォンアンプはDACの出力に直接つながっていますのでパワーアンプダイレクト時には無効になります。

以上のように本機はデジタル機器を切り替えて使う場合にはその能力を最大限発揮しますが、プリメインアンプではありませんのでアナログ機器を繋ぐ場合には外部にアナログプリが必要となります。この点ご注意お願い致します。

やや従来の常識から外れた製品ですので、製品のリリースが近づいてきましたらまた詳細な資料を用意いたします。

前作のIntegrated 180で反省すべき点として中途半端なアナログ入力機能を入れてしまったことで製品を正しく評価していただけなかったということがありました。アナログ入力の実用上の便利さには評価をいただいていたのですが今作では音質優先のため非搭載としました。

ハイエンドDACの展望について

予定通りこれに飽き足らず今後Integrated 250を圧倒するようなハイエンドDACの開発は引き続き行います。秋のヘッドフォン祭に間に合うかわかりませんが初期試作品はなんとか間に合わせたいです。とはいえIntegrated 250を超えるためには今後あらゆる手段を使っていかなければならないと思っています。Integrated 250がとても良くなった代わりにハイエンドDACは最終価格が見えなくなりました。一体どれくらいのことをしたらこれを圧倒的に超えられるのか未知数です。

もちろんコスト度外視なら設計上の勝算はあるのですが、生産コストは安く出来ないと予想していますので、大きな価格差ほどの魅力と実力差を打ち出せるかどうかが最大の懸念事項です。飛躍できるような圧倒的な音質の差別化をするところまで求めると、おそらく価格は大幅に上がってしまいます。

ちなみに今までの教訓として、常にこれがベストと思った製品を用意しても正式発売する頃には他社でそれを上回る製品が出てきて、逢瀬は後からそれに追いついていくということを繰り返していますので、今回もIntegrated 250はそのような展開になることを予想しています。なのでハイエンドDACはIntegrated 250を絶対的に上回れるような圧倒的余裕を作りたいと思っています。ですのでハイエンドは必然的にコスト度外視の製品となる可能性が高いです。

大変申し訳ありませんが、来年以降に発表する見込のハイエンドDACについては以前お話していた価格帯には収まらなくなってしまう可能性は考慮に入れておいて欲しいと思います。

またこのハイエンドDACはかねてからの発言通り最新ではないDACチップを採用します。Integrated 250は最新チップで最高音質を達成していますが、ハイエンドDACは最新最高のDACチップを否定します。それでIntegrated 250を是非余裕で打ち破りたいと思っています。現状ビジネスより音質を重視していると発言したからには音質だけは最高を求めていかなければなりません。ハイエンドDACはその象徴的な製品としたいと思います。

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