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Integrated 250の入出力仕様

こちらにつきましてもメールでお問い合わせ頂いておりますので情報を追加いたします。背面パネルのシルクデザインデータを公開します。これで入出力仕様の大まかなところの判断材料になるかと思います。パワーアンプダイレクトのみ反転色として他とは仕様が違うことを示しています。

シルクレイアウトとしては端子をしっかり囲むラインを描く一般的な例とはちょっと異なるデザインですが、端子の配置が不規則で完全に囲むことが出来ないためちょっと変わった配線になっています。シルクデータだけを見ると理論的な配置なので、不規則な端子と合わせてもなんとか整合性が取れて見えなくもありません…。

アナログ入力

  • パワーアンプダイレクト1系統

アナログ出力

  • パワーアンプ出力 ステレオ1系統
  • DAC出力 ステレオXLR1系統
  • DAC出力 ステレオRCA1系統

デジタル入力(最大レートはチップ仕様ですが未テストです)

  • USBデジタル 標準:XMOS オプション:Amanero Combo384
  • HDMI-I2Sデジタル MAX:768kHz/nativeDSD512/DoP256
  • 同軸コアキシャルRCA MAX:768kHz/DoP256
  • 同軸コアキシャルBNC MAX:768kHz/DoP256
  • オプティカル2系統 MAX:192kHz

USBはXMOSの最大レートは調査中です。仕様では384kHz、DSD256までの対応ですがDSD256は未テストのため現在のところ確実な動作ではありません。残念ながらXMOSのドライバはthesycon製ではありません。オプションとしてCombo384を選択いただいた場合にはDSD512までの再生をサポートします。

まだ未完成ですが開発中の写真を公開します。液晶画面がグラフィック表示になりました。これによって遠くからでもボリュームが見やすく、設定画面の文字数の増加、レートや入力とモード表示も同時にできるようになりました。

ただし表示内容は仮のものなので製品版では変更になる可能性があります。

 

Integrated 250の音質と仕様

先日の「逢瀬の目標と売上規模」ではやや悲観的とも取られかねない記事をアップしてしまいましたが、明るいお知らせがあります。

現時点でのIntegrated 250のDAC部クオリティですが、当初のハイエンドDACで到達するはずだった目標をこの製品で既に達成しました。次期製品の音質は素晴らしい仕上がりになりそうです。

以前に進捗をご報告した時点から何度か設計をやり直しているのですが、一部まだ改善の余地があったところに気づきましたので対策を反映した所、音質面でさらなる飛躍があり一気に目標達成となりました。

比較すると某DACは下記のリストに書いた部分で後退があります。なのでIntegrated 250の段階でDAC部は相当ハイレベルな仕上がりになっていると思っていただいて良いです。もちろん中身のコストアップはしていませんので最終価格はミドル価格のままです。

現時点でのIntegrated 250のDACの音の傾向は次のとおりです。

  • 左右に広がる音がとても際立つようになりました。もちろん中央が薄くなるわけではなく中央の存在感はそのままに左右の音が際立って明瞭に聞こえます。
  • 中音域の透明感がかつて聞いたことのない領域に到達しています。この中域がクリアになったことで高音域と低音域が以前よりも力強い存在感を感じるようになりました。
  • 演奏のディテールが非常によく分かります。弦の個別パートの動き、ボーカルのハモリの音程、リバーブとディレイの減衰パラメータなど、音源を構成する詳細な要素が注意を傾けなくとも自然に耳に入ってきます。

これを聞くとまるで耳が良くなったように感じます。正直Integrated 250の価格帯に求められるクオリティではないと思います。是非価格にとらわれず本機を評価していただければと思います。今までの逢瀬の方向性に前向きな印象を持つ方であれば正常かつ大幅な進化であると感じられるはずです。正直なところ前作のAK4495S-DAC最終版からもかなりの飛躍があります。

Integrated 250の仕様おさらい

この製品は設計的にはプリメインというジャンルになるのかもしれませんが、内容的にはプリアンプは入っておらず、ヘッドフォンアンプ付DACと単体パワーアンプを一台のケースに入れたような設計です。

デフォルト設定ではDACにデジタルボリュームがありますのでデジタルソースメインならこれ一台でシステムを完結できます。スピーカでもヘッドフォンでもこれ一台で対応できます。もちろん単体DACとして外部プリアンプまたはパワーアンプと直接接続しても使えますし、単体のNcoreステレオパワーアンプとしても使えます。

注意すべきなのは、本機はプリメインアンプではないため既存プリメインアンプとは決定的に違う部分があることです。たとえばアナログボリュームを搭載していないため、ボリュームが前提となるアナログソースを直接繋ぐことが出来なくなりました。フォノも搭載は無しです。そのためアナログソースと組み合わせて使う場合には間にボリューム調整のためにプリアンプ的な機器が必要になります。

ですから本機をプリメインアンプと呼ぶことは厳密には間違っています。プリメインと呼ぶことは上記のような仕様面の勘違いが発生する可能性がありますので、ぜひともご注意お願い致します。

またヘッドフォンアンプの機能についても言及しないといけないですが、本機をヘッドフォンアンプ単体としては使うことは出来ません。これもアナログボリュームが非搭載なことが理由です。内蔵ヘッドフォンアンプはDACの出力に直接つながっていますのでパワーアンプダイレクト時には無効になります。

以上のように本機はデジタル機器を切り替えて使う場合にはその能力を最大限発揮しますが、プリメインアンプではありませんのでアナログ機器を繋ぐ場合には外部にアナログプリが必要となります。この点ご注意お願い致します。

やや従来の常識から外れた製品ですので、製品のリリースが近づいてきましたらまた詳細な資料を用意いたします。

前作のIntegrated 180で反省すべき点として中途半端なアナログ入力機能を入れてしまったことで製品を正しく評価していただけなかったということがありました。アナログ入力の実用上の便利さには評価をいただいていたのですが今作では音質優先のため非搭載としました。

ハイエンドDACの展望について

予定通りこれに飽き足らず今後Integrated 250を圧倒するようなハイエンドDACの開発は引き続き行います。秋のヘッドフォン祭に間に合うかわかりませんが初期試作品はなんとか間に合わせたいです。とはいえIntegrated 250を超えるためには今後あらゆる手段を使っていかなければならないと思っています。Integrated 250がとても良くなった代わりにハイエンドDACは最終価格が見えなくなりました。一体どれくらいのことをしたらこれを圧倒的に超えられるのか未知数です。

もちろんコスト度外視なら設計上の勝算はあるのですが、生産コストは安く出来ないと予想していますので、大きな価格差ほどの魅力と実力差を打ち出せるかどうかが最大の懸念事項です。飛躍できるような圧倒的な音質の差別化をするところまで求めると、おそらく価格は大幅に上がってしまいます。

ちなみに今までの教訓として、常にこれがベストと思った製品を用意しても正式発売する頃には他社でそれを上回る製品が出てきて、逢瀬は後からそれに追いついていくということを繰り返していますので、今回もIntegrated 250はそのような展開になることを予想しています。なのでハイエンドDACはIntegrated 250を絶対的に上回れるような圧倒的余裕を作りたいと思っています。ですのでハイエンドは必然的にコスト度外視の製品となる可能性が高いです。

大変申し訳ありませんが、来年以降に発表する見込のハイエンドDACについては以前お話していた価格帯には収まらなくなってしまう可能性は考慮に入れておいて欲しいと思います。

またこのハイエンドDACはかねてからの発言通り最新ではないDACチップを採用します。Integrated 250は最新チップで最高音質を達成していますが、ハイエンドDACは最新最高のDACチップを否定します。それでIntegrated 250を是非余裕で打ち破りたいと思っています。現状ビジネスより音質を重視していると発言したからには音質だけは最高を求めていかなければなりません。ハイエンドDACはその象徴的な製品としたいと思います。

進捗&お知らせ

まず最初のご報告ですが、今年の秋のヘッドフォン祭りに初出展予定です。

ハイエンドDACの初期試作品とWATERFALL Integrated 250、WATERFALL Power 500の展示を行いたいと考えております。スピーカはないのでパワーアンプは展示のみとなるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

逢瀬がオーディオ系のイベントに出展するのはこれが初になります。どうしても中途半端な状態では展示をしたくなかったのでここまで遅くなってしまいましたが、ようやく出展しても良いレベルになりつつあると感じたので出展を決定しました。

据え置きのイベントにはまだまだ資金不足で出展不可能ですが、今回の出展がそこへつなぐことができる一歩となれば良いなと思っております。

また只今イベント向けの逢瀬の制服を外注制作中で、こちらにて制作経過を見ることが出来ます。逢瀬ロゴをイメージした衣装です。イベント当日はスタッフがこちらの衣装でお出迎えする予定となっております。

合わせてご期待下さい。

WATERFALL Integrated 250

こちらはDAC部にAK4497を使います。この試作品のテスト中です。

とりあえずDAC部のみのテストを行っていますが、新しく作成した専用基板では非常に力強く濃い音が出てきています。これは以前Blogでご報告させていただいたAK4497の音質的課題を全く感じさせない、ぜんぜん違うサウンドです!

なぜそこまで音が違うのか。その理由は基板設計の違いにあると考えています。

以前のテストではDACを差し替えできるソケット式プラットフォームでの音質比較でした。たしかにこの方法は同条件でDAC素子の音質差を比較する目的では効率的ではありますが、AK4497以降は出力電流も消費電流も大幅に増大しました。

この影響でAK4497の設計では周辺回路含めた電気的な余裕が無いと、AK4495と比べて神経質、腰高、細身な音になってしまうようです。要するに下流側の消費が増大した場合に上流側の設計が不十分だと上記のような神経質な音になるということのようです。

アドオンの基板で差し替え出来る設計のソケットを経由するパターン設計ではAK4497やES9038のような消費電流の大きなDACは性能をスポイルされてしまうということです。

正直このレベルのDACになるとDAC素子の違いよりもパターン設計の最適化がはるかに重要であり、バランスの良い電流の流れを考慮したレイアウトが必須です。交通量の多い道路のようなもので2車線から1車線になる箇所が出来るとそこで渋滞が発生してしまうようです。同じようにハイエンドDACではほんの僅かな設計ミスでも神経質な音質につながってしまいます。これからはますますDAC素子の違いより周辺設計が重要になる時代だと思いました。

しかしあまり期待していなかったAK4497でここまでの音質が出たことは非常に喜ばしいことです。以前数量限定で販売していたAK4495-Dualはアップグレード後かなり良い音になりましたが、このIntegrated 250の内蔵DACはAK4495-Dualの最終版を圧倒できるレベルに到達していると感じます。もちろん某ハイエンドDACより総合的に見て良いと思います。

ただ残念ながらDAC部の性能が上がりすぎた為、NC252MPのオンボードバッファの性能がDACと比べてかなり低いため音質的に釣り合いが取れないという問題が起きています。

これはどういうことかといえばNC252MPを使った一体型のIntegrated仕様のままではパワーアンプの基礎クオリティ不足が原因でDACの真の音質を発揮することが出来ないということです。外部で専用のパワーアンプを用意しなければDACの本当の実力が見えないのです。

このあたりは当方だけでは解決が困難なので最初はDAC優位の構成でリリースすることになりそうです。もしNC252MPに手をいれることが出来れば問題は解決できそうなのですが、量産では厳しそうな見込です。

もう一つ悪いニュースなのですが、パワーアンプ部はNC252MPというNcoreと電源が一体となったモジュールを使っています。ただこのモジュールに一部不具合があって当方の基板と接続すると稀に電源部が壊れてしまう問題が起きており、Hypex社へ情報提供をして原因調査中です。

WATERFALL Power 500

以前お伝えしていた音質的課題はクリアできました。WATERFALL Power 500は従来型のノーマルNC400と比べて明らかに優位性のある仕上がりとなりました。特に重要と思われる優位性を紹介します。

こちらは無対策のNC400での問題動作事例です。この画像ではNcoreの発振周波数が幅広くなってしまい、音声帯域内のノイズレベルも上昇してしまっています。音声出力にはっきりとノイズが乗っているのが見えます。実際にスピーカに耳を近づけるとサーというノイズが聞こえます。

しかし入力を外すとノイズは消えますから、これはNcoreの残留ノイズではありません!

こちらが当方の対策後のNC500です。無対策状態では上のNC400の図と全く同じ動作ですが、対策を追加するとこのようにキレイになります。こちらの図では発振周波数が安定しておりノイズレベルの上昇もありません。出力されているのはキャリア周波数のみであり、非常にきれいな状態です。こうなるとスピーカに耳を近づけてもノイズは聞こえません。

これは接続機器によって問題の程度は変わりますが、Ncoreに潜在的な問題があることが重要な点です。外来ノイズは音声周波数帯域へ変換されてしまうのです。基本的に本家HypexのキットはNC400直結なので無対策ですし、他にも同様の対策をしているメーカーは海外の内部写真を見る限りはまだ無いと思います。普通にフィルタを入れる方法ですと音声帯域も遮断されてしまいますが、当方の対策では音声周波数帯域は20kHzまで維持されます。

そもそもUCD&Ncoreの発明者であるBruno氏の提示しているリファレンス回路でさえそのような対策は含まれておりません。なのでNcoreのリファレンス通りの設計では上記の悪影響を排除できません。ということで当方のWATERFALL Power 500は初めてNcoreの不完全性を排除し、より完全なアンプへと近づけた最初のアンプになりそうです。

この対策によって音質的にはよりナチュラルで滑らかな高音が得られ、中域の透明感が大きく上昇します。低域の質感はNC400とさほど変化がありませんが、電源回路も当方のオリジナルになりましたので全体的な質感も含めて逢瀬の理想とする音質に近づけられた印象になったと思います。

以上の理由によりWATERFALL Power 500は明らかに他社のNcoreとは違う音になっていると予想します。これで基本設計はほぼ確定となります。あとは連続動作時に問題がないかチェックをしつつ、今後の量産に向けて作業を進めます。

新ラインナップの正式発売第一号はパワーアンプとなりそうです。貸出も近日中にスタートしたいと思います。

また以前にもお伝えしましたが、NC400のキット等ではなくWATERFALL Power 400をお選び頂いた方限定で、アップグレードのご案内を将来的に予定しております。アップグレード内容は上記の対策をWATERFALL Power 400へ追加するものです。

現行&完了製品の今後につきまして

試作AK4495DualDAC

おかげさまで試聴機、量産機ともに完売となりました。

生産終了後にお問い合わせを頂いた方へ、量産機のかわりとして試聴機の割安処分品のご案内を差し上げておりましたが、つい先日に全数完売となりましたのでご報告いたします。

これで試作AK4495DualDACは完全に終了となります。今後はお問い合わせ頂いても販売不可能となります。残りは修理用のための交換部材のみとなります。

多大な評価をありがとうございました。

WATERFALL Power 400

こちらはまだ試聴対応継続しております。在庫は新品1セット、試聴機1セットとなります。このうち試聴機はそのままの状態でよろしければ税込み50万円でお渡しも可能です。新品と比較すると実質-15万円程度の差額になります。またこれらは新品も含めまして、今後お申込みいただいた場合には後述するアップグレードの無償対象とします。

最近Ncoreを採用するパワーアンプが国内でも各社よりリリースされるようになりました。特にNC400とSMPS600というHypex社推奨の接続方式はケースさえ用意すれば誰でも組み上げが容易な設計になっておりますので、この組み合わせであればノウハウや技術のないメーカーであっても製品を作ることが可能です。

現行のWATERFALL Power 400は価格がそれらと比較すると高いですが、そのかわり公式の構成である600W電源ではなく1200Wの電源との組み合わせを採用しておりますし、キットなどで使用される安値のケースと比べて剛性の高い専用ケース設計です。ですので現行であってもNC400とSMPS600を組み合わせただけの製品とは音質が異なります。

ですが昨今の時代の流れを見ると、価格差を納得いただくための条件としては上記の違いだけでは十分ではないと考えております。

はっきりとした予定は未定ですがWATERFALL Power 400をご購入いただいた方へ音質アップグレードのご案内を将来的に行いたいと考えております。アップグレード内容はNC500を採用する新型WATERFALL Power 500の音質へ近づけるための重要な回路を追加するものです。

もちろんすべてを入れ替えるわけではないので完全に新型と同じ音質になるわけではないのですが、おそらくこの対策を行えばWATERFALL Power 400をお持ちのお客様が500へ買い替えする必要はないと考えます。

WATERFALL Power 400は一般的な水準で言えば十分な高額製品ですので、既にご購入いただいた方も新型のリリースに対して不安なくこれからもお使いいただきたいと考えております。そのためのアップグレードプランとなります。もちろん現時点で買い替えが不要だと断言できるものではないですが、その場合であってもどのように音が違うのかについては明記いたします。

アップグレード前と後の音質差、新型との音の違いについては価格と同時にご案内いたします。お客様の好みによっては必ずしもアップグレードが最適ではない可能性もありますので、むやみにアップグレードを推奨する形にはならないようにしたいと考えています。

アップグレードの価格や時期についてはいまのところ未定ですが、目安として新型の発売後に順次スタートしたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。

新年のご挨拶と今年の展望について

あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

昨年は逢瀬にとって小さいながらも重要なステップとなる年でした。今年はより大きなチャレンジをしたいと思っております。今年の目標としては、新製品3ラインナップの発表とリリースです。予定につきまして、ご紹介できる範囲で書きます。

WATERFALL Integrated 250

Ncore Class D Amplifier + Hi-End DACを統合した、最新技術で復活するIntegratedモデルです。まずパワーアンプ部はUcDからNcoreにアップグレードとなります。さらに内蔵するDACはAK4495S特注DACで培った最終技術を惜しみなくすべて注ぎ込みます。DACチップはコストと要求品質のバランスを検討して最終選定となる予定です。

以前のモデルでは今一歩及ばずだった、一体型でありながら真のハイエンドクオリティであると自信を持ってみなさまに提案できる製品を現実的な価格にて提供したいと思っております。現代ではハイエンドの価格は上昇するばかりですが、これ一台で最新世代のフラッグシップ音質として通用すると感じられるような製品へ、是非生まれ変わらせたい想いです。

仕様は未定の部分もありますが、アナログ入力はパワーアンプダイレクトのみとなる予定ですので、以前に結構要望のあった低価格なNcoreステレオパワーアンプとしても使えるようになります。

価格は従来のIntegrated 180と同等の予定ですのでハイエンドパワーよりも安く出します。こちらは現在初期試作基板のテスト中です。

WATERFALL Power 500

NcoreによるクラスDパワーアンプという仕様は従来と同様です。その他の仕様もほとんど以前のものと同じになる予定ですが、少しだけ出力が大きくなります。最も大きな違いは出力ではなく、従来モデルではHypex社のインプットバッファを使用していたものを、独自設計のバッファ段へ変更となります。

以前のモデルでは無個性すぎるという意見もありましたので、新しいモデルでは独自のバッファ段の設計によって、より逢瀬らしい個性を感じられる音質とすることが目標です。もちろんクオリティは以前と同等以上の高みを目指します。

名称未定ハイエンドDAC

現状で確定していることが少ないのでこちらについては発表が遅れてしまう可能性があります。現状で確定している到達目標はChord DAVEを音質傾向や色付けに頼ることなくクオリティ面で圧倒することです。それは細部の描写力、奥行きの深さ、レンジの広さ、解像度の高さなどの基礎力の部分です。

現時点の当方の最新版DACでは解像度+レンジで僅差ではありますが上回っています。しかしハイエンドモデルでは僅差ではなく完全な圧倒が目標です。そのために必要なものはすべて投入する予定です。既に現状から大幅な飛躍を実現できるためのアイデアは複数ありますので、まずはそれらをテストするところからとなります。

 

現時点でお伝えできる情報は以上です。また進展などありましたらご報告したいと思います。

数量完全限定、特注仕様DACの追加情報

こちらの価格は28万円 税別です。

2016/02/22追記 今週中にDACの貸し出しをスタートいたします。申し込みは下の青いボタンからお願い致します。現在8名お待ちいただいておりますので、現在からですと2ヶ月ほど貸し出しに掛かる見込です。

前回アナウンスした内容の追加情報になります。内容についてまずは概要から書きます。ただし現段階の予定なので若干の変更が出る可能性はあります が、こちらのスペックのうち大半はすでに実現可能です。

  • DSD/PCMボリューム変更対応、ヘッドフォン対応、リモコン対応
  • ES9018を超える音質のAK4495Sをデュアルモノで使用
  • 電源系統も完全なデュアルモノ設計
  • 完璧なモノ設計によりクロストークは測定限界の-140dB以下(ヘッドフォンは含まない)
  • 超高性能電源により、アナログ電源の理論上のノイズ抑圧比は約-300dB
  • 384kHzPCM、11.2MhzまでのDSDフォーマットに対応
  • DSDの過渡応答を正しく再現可能
  • SPDIFからのDoPに対応。DoPはDSD64までの対応(DSD128での動作確認は出来ておりません)
  • DSD、PCMの切り替えノイズなし。プリを省略しパワーアンプに直結が可能
  • デジタルフィルタの切り替えに対応
  • ロージッターかつppbクオリティの高性能TCXOオシレータを搭載しDAC素子へ直接入力
  • 一部のDACで潜在的な問題を解決(詳細は発表時に公開)、(当方の調査によるとこの問題が起きないDACは当初の予想より多いようなので表記を変更しました。)
  • 多系統デジタル入力に対応。OPTICAL:2、COAXIAL:2、AES/EBU:1、USB:1
  • 出力系統は、RCAアンバランス:1、XLRバランス:1、ヘッドフォン:1
  • DACとしては大容量のトランスを搭載し安定感のある低音を実現

なおこのDACは特注仕様の試験的リリースのため、以下のような制約があります。

  • 正式モデルではありません
  • ケースは背面パネル以外Integratedと共通のものになります
  • パネルはIntegratedと共通で、専用のネームは入りません
  • 背面パネルにモデル名等の表記はありません
  • 価格はIntegratedと同等です。

最終的に正式なハイエンドDACをリリース時にはこのあたりはすべて見直し、ネーム入り+新規型番の新製品として、ケースも新規設計で作り直しと なります。採用するDACも来年AK4497の発表がアナウンスされておりますので音質に問題がなければ正式版ではAK4495SからAK4497へとアッ プグレードする予定です。AK4497はすでに試作品が動作している模様ですのでそう遠くない時期に発売されると思っています。ということで正式 なハイエンドDACの登場は少なくともAK4497の発売以降となる見込です。

なお採用DAC素子であるAK4495SはAK4490、AK4495を超える音質であることを確認済みです。確認は同一レイアウト基板、同一パーツ、同一電源での比較による対等な条件での比較による評価です。以前作成したDAC基板差し替え可能な試作品にて比較試聴しています。ES9018を超えるというのも同DACの差し替えによる比較結果です。この結果ES9018はAK4495S、AK4495以下であることがわかりました。

もちろん従来から訴えているDAC素子による音質差はアナログ設計、基板設計などと比べると遥かに小さい影響しかありません。AK4495Sを使用しているから高音質というわけでは決してなく、それ以外の要素を出来る限りベストとした上で初めて有意となる差でしかありません。しかしその他の条件をきっちりと満たした上での比較では違いは相対的に大きく感じるようになります。それはハイエンドDACのクオリティを目指すのであれば、出来る限り隙がないように対策していくことが重要であり、現在の当方の最新DACは素子の選択も重要である、そのような領域に到達しているということの表れでもあります。

最新DACの音質について

Integrated時代のDACと比較して最新のDACでの最大の変化は古い録音の聴感音質がかなり向上している点です。デジタル初期の音源は 録音時に消えてしまった音があるため向上の余地が少ないですが、アナログの全盛期の録音は見違えるような再生となりました。

この時代の生録音はレベルが低かったりノイズが多かったりと悪いシステムではそのまま悪く再生されますが、実は楽器のディテールなどはローレベル の領域に録音されており、DACの音質向上によってローレベルの再現性が向上し細部までよく再現されるようになるようです。

これによって最新の録音と古い録音の聴感上の音質差が大幅に縮まります。当方が感じているのはある一線からDACの音質が向上していくと古い録音 の音質は伸びしろが大きく、逆に新しい音源やハイレゾ音源は向上しても古い録音ほど大きくは向上しないという点です。

このあたりはあくまで個人的な印象なので上記は参考程度の話として聞いていただきたいところですが、少なくともこちらでは本当に良いDACはハイレゾなどに頼らずとも古い録音やCDでも十分良い音をだすことができると感じています。お客様にとって本当にメリットが有るのはお気に入りの音源をハイレゾに買い替え、ハイレゾ対応機器に買い換えることではなく、既存のコレクションがより良いサウンドを奏でることだと思っています。この最新DACはそのような目的に適合するはずだと信じています。

現在貸し出し機を準備中ですので、是非ご自身の耳で最新DACの音質をチェックしてみてください。貸し出しの予約フォームを設置いたしました。規約を良くお読みの上下記より申込ください。「AK4495S試作DAC」が該当品となります。貸し出しのスタートは2月中にはスタート出来る予定です。

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