Integrated 250のMacとの相性問題

お客様より貴重な情報提供が有りましたので、現状の情報をまとめておきます。不具合は主にXMOSと標準ドライバの相性問題に原因があるのかと思われます。

  • USBAudio Class2.0 24bit/96khzまでは音飛び等の症状は発生しない
  • USBAudio Class2.0 24bit/176.4khz以上で音飛びの様な症状が起きる
  • USB2.0:480Mhzで転送中においてiOSも同じ
  • 認識そのものは問題がない

頂いたデータでは転送量が増えたときに発生する問題のようです。まだ詳細条件が出揃っていないのでこれが100%かは確定ではありませんが、現状はこのような情報です。

ということでIntegrated 250をお使いになる方でUSBとの直接接続を希望されていてなおかつMac系をメインのお客様は、XMOSでは上記のような動作の懸念がございます。

幸いなことにIntegrated 250にはCombo384のオプションもあります。現状ではDDCは自社開発はしておらず、既存の基板を取り付けて対応していますのでXMOSのトラブルは自社で対応は出来ない状況ですが、差し替え自体は可能なので別品種に変えることが有効な解決策と考えます。

DDCはとても進歩の早い世界のため既存のボードを購入し搭載する形へと切り替えています。この方法のメリットは不具合や相性問題に合わせて搭載チップを変更することが可能という点です。そのためMacとXmos等の予期せぬ相性問題を考えると当面現状の差し替え式としてお客様の環境によって選択していただく方法がベターではないかと思っています。

Integrated 250では上記のようにDDCは後から交換できるような設計になっていますので、Combo384、XMOS以外にも基板サイズさえ適合すれば今後対応品を増やすことが出来ます。または外部DDC+I2S接続などで相性問題を回避する方法もあります。音質的な伸びしろ自体は外部DDCのほうがあります。

Combo384、XMOSは追加費用無しで選択出来ますのでご購入時に希望オプションとしてお伝え下さい。貸出機についてはご希望には答えられませんので、その点はご了承よろしくお願いいたします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4 × 1 =