※掲載順は貸出順とは異なります

WATERFALL Integrated 250試聴感想

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1.製品の音質

無職透明でどの帯域も弱いと感じる部分が無く、どこを見ても隙の無い完成度の高いDACだと思いました。

特に音の分離と音像の定位が非常に良く驚きました。

この価格でこれ程の音質を実現しているのは凄いです。

ヘッドホン祭で聴かせて頂いた時も質の高さを感じましたが、その時よりも更に良い印象を受けました。

まさに逢瀬の音作りの理念が凝縮された機種だと言えると思います。

外観も非常に美しく、ケースにコストを掛けているのが十分に伝わる素晴らしい仕上がりでした。

ただ一点、私の現状のシステムに入れると若干音が硬く感じる場面があり、リラックスして音楽に浸れるタイプでは無いなとも思いました。

そういった意味では、御社が今後製作する予定だという音楽性を重視したDACに対する期待が私の中で高まりました。

今後も御社の製品に注目していきたいと思います。

良い経験になりました。

ありがとうございました。

2.比較した製品

Phasemation HD-7A192

3.気になる点や改善して欲しい点

些細な事ですが、ボリュームノブを回す際にカサカサ音が鳴り、中で擦れている感触があったのが少し気になりました。

それとブログの写真ではリアパネルの同軸入力がBNC×1、RCA×1となっておりましたが、貸出機はBNC×2になっていました。

私が所持するオーディオグレードのデジタルケーブルはRCAのみでしたので、そのケーブルで聴けなかったのは残念でした。

補足:製品版では本体コネクタBNC*2、RCA変換コネクタ付属になります。現在の貸出機には添付しています。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと

やはり音楽性を重視したDACの製作が非常に楽しみです。

今回のIntegrated 250の高い質の上に更に美しい音色が乗るとしたら、もうこの価格帯ではこれしかないという出来になるのではないかと期待しております。

補足:同じ方と思われますが、Blogでより詳細なレビュー記載もあります。

https://ameblo.jp/hasegawa145/entry-12332977821.html

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まずは従来の構成として以下となり、DACとしてDAC PreAmp Modeで評価しました。従来はDACにはChordのHugoを使用しています。

音楽専用PC(Lightmpd)→DDC(Hiface evo)+クロック(Evo clock)→光接続→Integrated 250→プリメインアンプ(E-470)→スピーカー(805sd)

1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

音の広がり、S/Nの良さが一聴して分かります。低音、高音、中音とどの音域を強調するわけでも無く、解像度が高く、ごく自然に透明感のある音が降り注ぐイメージです。

2.比較した製品があればお答えください。

現状使用しているChordのHugoとの比較となります。Hugoは音場は狭めですが、高分解能の音がかなり近い距離で投げかけてくるような聞こえ方です。ノリの良いデジタル系のロックやアニソンとは相性が良いです。

そういった比較的音場が狭い曲でもIntegrated 250では上記1の良さを発揮します。総じてIntegrated 250が上回ります。

ヘッドホンアンプとしてはHugoに優位性があるのではとも思い、DT 990 PROで視聴しました。ヘッドホンで聞く場合でも上記のような方向性、聞こえ方の傾向は一致しました。結論としては差はスピーカで聞く場合よりは縮まっていると思いますが、Integrated 250が上回ります。(しかしヘッドホンアンプ単体という捉え方をすると世の中には同じ程度の価格でさらに良い製品はあると思います)

またクロックの性能についても少し聴き比べました。DDCに現状付けているクロック(Evo clock)を外してみました。ほとんど差は感じられず、途中から外して聞き続けました。あまり時間がとれなかったのでもう少し時間が必要かもしれませんが、現状使用しているレベルのクロックでは無くても良い印象です。

またInterated Modに変更してプリメインアンプ(E-470)を外して直接スピーカを駆動させてみました。そこまで時間が取れなかったこともありますが、総じてE-470があったほうが良い印象です。しかし大きく劣るということもなく、必要十分な印象です。感覚的には10万、20万のプリメインアンプでブックシェルフスピーカを駆動するのであれば、プリメインアンプは必要ないレベルにはあると感じました。

なお付属の電源ケーブルを3万円程度のケーブルに変更したところ、一聴して向上を確認しました。

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

Interated Modeでスピーカを直接駆動する際、電源ON,OFF時にかなり大きなブッというポップノイズが聞こえます。表示LEDが自動で消えますが、自動で消えないverも選択できればと思いました(焼付き防止であれば仕方ないと思います)。

補足:有機ELは消灯時間を調整できるように致します。ポップノイズはD級のキャリア周波数によるもので過大なものではありませんがSPの能率、設置環境によっては音量が大きく聞こえることもあります。ミュートリレーが無い設計ですのでキャリア周波数のOn/OffがSPに乗るのは仕様内となります。

USB接続ではLightmpdで再生できませんでした、通常のWin10 64bitでは問題ありませんので、これはLinuxのディストリビューションLightmpdで対応していないことが問題だと思います(まだ調べきれてません、Amanero combo384では問題が無い可能性があります)

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

blogに記載がありましたヘッドホンアダプタに期待しております。またDACについての要望としてはUSB接続での音の向上です。今回のDACもDDCを介して光接続を推奨されておりますが、USBというI/Fの仕様上仕方がない部分はありますが、できればDDCを外してUSBで直接接続してもほとんど遜色がないレベルが理想です。DDCが存在することにより、DDCのコスト、スペース、配線、対応フォーマット、PCの認識等デメリットだらけです。各社ハードウエア的な対策やソフト的な対策(Bulk Pet対応等)で少しずつ向上しているようです。

また要望まではいきませんが、MQAフォーマットに対応する予定はありますか?。現状所有はしていませんが、海外を中心に普及が少しずつ進んでいる印象です。

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1. 製品の音質の印象はいかがでしたか?
SN、分離、定位の良さが一瞬で伝わり、空間再現能力の高さに圧倒されます。帯域バランスもフラットです。
音質に対して驚異的にコンパクトで、筐体のつくりや色も高級感と品がありガレージっぽさを感じない素晴らしい製品だと思います。
ポップノイズがかなり大きめとのことで気になっていましたが、想像よりは小さく個人的には許容範囲でした。(無いに越したことはありませんが)
ヘッドホン出力はおまけとして見ると確かに高音質でしたが、上下ともナローレンジで外部アンプが必須なレベルだと思いました。
2. 比較した製品があればお答えください。
PS AUDIOのGAIN CELL DAC + S300を使って、4通りの組み合わせを試しました。(全てXLR接続)
DDCを持っていないので入力はXMOS USBのみです。
  1. WF Integrated
  2. WF DAC Pre + S300
  3. GCD + WF Power
  4. GCD + S300
私の環境で順位をつけると1>=2>4>>3でした。
DACの性能差が圧倒的という印象で、PAの差としては低域の制動力に違いを感じました。
3の組み合わせは相性が悪いようでしたが、他のプリとの組み合わせでは問題ありませんでした。
3. 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
UI周りは改善の余地があると感じました。
・設定ステートで左右ノブの使い分けや持ち替えが煩雑
・設定ステートの文字が細かく、いま何の画面なのかパッと見てわかりづらい
・ボリュームのスピードが可変なのは良いが回すのが速すぎると逆に変化が小さい(ロータリーエンコーダの問題だと思いますが)
・OLED表示面が体裁からやや奥にあるため、設置位置が低いと一段目の文字が読みづらく覗き込む必要がある。またフォントがやや小さいので3行目を空欄にするくらいなら大きくしたほうが良いのでは
・電源ボタンの押し込み量がやや深すぎる
補足:こちらのご要望のうちハードウェア依存の部分は初回ロットでは対応できませんが、将来への課題としたいと思います。またソフト面については他のお客様からも同様のご要望がありましたら将来的に仕様変更するかもしれません。
4. 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
さらにヘッドホンアンプまでこだわり抜いた究極のIntegratedを熱望します。音楽性は音源自体に備わっているべきとの考えですので、ノンカラレーションのDACパワーに外部プリで味付け可能というコンセプトはアリだと思います。
機材が増えるとリビングの景観を損なうのでシンプルなシステムにしたく、外部ヘッドホンアンプも要らなくなれば完璧です。
欲を言えばアナログ入力もあると嬉しいですが、筐体サイズや音質にデメリットを生じるなら無しでいいです。
同軸はBNCふたつよりも、BNCひとつRCAひとつだとより便利だと思いました。

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補足:下記、お客様からのご要望に対応して明確な機器の型番は修正しました。個人特定ができない範囲でのぼかした表記としています。

1.音質に関して

補足:お客様のシステムは機種名は明記しませんが主にファンダメンタル社製品を中心とした構成です

再生:PCからX-SPDIF2経由

上記システムにて主にDacPreModeで試聴しました。

ワイドレンジで色付けも少なく高解像度で良いと思います。聴感上のS/Nも高いと思います。若干前後、特に奥行きの表現力に欠け平板な音に聴こえました。全体としておとなしめの音に感じましたのでもう少しエッジの効いた感じになると好みです。

パワーアンプについてはハイスピードでトルク感がありロックやポッポス向きに感じました。

2.他Dacとの比較は添付ファイルをご参照ください。

補足:詳細はご要望もありますのでオンライン記載できませんが、皆様が気になっていると思われるSoulnote D-1、AIT ES9038Pro機と近いレベルの評価でした。内容の個別評価は一方的な優劣ではなくそれぞれ優れている部分があるという結果です。これらの機種については実際に試聴して選ばれるのが良いと思います。

3.セレクタスイッチの操作感が軽いのでもう少し重めだと高級感が出ると思います。

梨地のアルミ筐体は素晴らしい出来ですが、個人的にアルミシルバーのDac保有が多いので、追加料金が発生してもいいのでフロントパネルとスイッチを鏡面バフ仕上げのBurmesterっぽくする選択肢があると嬉しいです。

補足:こちらは特注費用+納期をいただければ対応は可能です。

製品版ではパワースイッチのLEDには調光機能が付くらしいですが、かなり暗めの設定もお願いします。

やはり明かりを落とした部屋ではかなり眩しく感じます。

4.実際の回路設計は難しいようですがNDKのDuCULoNをクロックに採用したDac製品を見ないので是非挑戦していただきたいです。

個人的にI2S/HDMIは必須です。

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

試聴環境です。

音源 LINN CD12 光出力

SP 小型2way バスレフ型 79dB/W/m(能率の低いスピーカーですw)

ヘッドホン MDR-CD900ST 外

Sound contr SC1(この音が馴染んだ音に近かったです)

以前試聴したIntegrated 180と比較すると、フラットでニュートラルな感じは継承し

つつ、歪感やSNが改善されて瑞々しさも感じることができたので、180からの

ブラッシュアップに成功していると思います。

高音や中音はSNが高いのですが、瑞々しさもわりと感じます。

声はあまり張り出し過ぎず、整然とした感じです。

低音は低い能率のわりにかなり低く伸びていましたが、量感はほどほどと思いました。

また180試聴時にも感じたのですが、音の分離感がとても優れていました。

ここまではSPによる感想です。

ヘッドホンはAK4495DACの時と同じように別のプリアンプを通して、DAC PreAmp

またはPowerAmplifierで聞いたあと、搭載ヘッドホンアンプで聞きました。

この時ライン出力が低く、別プリアンプのボリュームを通常の3倍ほどに上げて

試聴しました。あとで不具合と知りましたが、試聴時は未対策の状態でした。

補足:試聴機の動作不具合にて正しいご視聴条件をご提供できずすみませんでした。

基本的な音色はSPと変わらないのですが、押し出し感が不足気味、音場や奥行き

に物足りなさを感じたような、当然外部プリの影響も強く被るのでSNも悪い状態で

正確な評価とは言いがたいですが、同じ外部プリで試聴したAK4495DACとの比較

では、音の深みや静けさ、勢いでは及ばず、左右の音場や奥行き感、熱気に

物足りなさを感じました。

ここまでは外部プリで、搭載ヘッドホンアンプは180の時より押しが少し小さいかな

と思いました。

2.比較した製品があればお答えください。

御社の、Integrated 180、AK4495DAC

AIT LABOの一体型(9018K2M搭載プリメインアンプ)

LINN CD12 (主にトランスボート・光出力で使用)

Chord Hugo

AITは、一体型はA級アンプらしい質感と量感をうまくバランスさせ、DAC単体と同様に

SNが優れ歪も少ないので聞き疲れしませんが、音の分離感は少なく、瑞々しさや

情緒的な音色は250よりやや少ないと感じました。

LINNは、250と比較してしまうと分離感も乏しいですが、瑞々しさや情緒的な音色

でうまく聞かせるところがありますが、総じてオーディオ的にはやはり苦しいです。

Chordは、高品位な音で細かい音もよく聞こえますが、やや音場が狭く、高音に粒子感

を感じ、分離感もやや粗いなど、250との比較では少し苦しいと感じました。

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

操作感で、ダイヤルを回すと選択項目がブレることがありました。

使い勝手は、多少の違和感はありますが、私的には許容内と思います。

音質については、特性を確保しながら私的な水準に十分達していると思いますが、

極めた音質にはまだ達していないような感じを受けました。

総合的には、DAC性能は必要十分ですし、アンプ部は実用性と使いやすいフラットな

音質なので、バランスも良いと思います。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

4495DACの完成版、HiEndDACをできるだけ早い時期に製品化してほしいです。

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1.

パッと聞いて解像度が高く、それ故にか、拡がる空気感がある。
録音によって高音域にササクレのような感覚をを得る。ほかのDACで目立たないだけで元々の録音が悪いだけかもしれない……
光接続、同軸接続では安定性、音質ともに優れる。一方、USBでの接続では安定せず、音質も上記の魅力を感じなかった。
もっとも、サポートされているOSバージョンで試すことができなかったので、Windows OSでは問題がないのかもしれない。最新のMac OS/iOSではいずれもロックせず、Linux環境では安定してロックするが音質が凡庸であった。
2.
Classé Omega SACD, playback designs MPS5
3.
USB接続時の安定性と音質
4.
- Network -> spdif
- USB -> spdif
などのDDコンバーター。特にネットワーク対応のDDコンバーターで音質が満足できる製品となると、DCS Network Bridgeなどのハイエンド輸入ブランドの価格レンジとなり、20万以下であると嬉しい。
同じく、PCやストレージからDDコンバーターへの経路でも音質優位が実現できるのであれば、ルーターやハブが製品化されると嬉しい。(経路で音質差が埋めるのか、埋めるならどういう理屈でどの程度の影響を埋めるのかも知りたい)

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1.製品の音質の印象

新鮮で明瞭、鮮烈かつ俊敏。

聴き込んだ耳たこソースに新しい発見の連続。焦点がきっちり合って全ての要素が見える。

斬れ味と鮮度が段違いでしかも強調感やクセが無い。デジタル録音初期の通常CDがハイレゾに化ける。

美音系だが、これこそが正しい音というべきか。音楽制作者側の主張がはっきり感じ取れる。

「マスタリングルームでOKテイクを決めた時はこんな感じの音なのではないか」と思わせる煌きがある。

従来方式物量投入路線のアンプでは絶対出せない異次元サウンド。

これと比較するとこれまで自分が出していた音はなんとぼやけて朦朧とした世界であったことか。

奈落の底に突き落とされた。

2.比較した製品

Accuphase C-290V

Accuphase DP-720

Accuphase A-70

CHORD SPM600

3.気になる点や改善して欲しい点

・ボリュームはIntegrated 180の方式(従来回転抵抗+可変カーブ定数の選択可能、リモコン使用後は一旦絞ってリセット)の方が

使用感、操作性共に良かった。

・ディスプレイの文字が小さすぎる。フォントのデザインも高級感に欠ける。これもIntegrated 180の方が良かった

・S/F DIF入力はBNCとRCAの二種類並存仕様にして欲しい

・表示消灯時間に10秒モードを追加して欲しい

・電源ランプ、LOW設定でも明るすぎる(真っ暗状態で使用する時に目立つ) 有機EL表示並に暗くできる設定を追加して欲しい

・左ノブ操作時、設定項目がぶれたり飛んだりするのでやりにくい。操作クリック感も貧弱。ぜひ改善して欲しい

・回路上の帯状の配線にごちゃごちゃ感があり美しくない。帯配線は廃止もしくは裏側に移してすっきりと魅せる内部にデザインして欲しい

補足:表示消灯、電源ランプのオプションはソフトアップデートにて追加いたします。左ノブの操作で一部問題がある点は認識しています。将来的に改善予定です。RCAは標準で変換コネクタが付属になります。RCAの直だしは対応自体は不可能ではありませんが、特注基板の制作が必要なので難しいです。その他の項目については当面改善が難しい内容です。頂いたご意見は今後の開発の参考といたします。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと

・WATERFALL Compactのデザインの外形路線の復活。天板が正方形で四辺が埋め込まれるラウンド形状は美しい

・弩級スピーカーMt.Fujiの完成 バッフル形状をさらに進化させてぜひ完成させてください。各ユニットをデジタル処理で時間軸・音場制御等ができるシステムもぜひ(おそらく買えませんが・・)

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アンケートについて回答致します。
  1. 製品の音質の印象はいかがでしたか?
音質は高精細で緻密な印象を持ちました。
音量を上げれば今まで聞こえなかった音が更に聞こえてきそうです。
しかし、さっぱりし過ぎと言いますか迫ってくるような熱気・音圧感が物足りなく感じました。
補足:熱気・音圧感がないのは逢瀬の現状の方向性なのでそのとおりです。Integrated 250の設計の優位性は外部機器を追加することで後からそれをコントロールできる点です。もちろん熱気・音圧感が絶対的に必要で、気分や好みで音を調整するニーズがなければ現在のWATERFALLシリーズをあえて選ぶ必要は全くないと思います。
  1. 比較した製品があればお答えください。

特にありません。

  1. 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
MacからUSB接続ではプチプチ・シャーシャー音が酷く使用に耐えませんでした。
これが”ロックしない”という現象だったのでしょうか…。
表面仕上げが思ったより荒く想像と違っておりました。
iPhone、Mac bookのような感じが好みです。
電源スイッチのメッキの質感が浮いており、後から取ってつけたかのように感じました。
リビングの一等地に鎮座することになる為、拙宅では機器のビジュアルが1、2を争う重要事項かもしれません。
サイズは理想的です。

補足:Macの動作問題についてはBlogに追加情報を記載しました。高レート再生時のXmos相性問題ということになりそうです。無料オプションのDDC変更することで改善可能と思われます。

アルミの仕上げスイッチの質感については価格の大幅アップを受け入れられる前提なら可能です。現状の売上規模、価格ではこれ以上の改善は不可能です。

  1. 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

Integratedシリーズ路線のDAC+ボリューム+パワーアンプ

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1 製品の音質の印象ですが、DACは、高域が伸びていて、
静か、精緻な音、締まった音でした。
また、インテグレートでは、くせのようなものは感じられず、
高域が伸びている。潤い感はない。シンプルな構成になり、
コストパフォーマンスは良いと思いました。

2 比較した製品は、DACでは、コードHUGO、エイプリルミュージックDP1、
アンプでは、プリがオーディオカレントC2、パワーがオーディオカレントP21、
サンバレーJB-320LMです。

3 気になる点、改善してほしい点はありませんが、サイズ表示等不明でしたが、
想像より小さく軽かった。白い電源ランプが目障りでなく良かった。
色、デザインも良好です。

4 今後の逢瀬の製品展開では、やはりDACです。

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1. 製品の音質の印象はいかがでしたか?
- 奥行き方向に優れる、すっきりした印象
- 個々の楽器の定位が良く、空間が広く感じる。スピーカーより外に音を定位させることが可能。
- 上記が良い反面、空間表現を得意としないシステムとは相性が悪くWF I250は真価を発揮できない。場合によっては「情報量が少ない」という評価を受けてしまうことがあると想像する(聞く人によっては狭い空間に音が詰まっていた方が音が濃いと感じてしまう懸念がある)
- アンプ部はDEVIALET 200より総合的に劣る。エレキベースの低い方の音で差が顕著。価格差からしたら致し方ないか。
- DAC部はDEVIALET 200の内蔵DACより良好。RME fireface UCと比べると一長一短。
- WF I250のUSB接続よりもRME経由でCOAXやOPT接続した方が音が良い印象。
- WF I250のOPT入力はCOAXと比べて遜色ない。
- WF I250は200Vでも動作した。100Vと比べるとアンプ部は圧倒的に200Vの方が良い。
- WF I250のXMOSドライバーはfoobar2000でもProToolsでも問題なくASIOで動作した。

2. 比較した製品があればお答えください。
- DEVIALET 200
- RME fireface UC

3. 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
- DACの入力を切替るとき、USBやHDMIを1度でも経由すると再起動しなければ音が出ない。COAX、OPT間を行き来する分には問題ない。USBの接続状態に関係なく100%再現する。この挙動はバグだと思う。
- リアパネルの四隅が鋭角過ぎて痛い。危険であるため面取りを強く推奨する。自分が購入するならオプション料金を払ってでも面取りをお願いしたい。

4. 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
- 200V 50/60Hz電源を正式サポートした製品
- 3点スパイク支持が選択可能な製品
- DACチップにES9038PROを採用した製品
- 総チタンネジで締め付けトルクが管理された製品

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製品の音質の印象はいかがでしたか?

最初にINVICTA→WF250にバランスケーブルで接続しパワーアンプ単体モードでWATERFALL Compactと聞き比べました。
WF250は電源一体型のnCoreユニットですが、音の繊細さと力強さが全く違います。
もし内蔵アンプを単体アンプとして販売したとしても十分な実力がある事を確認出来ました。

次にINVICTAの光出力→WF250で接続しIntegratedモードで使用しました。
出てきた音は圧倒的に違い、情報量が多いのは勿論、特に奥行方向の再現力に驚きました。
今まで聞いていた音が平面的に聞こえます。上下の帯域で強調感は感じられずフラットにまとめられてますが、
ボーカルでもサ行のきつい感じは無く、音自体に生気が感じられました。音自体の分離感が非常に良く、
それでいてバラバラに聞こえず非常に良くまとまっていると思いました。ノイズ感は一切無く、
音量の大小に関わらず全ての音が聞こえるような感じがし、まさに耳が良くなったような感じでした。

ケースの仕上がりも非常に良かったと思います。

比較した製品があればお答えください。

逢瀬 WATERFALL Compact
Resonessence Labs INVICTA

気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

・モード切替や設定変更の際、1度項目を戻り設定をSAVEしなければ反映されないのが面倒です。
SAVE画面に戻らず反映されるようになればと思います。

・左右のノブの回転はいいのですが、もう少し粘りがある方が高級感を感じさせると思います。
手に触れる箇所なので、ここは高級感のある操作感があればと思います。

今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

・Integrated型のさらなる向上
・カラーバリエーションで黒色を希望

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1.スピーカーではなくヘッドフォンのみの使用ですが、とても良かったです。別途ヘッドフォンアンプがあった方が良いですが、複合機としても十分な音質でした。 少し硬めのカッチリした音質に感じましたが、音場が広く、バランスも良かったです。 音の広がりが横に広い印象で、縦にはそんなに広くないかもしれない。横に長い楕円形か長方形な感じ。 また、分解能や分離が良くて音が聴き取りやすいです。それぞれの音が詰まってないというか適度に間隔が空いている感じ。逆に言うと密度を濃く迫ってくるような迫力には乏しいかもしれないです。 高音の伸びや低音の深さもあり、クリアでバランスが良いです。それと、電源ケーブルの変化に敏感です。好みの音色に出来る魅力があります。

2.FOSTEX HP-A8、SONICA DAC、Nmode X-DP10

3.・ダイヤルが少し軽い気がする。
・音量調整の際、一気にグワッと回してもあまり進まない。気持ちゆっくり目にグググッと早くしていくと一気に進む感じで、ダイヤルの操作感との連動が若干甘い。もう少し応答性が良い(ダイレクトな感じ?)と良い。これは単体DACとして使ったり複合機として使ったりする際に頻繁に音量をMAXにしたり絞ったりしたから感じた事なので、あまりいじらない又は調整範囲が狭い場合には今のままでも問題ないと思う。
・液晶の入力切替の文字が小さい(OPTICALとかRCAとかの表示)
・上でも書いた通り電源ケーブルでの音の変化が大きいのですが、付属ケーブルだと空間は広いのですが低音寄りで高音が伸び切らない印象です。私はACROLINK 7N-P4020Ⅲを使って聴いていましたが、試しにFOSTEX HP-A8に付属していたケーブルも繋げてみたら良いバランスでした(空間は少し狭くなります)。安いやつでももう少しバランスが良いのもあるんじゃないかなぁと思いつつ、まぁ好みの問題かもと思ったりもしました。
・製品というより貸出機の問題ですが、中のネジが一つ取れているらしく、傾けるとカラカラ音がしました。

補足:ネジは輸送時にフロントパネルより外れたものでした。こちらで修正済みです。

4.・ヘッドフォンユーザーを対象として、ヘッドフォンアンプ部分を強化した複合機の開発又は単体ヘッドフォンアンプの開発。
・外部クロックを使えるようにする。

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DSP-PAVO :

音の密度感と言いましょうか、エネルギー感はかなり感じました。
解像度(特に低域)、スピード感、音数、 透明感、が不足していました。
良くも悪くも、A級パワーアンプの特徴がそのまま出ていました。

WF-I250 :

DSP-PAVOと真逆の音を聴かせてくれました。
パワーアンプがA級にも拘わらず、解像度、スピード感、音数、 透明感がかなり高いことが判ります。
半面、低域の密度感が足りないかな?と思いました。

今はWF-I250を自宅で試聴していますが、今まで自宅試聴したDACの中で最高性能だと思います。
自分の好み、ど真ん中です。
無色透明と言われる音質傾向の全てが高レベルにあります。
他の方が言う様に熱気が足りないと言われればそうかも知れませんが、そんな事は些末な問題です。

1.製品の音質の印象はいかがでしたか?
非常に高性能です。究極の無色透明です。
2.比較した製品があればお答えください。
DSP-PAVO
3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
設定画面の文字が小さくて見づらい。
4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
WF-I250にアナログ信号を入力する為の、超絶高性能ADC(入力3系統=TV、MM,MC、光カートリッジ)

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

SN、分離は非常によく、解像度も高いです。それ以上に特筆すべきは全帯域のバランスの良さと思います。音の立ち上がりやキレはより良いアンプがあると思いますが、本機の圧倒的なバランスの良さと全体のレベルの高さの方が私には好ましいです。

I250単体とP500接続では、音色は単体、音場の広さや左右の分離、低域の階調でP500接続が私の好みでした。ただP500はお貸出しいただいたケーブルでの視聴しか試せておらず、追い込めばあらゆる面で単体を上回ると推測しています。

ただ、確かに両者には大きな差がありますが、I250単体の実力は想像以上で、単体のままセッティングで追い込むのも十分過ぎる選択肢と感じています。

2.比較した製品があればお答えください。

n-mode、ソウルノートの最新アンプ、LINNのオールインワン機。

LINNとソウルノートにはあらゆる面で圧勝。n-modeに対しては、中広域のスピードでは劣るものの、全体の音色の統一感や、ピーク感の少なさで大きく勝さると感じました。

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

コアキシャル入力はbncとrcaの二種を標準で準備してほしいです。
またusbはmini-bにもご対応いただけると、所有ケーブルを活かせて嬉しいです。

音質は非常に素晴らしいのですが、もう少し立ち上がりのキレとスピードが上がり、低域の強さが増すと私の好みにより近付きますが、御社の目指すところとはずれているかもしれません。

使い勝手は、リモコンは未使用ですが、本体側としては全く問題がありません。素晴らしく練られたUIだと思います。

4,今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

ボリューム付きステレオパワーアンプがラインナップとして欲しいです。DACだけを変更できると色々切り替えができて嬉しいです

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

DAC部について、ヘッドホン視聴では、とにかく広くて上が綺麗でおとなしめな硬質系の印象でした。
以前RME firefaceからLynx Hiloに変えた際に、音の底が抜けたなと感じたのですが、今度はHiloと比べて壁が取り払われたと感じました。
SNの良さもあってか、比較するとHiloは若干ノイジーで音が悪いなと感じてしまうほどです。
ガチャガチャした曲でも各音をしっかり追いかけられて、その端々までよく見えます。
また私の環境では、うるさめの曲やキツめの曲でも、音が全く刺さらず痛くならないで、綺麗なところで留まっているのには感動しました。
しかし綺麗すぎると思うこともあり、左右の広さが重要ではなかったり縦の迫力が必要な曲の場合はHiloを選ぶこともありそうです。
ただ、迫力や刺激といった所は単体HPAで補えますし、元々そういう想定で作られているように思います。DAC性能がとても良いので、多少音が悪くなるが好みの音になるようなセッティング・機材を使っても成立しそうです。
付属ケーブルと手持ちの適当なケーブルでしか試せませんでしたが、元が性能良く素直な分、電源ケーブルでもかなり好みに合わせた調整が出来るように感じます。
なので、本機単体で完結させると、面白みがない音だと思われる方もいるかもしれません。

パワー部は、力強いのですがそれを感じさせず、とにかく素直で透明でそのまま出てきます。DACも綺麗なキャラクターだが個性薄めと感じたのですが、それ以上に無味無臭です。
それだけに本機単体で完結させるとDACのキャラクターで音色のほとんどが決まってしまうので、聴く曲のジャンルによってはプリは必須だと感じました。
ただ本当に制動が良く素直で、個人的にパワーアンプに求める物を完璧に備えていました。
この1台でDACとパワーの基本性能をかなりハイレベルで賄えるので、あとは好みのプリやケーブルやセッティングで詰めていくという使い方になりそうです。
ただXLRバランス入力でバランス接続を強く推奨されているので、私のようにRCAアンバランス出力しかないようなプリをお使いの方は、多少音が悪くなるだろうというのを我慢して手持ちの気に入っているプリを使うか、バランス接続出来るプリに買い換えるかということに悩むかもしれません。

オーディオ用途なら好みに合わせたプリはあった方が良いと感じましたが、モニター用途ならこれ1台でも十分でしょう。
ヘッドフォンでもスピーカーでも抜群のモニター性能を発揮してくれます。

2.比較した製品があればお答えください。

LYNX Hilo

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

他のデジタルボリューム機に比べれば結構良い方ですし、機能上の制約もあるとは思うのですが、それでもボリュームノブの感触や質感がもっと良くなればなとは思いました。
電源ボタンの感触は気に入りました。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

このDACと同等レベルのADCを期待したいです。

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Q.製品の音質の印象はいかがでしたか?

まずリアル。現在、DENON PM-50を使っているのだが、それよりもかなりリアル。
システムはテレビもつなげているので、テレビ音声も再生できるのだが、BGMのピアノ曲があまりに音がよくて、一瞬、CD再生しながらテレビをつけたかと思ったくらい。
また永谷園のCMで力士がお茶漬けを食べるシーンの後ろで和太鼓が鳴るのだが、それもリアルすぎて、画とのギャップで思わず笑ってしまう。

現在利用しているのが、PM-50とJBLスピーカというポップス・ロック向きだから余計にそう感じるのかもしれないが、だがこのリアルさは何からきているのかと繋ぎ変えを繰り返した結果、自分なりの結論としては、音の響きと分解能の高さからだろうと。
音場はスピーカ後方に展開されるのだが、その自然な響き方と余韻のおかげで、あたかもそこで鳴っているかのような錯覚を覚える。
音はポアンとしておらず芯があり、ピアノの和音でも混濁化せず弦の響きが綺麗に聴こえ、それがPM-50と比べ低音においてより顕著な差となっているようだ。ただ、その分解能の高さゆえか、例えば女声合唱の高音域でややきつい感じ部分もある(聴こえすぎるのだろう)。

まあとにかく、ピアノ、ヴァイオリンなど今まで聴いたアンプの中では最もそれっぽく鳴っており、聴いて、思わず口が開く。次の瞬間ニヤついてしまう響きと美音で、これは正直、購入についてすごい悩む。
自分はEDMからクラシックまでほぼ万遍なく聴くので、クラシック特化にしてしまうのには躊躇する。システム2面ほしい。
ポップス好きな家内のこともある。うーーん、40万円かと・・・

今はマランツからPM-12も出ており、その試聴もしないとなんともだが、これをB&Wで聴いたら、どれほど広大な音場で雄大なオーケストラが聴こえるのだろうと夢想すると、今も心がざわついて落ち着かない。。

Q.比較した製品があればお答えください。

DENON PM-50、Sharp SM-SX10(1つ前のアンプ。それ以前はLuxman等でしたが、デジアンに切り替えました)

Q.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

・電源ボタンのLEDが眩しすぎる。輝度を下げるか、色を変えるかしてほしい。 補足:現在のソフトウェアではかなり暗くすることが可能です
・電源ケーブルを外してから再度つけると、ヴォリューム位置は記憶しているのに、セレクターが初期位置に戻っている。一瞬戸惑うので、これも記憶していてほしい。
・アンプゲインが少ないようなので、予めその旨をマニュアル等に記載しておいたほうが親切(自分は何か設定がミスったのかと思いました) 補足:アンプゲインは25.5dBで現在の業界では標準的なゲインです

Q.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

本機はデジタル入力となっているが、DAC機能を外しアナログ入力専門にして、その分安価にしてほしい。(もろにPM-12とぶつかりますが・・・)

補足:こちらに詳しく記載がありますが企業規模の関係で安値の製品の開発と販売は当面不可能です。そのため価格に対して高いクオリティを追求しお客様の満足度を高めることが、逢瀬のような小さい企業が大企業と戦い生き残る道だと考えています。ご期待に答えられずすみませんがよろしくお願いいたします。

http://ause-audio.com/?p=1140

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?
2.比較した製品があればお答えください。

他製品と比較した上での印象として、2つの質問にまとめて回答します。

試聴環境はPCからのヘッドフォン環境。DDCやクロック、電源関係も導入しております。

どの機器もそこそこのレベルのもので、使いこなしはさておき整った環境ではあるとおもいます。
今回主に直接比較したのはC社の据え置きDAC群です。

まず比較対象のC社のDACの私なりの評価としては、各楽器が分離しつつ各々が浮き立って聞こえる非常に音楽的なDACという印象です。

特にボーカルでそれがわかりやすく、歌が気持ち良く入ってきます。各楽器の周りに不思議なオーラがまとわりついて後光が差しているようなイメージを受けます。
まずwaterfallの音を聞いて受けた第一印象は、非常にクリアで解像度が高いということです。

作り手の立場の影響もあってか、音楽製作系のプロ機器の音に非常に近いと感じました。

音色は非常にフラットで欠点の見えない音、悪く言えば音楽的には非常につまらない音でもあります。

左右の音場の広さも当方の環境ではかなり広い方と感じられ、平均点の高い優秀な機器と感じました。
C社のDACと比較してはっきりと感じたことは、C社のDACが非常に作られた特徴的な音であるということです。

前述した長所であったはずの「ボーカルの浮き立ち感」は、waterfallの音を踏まえると無理矢理に伸ばした音に聞こえてしまいます。

高音域の伸びが素晴らしいのですが、それと引き換えにザラザラとした粒に塗れてしまっていることがわかります。

C社のDACはどこか聴き疲れをしていたのですが、これが原因だったのだと理由がはっきりしました。

waterfallはフラットゆえにボーカルがやや引っ込んで聞こえる為、ボーカル重視の方には好まれないかもしれませんが、

この無理矢理感を認知してしまった以上、C社の音はちょっと聞いていられないというのが正直な今の気持ちです。

パッと聞くと非常に好印象ですが機器としては限界感があり、waterfallを使用した上で他の部分で追い込んでいく方が総合としてより良い結果になりそうだと思いました。

また音のスピードという点でもwaterfallに分があるように感じました。C社のDACのアタックが鈍っているのが比較によってよく感じられました。
その他、2倍価格以上の高級DAC群とも直接比較いたしました。

このあたりの製品との比較では、「シンプルに音楽を聴いていて楽しい感じ」という点でwaterfallは差をつけられていると感じました。

目指す方向性の差ではあると思いますが、リスニング用機器として検討した場合は純粋に値段なりの差を感じざるを得ませんでした。

そういった部分の味付けに対して、これだけの付加価値がついているのだと感じます。

ただ、パキッとしたシンセで迫ってくるような曲やメタル等の曲にはwaterfallのクリアさと温度感、スピード感がより合っていると感じました。

奥行き方向は他のDACの方が優れている反面、左右の広がりは感じやすいので、上記のような左右にがっつり振りがちなソースでは強いと感じました。

他の機器との使いこなしや聞くソースで評価は変わると思います。こういうフラットな方向性を目指す際にwaterfallという選択肢があるのはありがたいと感じます。
また、製作機器としてみた場合には、現在の製品と比較すると選択肢としてかなり優秀と感じます。

優秀なDACに加えて、パワーアンプ付きなので昨今のパッシブモニターも使えるのでかなり立ち回りやすいと思いました。

製作機器系の製品の音ともいくつか比較しましたが、パッと聞きの方向性は似てますが、よく聞くとDACとしての総合的な質は上でした。
あとヘッドフォンアウトは意外と優秀です。

他のヘッドフォンアンプとの組み合わせをトライするよりも付属の方が良好な場合も多かったです。

透明な機器なので変な味付けを加えない方が良いのかもしれません。とにかく、DACとアンプ部の組み合わせはいい印象でした。
以上、他のDACのレビューのようにもなってしまう部分がありましたが、それだけwaterfallらしさというのは語りづらく他製品との比較で見えてくるものと感じました。

DAC選びは本当に難しさを感じますが、waterfallの音はかなり良い基準の一つとなりそうです。

良い機器としての基本性能はwaterfallは全て抑えてあって、ここからどう調味料を加えていくかで他DACの選択肢が広がっている。そんなイメージを持ちました。

このレベルになると値段の差はさほど大きく影響せず、実際に聞いて判断しなければならないと再認識いたしました。

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

使い勝手で不満な点はあまり見当たりませんでした。

ボリューム調節のノブの回転に対する反応が鈍いのでさっと調節しづらい点は気になりました。

コンパクトなボディや全体的な質感は高評価です。
その他の気になる点としては、

設計理念によるものとは思いますが、やはり外部クロックは受けるようにして欲しいと感じました。

音質の問題以上に、ユーザーとして自分で内部と外部の違いを試して納得したいという部分があります。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

逢瀬さんに望むことは、より優れたDACづくりを続けていただくことです。

音質の良さを追求するのも面白いですが、色付けや音色の豊かさの方向性に振った製品も聞いてみたいです。

音楽に対する取り組みの姿勢は大変感銘を受けるものがあり、今後も期待しております。

またメイン機器以外の周辺機器や足回り等のパーツの展開にも期待しています。
あと細かい点として、DACを検討していてよく感じることですが、複数出力のある製品では出力ごとのOn/Offが変更できるようにする機能が欲しいですね。

パワードモニター(XLR)とヘッドフォンアンプ(RCA)を接続した際に、ヘッドフォンで聴くときはスピーカーをさっとミュートできる機能がないと面倒です。

ヘッドフォン出力とライン出力でこういうことをできる製品はありますが、上記のようなものはなかなかないです。

waterfallの場合はパワーアンプ付きでパッシブも使えて計3系統に出力できるので、こういった機能があればチャンネルセレクターとしての機能も活用できるので非常に強いと思います。

パワーアンプのモード切り替えは、やはり電源を落とさずにできるようになると便利です。

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C1を衝動買いしたはいいが、低音が緩く手持ちのアンプをいくつか試すもNG。
制動の効く手持ちはX-PM100しかないため、もう一台買うかどうかを考えた際に、
貴社製品にパワーアンプが付いていたこと、製品デモ借用を考えていたことを思い出しました。
(そういや、光ブースター試す用に光ケーブル買ってたなあ、と)

1.製品の音質の印象はいかがでしたか?
DAC部:
帯域ごとのバランス・中高域の質感について、私の聴覚と経験では正確に評価できませんが、
とても自然な感じを受けます。

※同一条件で比較するため、同軸SPDIF入力(バッファ経由)を使っています。

・高周波ノイズ対策とレギュレータがしっかりしているためか、
 モヤーっとした部分・中高域の詰まった感じが全く無く、全帯域の明瞭度が非常に高いです。
・また、ASRCによるジッタ対策も効いているため、一音一音が精緻に分離します。
 ノイズフロアが低い影響か、弱音部の立ち上がり・立ち下がり、楽器の演奏ノイズまで明瞭に聞こえます。
・中域から高域(2kHz~8kHz位)の質感について、自作機と比較すると(強めのNFBがかかったような)無個性感
 を受けますが、中域が太いことを考えると、貴社ブログのとおり意図した音質なのだろう、と理解しています。

自作機と比較すると、よく似た方向性で1つ上の音質だが質感が異なる、という感を受けます。
貸出機の方がフォーカスのあった音が出るため、基板設計・ジッタ対策・アナログアンプ部の差異
が出ているではないかと思いました。
質感の違いはΔΣとマルチビットの違い、レギュレータの性能差が出ているのではないか、と推測しています。

なお、Integrated modeにすると貸出機の優位性が少し見えにくくなりますが、
こちらは貴社ご説明のとおりかと。

→すみません、上記は自作機で公開技術情報を試した結果としての受け売りです。
 自前で基板設計までは出来ないため、ジッタ・電源・アナログ回路・高周波ノイズ対策といった部分を
 出来る範囲で試し、効果を確認しています。
 (当たり前ですが)貸出機は対策した自作機を超える音質であったため、やはりオリジナルは一味違う、
 という感想になります。

パワーアンプ部:
FW208Nが軽快かつタイトに鳴るのを初めて聞き、制動力に驚きました。
ウーファー受け持ち帯域の音質がかなり変化したため、もしかして低音出てない?と思い、
簡易RTAで確認しましたが特に問題はなく、アンプの能力差、という結論に達しています。
C1だと変化量が少なかったですが、方向性は同様で「なるほど、まともに鳴らすとこういう音になるのか」と。

※DS-4NB70、自作スピーカー、Confidence C1で試聴しています。
※XLR-RCA変換アダプタを用意しなかったため、Integrated modeとDAC Pre mode+パワーアンプで
 比較試聴しています。

・クラスD同士の比較ですが、X-PM100に比較すると残留ノイズが圧倒的に小さいです。
 また、高域の癖などは全く感じませんが、伸びていない(丸く聞こえる)感を受けます。
 X-PM100に比較するとやや大人しい、抑えめな鳴り方です。
 (3年程使って耳が慣れているので、どちらがより自然なのか、正確には判断できかねますが)
・AIT パワーアンプとは音質自体が大きく異なり、評価しづらいです。
 受けた感じを表現すると、AIT=木製、逢瀬=金属製というところでしょうか。
 あえて書くなら、制動と過渡応答(聴感上)の差異を考えると、基礎レベルでAITを上回っているのではないかと思います。
 ただ、公開されている情報と聴感から判断するに、THD/NはAITに分があるのかな?と思っています。
 この辺は使うスピーカーと音の好みに依存するため、私の利用環境では、という感想です。

音質や制動力のレベルとして、X-PM100とほぼ変わらず、という印象です。
パワーアンプに特化したPower500で、どの程度変わってくるのか気になります。

ヘッドホンアンプ部:
オマケ的な位置づけであるという前提の上、T1 2ndで自作HPAと比較しましたが
自作HPAの方が若干明瞭度が高いです。ゲインも不足気味のため、導入したとしても使わないでしょう。
ヘッドホン抜き差しの感触は良かったので、ジャックはよいものを使っているのだろうな、と思いました。

DDC部:
XMOSは何種類か試しているため、特に注目していません。
DDCにこだわり始めるとクロック・電源・ノイズ対策等を考えざるをえないので
別機器での対応としています。
(他の方の要望にあったDuCULoNを使うとすると、ここなのでしょうけどコストが…)

その他:
内蔵光ブースター。方式は不明ですが、同軸用のSPDIFバッファ(Connoisseur ADI-1.0)と
比較して差異が分かりませんでした。

結論:
価格と複合機である点を考慮すると、非常に高いコストパフォーマンスを実現していると思います。
セパレートで揃えるのでなければ、トランスポート+Integrated 250で完結するのではないでしょうか。

2.比較した製品があればお答えください。
パワーアンプ:
 Nmode X-PM100、AIT ステレオパワーアンプ
DAC・DDC:
 自作機(PCM1704)、MC-3+USB(リニア電源とOCXO利用)

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
・製品版の同軸受がBNCのみとなっているのは音質観点からでしょうか。
 (端子固定による振動対策、インピーダンス・マッチングなど)
 SPDIF同軸のケーブル・アクセサリ類はRCAが多いため、気になりました。
・AK4497のデジタルフィルタを選択できない(させない)のは、設計判断によるものでしょうか。
 このレベルのDACを使って、フィルタの違いを少し試してみたい気もしました。
・貸出機のみの問題かとは思いますが、輸送時の振動によると思われる、ネジ・ナットの緩みが多いです。
 背面パネルの端子類、フロントパネル内のネジ(内部でカラカラいってます) など。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
DAC専用機。開発中のハイエンドDACに期待しています。
機能・仕様という面では、デジタルフィルタの独自実装(既に発表されていましたが)と
10MHzクロック入力(とクロックシンセサイズ)を期待します。

パワーアンプは、個人的にクラスD方式に優位性があると思っています。
中高域の癖をどうにかできる技術があれば、同一価格帯のクラスA, A/B方式のアンプと比較して、
ウーファーの制動力が桁違いです。今後もこの方向性での開発を期待します。

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> 製品の音質の印象はいかがでしたか?

Sonica DacのSNの高さと、高域?低域のレンジの広さには満足しているのですが、
中域の薄さが気になっていました。一方で、Qutestに関しては中域は満足なのですが
SNが(相対的に)低いのと高域?低域のレンジが狭いのが不満で、この2つの特長を
いいとこどりしたDACを望んでいました。
今回試聴したWATERFALL Integrated 250はまさにそれを叶えてくれるDACでした。
ただ、個人的な感想としてはSonica Dacに比べて超圧倒的に良いという感じではなく、
もちろんSonica Dacより良いのは明らかなのですが、むしろSonica Dacの戦闘力の高さ
に気づいてしまったという困った点も生じました。

> 比較した製品があればお答えください。

Oppo Sonica Dac
Chord Qutest

> 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

外装の出来は思った以上に質感高かったです。「ガレージメーカにしてはいい」どころの
レベルではなくて普通にオーディオラックに置いても他メーカと遜色(違和感)ない仕上がりでした。
ただ残念なことに使い勝手が絶望的に悪いです。まず液晶に表示される文字が小さすぎます。
それに、設定を保存したときに表示される「EEPROM initialization」という言葉は一般的なのでしょうか?
文字が小さいこともあり、ずっと何かのERRORが出てると勘違いしてしまって最初の音出しまで
にかなりの時間ロスをしてしまいました。
あと、回して押すタイプのツマミが左右に一つずつ付いているUserInterfaceになっていますが、
左右の役割がよくわからないためマニュアルを見ながら操作せねばならない点がストレスたまりました。
例えば右のツマミはボリューム設定だけにして押せないようにする。で、左のツマミは選択のための
UserInterface専任とさせるため、ボリュームツマミより一回り小さくして、回す押すの操作をつける。
そうすると、DACモード、Integerモード等の選択をどうするか問題が出てきますが、モード選択に
関しては専属のボタンをつける。などでしょうか。
そう考えると大手メーカーのデザインというのはUserInterfaceが十分考慮されたものになっていて、
外装が立派なだけではないということを痛感します。AIT Laboのように外装がちゃちなら、まあ
UserInterfaceもちゃちでもしょうがないよね。と諦めに近い納得感もあるのですがWATERFALL
Integrated 250の場合は外装を良くしてしまったためにUserInterfaceの稚拙さは大変気になってきます。
一度そこが気になると、外装良くしてパワー・アンプ機能もつけて36万円になってしまったこと
自体に残念感が出てきて購入は無いかなぁという結論になってしまいます。

ご回答:今年操作感についてたくさんの要望をいただきましたので、年末にできる範囲でアップグレードを施したいと考えております。アップグレードはPC、USBケーブル、簡単な工具(天板外すためのもの)があればお客様自身でできます。

> 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

DACのRoon Ready化を望みます。

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

・解像度が高い
・裏の小さい音までノイズなくはっきり聞こえる。
・音圧感のようなものがさっぱりしすぎており、全体的におとなしい印象。

2.比較した製品があればお答えください。

soulnote da3.0

3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

・モード変更が保存して再起動しなければならない点。
・ヘッドホン使用時はスピーカー側がミュートになってほしい。
・電源OFF時のスピーカーからのノイズが気になりました。

4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

自分のようなデスクトップオーディオ(省スペースででも良い音楽しみたい)ユーザーはこれとスピーカーがあれば完結できる。当機のような1台で完結する製品は選択肢が少ないので省スペース+高音質の製品の開発を望みます。

回答:Integrated Mode時に右ノブプッシュでアンプ出力を切る機能を搭載検討しています。現在のところはUIの操作感改善を優先課題としています。年末に作業に取りかかれたらと考えております。またIntegrated 250はハイエンドDACリリース後に基板のバージョンアップを予定しています。主にDAC部の改良です。既存のオーディオDAC-ICは使わない設計にしたいですが確定ではありません。ですがコンパクトで高品質な製品となると、こちらが最も現実的かもしれません。

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1.音質の印象はともかくフラット、よどみを一切感じさせない透き通るような音が非常に魅力的です。

A級アンプと比べると色艶や暖かみは多少減りますが、良い意味で中庸、ニュートラルで味付けを廃した音です。

聞き込んでいくとやはりD級アンプの利点である低域の制動が要所でビシッと効いていて、
低音の効いた音源や映画等を見る際にも臨場感や気持ちの良さを感じられるのが嬉しいですね。
2.Threshold Model4000
3.使い勝手や操作感は問題有りません、簡潔かつかゆいところに手の届く仕様でバッチリです。
特にデジタル系の入力が豊富なのが便利で切り替えも楽で優れものだと思います。
音質はもう少し個性があっても聞いていて楽しいかとも思いますが、同時にこのニュートラルさを
一度味わってしまうと中々他の機器に切り替える気が起きないのも事実です。
実際、試聴機が届いてからこればかり聞いています。
4.Integrated 250、今のままでも十二分に素晴らしいですが、この機種の後継機が出たら
一体どんな高性能一体型機種になるのか想像も付きませんし楽しみです。

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  パソコンを音源にしてUSB接続で試聴しました。電源ケーブルは現有システムの物を使用。
  現有システムと比べて
  1、 DAC PreAmp mode: 曇りが無く見通しの良い鮮明な音、という印象です。
                      実演奏のイメージにより近づくかと思います。
  2、 Integrated mode: 中、高域の伸びがもう少し欲しい、と感じました。仮置きでの試聴なので
                        購入した場合はセッティング次第で良くなるのではないか、とも思います。
  3、バイワイアリングのスピーカーに対し
        低音側: 本機 Integrated mode
        高音側: 本機からアナログ出力→sa4.0
      という接続を試しました。
      上記2、でもう少し、と感じた部分が解消されて良い結果になりました。

・比較した製品があればお答えください。
  ARCADIA DAC(Ope Amp交換済)  ソウルノートsa4.0×2
  本機はとてもコンパクトなサイズで、導入した場合は現有のDAC、プリアンプ、パワーアンプ×1の
  計3台が本機1台に置き換え可能となり、省スペースの観点から優位性を感じます。

・気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
  特にありません。ケースの造りがしっかりしており、外観的にオーディオ製品として
  見劣りすることがないのが良いですね。

・今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
  特にありません。

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1 製品の音質の印象はいかがでしたか?

まずうちのスピーカーはapogee caliper signatureというぺらっぺらな平面リボンスピーカーでありんす。インピーダンスが極端に低く(2Ωとか3Ω)能率も悪いので、やわなアンプは過電流で煙がでるとか、保護回路が働くとか、駆動力がないと鳴らせないとか、それはそれはめんどくさいスピーカーで有名でありんす(

そんな状況下においてもWF250はまったく問題なく鳴らしてみせたのじゃ。それもハッキリとした音で歪みもモヤもなくクリアじゃ。こんな難物スピーカーでもWF250はびくともせんのう。

また前にも後ろにも音が出るスピーカーなので中々定位というものが定まらぬ傾向がありんす。以前は内向きにapogeeをセッティングしておったのじゃが、WF250に入れ替えたところ内向きにせんでもセンターがぴったり合いよった。これはDACの性能や目指した仕様もさる事ながらアンプの性能、くっきりとした音を、真っ直ぐ曖昧なところなく送り出し、左右の音圧差もきっちり揃えてあるボリュームなど、トータルでバランスをとった結果でありんしょう。素晴らしいことでありんす。売りとするダンピングファクターもきっちりした定位から滲む事ない音像で鳴らすからこそ活きてくるというものでありんす。

さてわっちの主戦場はへっほんでありんす。

WF250のへっほんアウトはいかなものかや?

色々試してみたところ、

  • focal Utopia
  • beyer dynamics T1
  • Pioneer SE master1

この3機種についてはピークがトゲトゲしくなりまするな。制御はちと粗いようじゃ。駆動力は必要とするものの制御はそんなに必要としないSONY MDR Z1Rなどは、くっきりとした定位と適切な音像、キレなどもったりとせぬので、アリでありんす。

せっかくなのでわっちのへっほんアンプOJI specialのBDI DC 24B G limitedにラインアウトから繋げてみやんしょう。

クッキリとして微動だにしない定位、適切な音像の大きさ、暴れは少なくなり、立ち上がり、ピーク、収束までしっかりしておる。相当速いドラムを打ち込んでも分離しておるので目に見えるようじゃ、これは気持ちが良いのう。

もちろん弦を爪弾く指先の動きも見えるようじゃし、アタック感は相当なものじゃ。

滲まぬ低音も中々のものでありんす。

これは繋げた全てのへっほんでこういった傾向になりんす。

また左からセンター、右へとドラムロールを鳴らしてみても11時や2時方向で音が抜けてしまうことなく、しっかり繋がって鳴らされておるから左右の音量コントロールも秀逸でありんす。

色に温度というものがあるとするなら7000kくらいかのう。少々ブライトじゃがこの辺に旭化成を感じるかのう。

鮮烈であり新鮮でありんす。クリアさにかけては随一というてよい、Utopiaで聴いても濁りやモヤを感じぬので、S/Nはhugo以上なのは間違いありんせん。

そのほか可聴帯域内で過剰であったり足りぬとかあらしまへんので理想的に過不足ない音でありんす。

大昔の音源がデジタルリマスターされたかのようにクッキリ鳴るのは素晴らしいことじゃ。

32bitコントロールされておるからプリアンプは要らぬというのは本当じゃ。ラインアウトを絞っても音痩せは一切せんかった。これは相手方のアンプの1番効率の良いところにボリュームを固定し、音量はWF250からすれば良いので、下手なプリは繋げるだけ無用でありんす。素晴らしいのう。

2 比較した製品があればお答えください。

物を比較すると優劣をつけてしまうというわっちの信念から製品名を出しての比較はしておりませぬ。ご容赦くりゃれ。

3 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

・使い勝手

ラインアウト電圧固定モードがあると使いやすいのう。

あとはへっほんを挿したり抜いたりした時に、全ての音量をミュートしてくれたら、音量による事故は避けられるやもしれぬ。

・操作感

慣れればなんてことないのじゃが、最初はユーザーインターフェースがわかりにくいかものう。もう少し取っ付きやすい説明書が必要かもしれませぬ。

・音質

これはきっとスピーカーがメインの機械でありんす。へっほんには少々過剰なところがありんすし、また足りぬところがありんす。

まず持ち味としてそのしっかりした定位はへっほんだとちと過剰じゃ。どうしても音像から飛んできて中央に集まる定位になりやすい。しっかり分離しておるのじゃが、せっかくの分離性能でありんすのにその音像がびっしり重なってしまいよる。奥行きにレイヤーを描き出す感じではござんせんからこれは詰まるのう。ゆえに空間は狭いほうじゃ。へっほんはそもそも定位が定まりやすいのでもう少し定位を甘くしてでも空間を広くして欲しかったところじゃのう。欲を云えば、広い空間に適切な音像の楽器がビッタリ定位するということじゃがこれは贅沢なのかもしれぬの。(前方定位ということではありんせん。)

あと「硬い」その硬さは何に起因しておるのか考えてありあんしたが、細部の細部の細部までは描くのが得意とは云えぬようじゃ。その細部というのは録音した場所の空間内に満ちる空気のザワつきやモヤつきじゃ。ホール録音なのかスタジオ録音なのかは音出し2秒でその「空気感」でわかるものじゃが、そういった機械に起因せぬノイズまで削ぐ印象は否めぬ。左の楽器が奏でる音はスパッと聴こえよる。じゃが左の楽器からでた音が右の壁に跳ね返って右耳に入るわずかなディレイは正直掴みにくい。ゆえにステージの広さが読みにくいのじゃ。

ピアノ演奏者のペダルを踏む音も小さくなっておるし、ジャズセッションで演奏者達がしている会話もかすかになってありんす。こういったところから音の感情が読みにくくなってありんす。楽しそうに弾いておるのか、緊張感を伴っておるのかこういった所からも読み取れるというものじゃ。

フラメンコギターの異常なまでに速い指の動きは正確に読み取れるよるが、弦の振動まではちと想像が難しい。ウッドベースの弦の振動は想像できよるが、弦から何かが放散しておるのは見えてはこぬ。(たまに振動する弦から放散する松ヤニが見えるようなDACがありんす。)

ボサノヴァなどは基本的には陽だまりのような優しい明るさを音から感じるのじゃが、そういった柔らかな明るさや牧歌的なゆとり、楽しさを感じるのは難しいのう。

ゆえに詫びや寂というたものもあまり感じぬ。

全体的に音から受ける感情は希薄でありんす。

4 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

色々云うておりまするが、スピーカーとへっほんでは求むるDACも異なるのかもしれませぬのう。

へっほんだとどうしても空間は広いほうをわっちぁ求めがちじゃし、へっほんのように顕微鏡で細部まで見えるような聞き方をするなら超微細音を削いでおるように思えまする。

ただこれがスピーカーなら空間を広くしたなら音像は甘くなり、定位はウソをつき、微細音を乗せることで濁りにしかならんかもしれませぬ。

へっほん用のWF250を切に希望でありんす。

ちうかapogee caliper signature用にはばっちしなので、apogee用にんごいほしいのじゃっ!

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・製品の音質の印象はいかがでしたか?

パソコンを音源にしてUSB接続で試聴しました。電源ケーブルは現有システムの物を使用。
現有システムと比べて
1、 DAC PreAmp mode: 曇りが無く見通しの良い鮮明な音、という印象です。
実演奏のイメージにより近づくかと思います。
2、 Integrated mode: 中、高域の伸びがもう少し欲しい、と感じました。仮置きでの試聴なので
購入した場合はセッティング次第で良くなるのではないか、とも思います。
3、バイワイアリングのスピーカーに対し
低音側: 本機 Integrated mode
高音側: 本機からアナログ出力→sa4.0
という接続を試しました。
上記2、でもう少し、と感じた部分が解消されて良い結果になりました。

・比較した製品があればお答えください。

ARCADIA DAC(Ope Amp交換済) ソウルノートsa4.0×2
本機はとてもコンパクトなサイズで、導入した場合は現有のDAC、プリアンプ、パワーアンプ×1の
計3台が本機1台に置き換え可能となり、省スペースの観点から優位性を感じます。

・気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

特にありません。ケースの造りがしっかりしており、外観的にオーディオ製品として
見劣りすることがないのが良いですね。

・今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

特にありません。

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?
ノイズが少なくワイドレンジ。当方クラシック、ジャズ、ボーカル曲、ハードロックなどジャンルを問わずに聴きますが苦手ジャンルがなく非常に高性能と感じました。低域はスピーカーのウーファーを完全にグリップしているため素早く立ち上がる性格な音が出る。音調はやや素っ気ない感じもしましたが硬質になりすぎずいいバランスだと思いました。
試聴環境:Cocktail Audio X50DーEsoteric K-03XsーMcIntosh C50ーWaterfall Power500ーMonitor Audio PL300
2.比較した製品があればお答えください。
現在メインに使用しているパワーアンプはJeff Rowland Model501、MacIntosh MC252(ほとんどJazzの二ファフィールドリスニング用)です。同じD級のModel501と比較してもノイズの少なさ、音の明瞭さはPower500の方が優れています。Model501はよく美音と言われるように少しエコーの乗ったような中域で、高域はややノイジーに感じます。真空管アンプはレンジが狭いため全く比較対象にはなりませんでした。Model501の上位互換の高性能機として買い換え候補に挙がりました。
3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
デザインは良いと思います。フロントパネルの質感や個性がさらに上がるとよいと思います。
4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
オーディオイベントなどにあまり参加できないため初めての試聴でした。最新Tipを積みチューンしたDACを試聴してみたいと思います。DAPやMusic Serverは日本製より韓国製に良いものが多いためAstell & KernやCocktail Audio、SotMを超える製品にも期待します。

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1.製品の音質の印象はいかがでしたか?
まずは解像度、粒立ちの良さに尽きると思います。これほどまで音の一つ一つが細やかに聞き分けられたのは初めての体験でした。
また、音場はとても広く、ヘッドホンを意識させないものでした。
音のバランスは、SR1aには少し低音が物足りない感じでしたが、アンプで味付けするのが正しい使い方なのでしょう。
音の迫力、厚みといった面ではAITのDACと比べると今一つでしたが、これはもともとのこの製品の方向性ではないので好みの問題かと思います。
音場に関しては横方向には無限に広がっているのですが、縦方向が少し弱く感じられました。AITのほうは、程よい近さで上下から鳴っているような感じでした。
アンプ部に関しましては音のバランス的にはNC400につなげたほうが好みでした。
操作部、筐体に関しましては、メーカー製と変わらないほどしっかり仕上げられてると感じました。
DACプリパワー一体なのにすごくコンパクトで扱いやすいと思います。
2.比較した製品があればお答えください。
AIT 9038pro, NC400キット*2
3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
モード切替が少し手間かなといったぐらいで、特に不便には感じませんでした。
4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
4497の空間表現と9038proの迫力を併せ持ったような音が好みなので、違うチップでもDACを作って頂きたいです。
4499を使用したDACが完成した暁にはぜひ試聴させていただきたいです。

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試聴環境

Integrated modeにて
 自作PC(Windows10)
 ASUSTOR製NAS(AS-202TE)
 スマホ(V30+ L-01K)+OTGケーブル
これらと接続して音楽鑑賞。
(かなりプアですが、FLAC、DSDとも問題なく再生出来ました。)

power amp modeにて
 AVプリアンプ DRC-R1.1と接続してホームシアターのフロントchとして使用。

スピーカーはSonus faberのSonetto IIIです。


1.製品の音質の印象はいかがでしたか?

WATERFALLの音質基準に書かれてありますが、まさに音離れの良さ。
再生環境がプアな上にオーディオの経験値が少ない自分でも
はっきりとわかるほどに一つ一つの音を聴き分けられました。
いつも聴いている曲でも新たな発見があり、
時間の許す限り聴き続けましたがその印象が薄れることはありませんでした。
あとは音の立ち上がりと消え際が印象に残っています。
低音が余韻無く一瞬で消えて静寂が訪れることに驚き、
これがハイエンドか…としみじみ感じました。
予断ですが、音離れの良ささホームシアターとも相性が良く、
センタースピーカーがなくともセリフが埋もれないため非常に好印象です。

IDA-8もそれだけ聴いていれば価格の割に良く出来ていると思うのですが、
WF250を聴いてしまった今では物足りなさを感じてしまいます…
(ある程度の音量を超えるとうるさく感じてしまうようになりました…)


2.比較した製品があればお答えください。

nuprime IDA-8
(ポップノイズ、ホワイトノイズが大きい機器です。
また、待機時のうなり?と消費電力の高さも気になります。
これに比べればWF250はほとんど無いに等しいと感じました。)


3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。

しいてあげるならばダイヤル操作に対する追従性は欲しいと思いました。
あとは私くらいかと思いますが、ホームシアターと併用となるとモードの切り替えがわずらしいかなと感じました。
これらに関してだけはIDA-8の方が使いやすいかもしれません。


4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?

見た目の完成度も素晴らしいのでこのコンセプトの製品を継続して頂きたいです。
あとはもうひとまわり小さいパワーアンプがあるとホームシアター勢としては嬉しいですね。
欲を言えばマルチチャンネルだとなお嬉しいです。

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  • 製品の音質の印象はいかがでしたか?
    飾り気はないけど、定位の良さも含め安定感のあるしっかりした音で、弦や管楽器のテンションもよく伝わりました。
    ただかなり音量を上げないとボーカルが引っ込んだ感じに聞こえます。
  • 比較した製品があればお答えください。
    Topping D70、Marantz HD-DAC1 Special
    主に同じDACチップのTopping D70と聴き比べました。
    音場の奥行き、定位の良さの違いが一聴してわかりました。
  • 気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
    IntegratedモードとPower AMPモードを頻繁に切り替えていたので、表示パネルの文字の小ささと設定操作の煩雑さにイライラしました。
    操作のほうはそのうち慣れましたが、ユーザーインターフェースの大事さに改めて気付かされました。
    貸出条件にちゃんと書いてあったものの、ボリュームもゆっくり回さないとスカるしやはり体験にリモコンは必須かと。
    また最初少し高音が煩いと感じましたが、SC設定をいじってみてSC1ですっきり解消しました。
  • 今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
    ユーザーフレンドリーなインターフェース。特に文字は大きく見やすくしてほしい。
公式からの補足(ご本人にも回答済み):
ご意見ありがとうございました。UIについては課題があることは理解しています。ただIntegratedとPowerAmpモードの切替を頻繁にすることは想定していません。また相互を簡単に行き来できるようにすることは検討しておりません。モードによって音量制御が無効になるため、最悪の場合音量最大で再生されてしまうリスクがあるためです。
今回はD70との比較が目的だったと思われますためDAC聴き比べの際にこのモード変更が必須で煩わしさを感じたのではないかと予想していますが、DAC聴き比べが目的なら本機はExternalモードにしてゲインを合わせておいて、XLRとデジタルのケーブルをD70と内蔵DACで切り替えればモード変更の煩わしさなしで音の比較は簡単に出来たかと思います。
・画面の小ささ
Integrated 250の基板アップグレード後になりますが、将来的にはスマホでUIを提供するなどの改善を検討しています。
・ボリューム操作の問題
こちらAK4499の試作でプログラム全体の見直しをしており、将来的に改善できる可能性があります。

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Integrated 250の感想をお送りします。

1.音質の印象はいかがでしたか?
2.比較した製品があればお答えください。
3.気になる点や改善してほしい点(使い勝手、操作感、音質、その他)をお答えください。
4.今後逢瀬の製品展開に望むもの、望むこと(具体的な製品、機能、仕様)はなんですか?
5.アンケート結果をオンラインに掲載してもよろしいですか?

1.パワーアンプモードで試聴しました。
マルチアンプシステムの中高音域(ジャーマンフィジックス トロバドール40  200Hz以上)のドライブでは、この価格、サイズ、にしてはという枠を外しても、フラット感や繊細性、トランジェント感は突出しており、その点においては有名ブランドの高級パワーアンプより優れているのではないかと考えられます。Dクラスアンプの飛躍を感じました。
スッキリとした透明感は従来のDクラスと共通していますが、独特の甘さ(ぬるさ)は全くなく、むしろアナログアンプよりシャープで繊細に切れ込む感じがあります。
アナログアンプを水彩画や油絵に、昔のDクラスを漫画絵に例えると、このアンプはCGに例えられます。2B鉛筆と2H鉛筆の違いと言っても良さそうです。

低音域(アポジー Stage)のドライブでは、同じくスイッチング電源のプロ用アンプと比較すると、筋金入りの馬鹿力や押し出しにおいて劣りますが、リボン型のウーハーなのでそう感じただけで、フットワークの軽さはむしろこちらが本物(ハイファイ)ではないかと思わせる部分があります。
最新ハイエンドスピーカーの低音域は重たくなりがちなのでむしろ適していそうです。
全域でフォーカスがシャープで贅肉がないため、振動板が小さくなったかのような挙動を示します。またスピーカーが消える方向です(音場感ではなく、その音抜けの良さから)。
全体として、スタックスや最新のヘッドホンの音が好きな人には違和感はなく、虜になりそうです。
小型スピーカーをスケール豊かにゆったり鳴らすのには向きませんが、古くて眠いスピーカーを爽やかに小気味良く鳴らすのにも向いていそうです。

2.ボウテクノロジー ZZ-one、コード 1200E、マークレビンソン No.29L 他。

3.機能には文句ありません。極めて多機能です。
小型化のためだそうですが、意外と発熱を感じました。耐久性や音質のためにこれまで以上に開放的な造りのシャシーを希望します(最近のソウルノートやティアックのような)。
アナログアンプの音は質量感に比例した形で色艶が感じられます。これはアナログアンプの分解能が低いためにそう聴こえるとも考えられますが、D級アンプが進歩していくことでこの部分の違いが縮まっていくのか?、それとも広がっていくのか?に個人的に非常に興味があります。

4.変に味付けをしないでHypexの良さを生かした強力なスイッチング電源を搭載した低音域向きのアンプや品位を追及した中高音域向きのアンプがあると嬉しいです。