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AK4499、DACチップ納入遅れの恐れあり

2020/05/14 当初の投稿

まだ確定ではありませんが、タイトルのとおりです。おまたせしている中で予定通りとならず大変申し訳ありません。

当初発注から16週間と聞いており、そのつもりで多少余裕を見て予定の見積もりをしていましたが実際にはもっとかかるようです。まだ正確な日時ははっきりしていませんが正確な日付が分かり次第こちらの記事に追記いたします。今の所遅れがコロナの影響かどうかは不明です。本当ならばキットの方だけでも先に納入を行いたいところではありますが、AK4499が主役ですのでこれが入ってこないことにはどうにもなりません。なのでキットの方含めても6月の出荷開始は難しそうな状況になってしまいました。すみません。

2020/05/18

緊急連絡:AK4499の納期が大変なことになるかもしれません。詳しくは追ってご連絡をします。良い方法を模索中です。

2020/05/23

あちこち駆けずり回った結果AK4499のIC確保はなんとかなりそうな見込みです。ただし予定は一旦見直しになります。国内代理店との交渉もありますので確定はしておりませんが、全員への最終納品は9月中旬を超えないように調達、調整を進めています。各所の連絡が滞りがちですが落ち着いたら再開します。

2020/06/13

本日時点の状況をまとめます。

先週の段階で海外ルートの在庫は納期、数量、真贋ともに問題ありませんでした。しかし国内ルートは納期数量ともにいまだに不透明な状態が続いています。当社としては海外ルートに即時切り替えたかったのですが、国内代理店が当社からのキャンセルを認めないため動けずストップしていました。

しかしこれ以上待つと海外ルートの在庫確保のための時間を含め、最終納期に大幅な悪影響が出る恐れがあったため、国内代理店に改めてキャンセルの意思を強く伝え、今週から海外ルートで在庫確保のために動いています。正直会社間トラブルに発展する可能性はありますが、多少のトラブルよりも確実な納期を最優先せざるを得ない極めて重要な事情があるためです。このあたりの事情についてはプロジェクト完了後に記事としてまとめます。

参考までにMouserでは同じタイミングで在庫のないクロックオシレータを発注していたのですが、同様に2ヶ月納期遅れの連絡があり、全数キャンセルの連絡をしたら即時認められ返金されました。MouserやDigikeyを使うことはこのような事態のリスク回避にも有効ということはよくわかりました。交渉にかかる時間と労力、キャンセル受け入れ体制の充実、すでに国内外の対応の差は明らかです。多少の価格差であれば上記サイトから購入したほうがよほど安全です。

今回のプロジェクトはコロナウィルスの影響含めて想定外の事態が多数発生しており、困難な状況が続いていますが、引き続きお約束を守れるようにいたします。

2020/06/23

PCB業者からの報告です。全部の基板は出荷前に動作確認を行う流れとなりました。今の時点では7月下旬発送予定なので、基板が8月上旬到着、それから組み立て出荷という流れになりました。8月中には出荷ができる見込みです。遅れましたがよろしくお願いいたします。また状況に変化がありましたらこちらでご報告します。

  • A1350338 実装完了 - テスト待ち
  • A1350385 AK4499待ち – 630個到着済み 残り20個は調達中
  • A1345897 実装完了 - テストスケジュール決まり

もう一つ、明日正式に住所移転予定です。6/25以降は守谷市の機能は停止となりますので、ご注意をお願いいたします。

2020/06/28

住所移転しました。まだ在庫、仕事場の整理が終わっておりませんが、7月上旬には通常対応ができるように準備中です。電源ケーブルなどの即納品の発送も遅れますので、すみませんがよろしくご了承お願いいたします。

AK4499DAC発注の内訳

皆様のご協力により以下のように確定しました。ヘッドフォン結線とキットのサブ基板類以外の完成品、ベース基板などは全数予約済の未発注分となります。未発注が最終的に発生した場合はそれも余剰品になります。

余剰となった部材は、完成品フルセット(DAC基板x4)を製造し初期不良対応用の予備在庫とします。サブ基板類の数量はちょうどになりませんのでそれらは修理用部材です。x4の完成品については初期不良対応が終わった後に余裕があればショップに通常在庫品として置きますが非常に少数となる見込みです。また販売時に事前告知はしませんので先にご注文いただいた方を優先する形になります。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

商品名 販売品目 在庫
(オプション)ヘッドフォン結線希望 34 56
(オプション)マルチ対応希望 8 0
(予約)AK4499DAC基板 80 36
(予約)DAC4枚キットフルセット 30 3
(予約)SW電源 22 7
(予約)USB基板 18 11
(予約)ケース 23 7
(予約)パネル基板 25 5
(予約)ベース基板 25 4
(予約)完成品フルセット(DAC基板x1) 1 4
(予約)完成品フルセット(DAC基板x2) 3 2
(予約)完成品フルセット(DAC基板x4) 76 10
予定生産数
キット 55
完成品 x4 86
完成品 x2 5
完成品 x1 5
合計 151

会社移転と個人的なことについて

6月より会社と個人の住所移転を開始します。たまたま大変な時期と重なってしまいましたが、去年から決まっていた予定なので遅れつつも進めています。会社住所は既に登記上は移転しておりますが今までは住所のみで物件自体はリフォーム中でした。しかし6月に移転を終わらせ7月からは実際の業務も現在の守谷市百合ヶ丘から、つくばみらい市絹の台に移転します。ですので7月以降は貸出機、修理、試聴関係も全てあたらしい住所に全機能が移転する形となります。7月になりましたら現在の守谷市の住所は使えなくなりますのでご注意ください。完了したらまたご報告をいたします。

今までは賃貸住宅だったため本格的なオーディオルームへの改装は何もすることができませんでしたが、今度は中古住宅を個人ローンにて購入したため、内装その他の賃貸的な制約がなくなりました。大規模なリフォームをして間取りも変更しているのでそれなりにオーディオに適した部屋となりそうです。作業スペースや物置も今までよりだいぶ広くなりますので今後は各種作業や対応がやりやすくなる見込みです。また新しい評価用として一般的なパッシブスピーカ、リファレンス用DACなども別途導入になりますので、いままでより各種製品の調査はやりやすくなる見込みです。今まではデジタルマルチのシステムだったためDAC単体での比較が困難でした。

上記の移転作業は6月中で完了の予定です。導入した機材についても移転後にご紹介予定です。本来はAK4499の量産開始のタイミングだったのですが、DACチップの納入遅れによって引っ越し完了後の量産開始になってしまいそうです。この点はご迷惑をおかけいたします。

さいごに余談ですが記事を書いている本日、2020年5月14日で地元は緊急事態宣言が解除となりました。今後残りの地域も順次自粛が解除されていくのだと思いますが、ウィルスがなくなったわけではありません。私自身はまだまだ先にやるべきことがありますので、くれぐれも用心して生活を行いたいと思っております。少なくともハイエンドのラインナップを完成させるまでは死ぬリスクのある病気は避けたいです。ですので今まで通り自主的に自粛を継続し、用心を重ねた行動をしたいと思っております。どうか皆様も現実的な範囲でリスクを回避することができ健康で過ごせますように。

各種ご報告(一斉メール、注文状況、現状確認)

5/1になりました。現在までのAK4499DACのすべての注文状況を確認しています。現時点の注文内容のデータ一式をダウンロードして内容を精査しております。注文時の備考欄でいくつかご質問やご希望を頂いておりますので、それについてまとめて回答をしたいと思います。

  1. 配達時間の指定、局留め希望 > 配送業者未定のため、必ず対応できるとは限りません
  2. 備考での仕様指定 > もともと0円のオプションならコメント記入でも対応可能です
  3. キット+ヘッドフォン結線という構成 > キットの場合は各自でパーツ取り寄せ+結線です。こちらでは対応できないため結線費用分は返却します
  4. ヘッドフォン端子の後付について > 納品後に付けたい場合はマニュアルを見て各自で配線作業をお願いします
  5. ヘッドフォン端子とマルチの両立構成 > 結線自体は可能ですがマルチ動作時のヘッドフォン出力はフルレンジステレオではなくなります

以上です。よろしくご参考までにお願いいたします。

一斉メールの内容

本日仮予約を行い、支払いがまだの方に向けて一斉メールを送信いたしました。簡単ですが内容をこちらにも掲載いたします。

当初仮予約は確定の方のみ、お支払いは必ずお願いしますとお伝えしておりましたが、3月以降の緊急事態宣言により社会情勢は大きく変化してしまいました。そのため仮予約をしたものの、経済状況の悪化が原因で今後の見通しが悪く、お支払いが困難な方もいるはずです。そのためキャンセルについては制限なくお受けすることにしました。

  • キャンセル希望の方 こちらへ理由などをお伝えする必要はありません。5/6までにご返答、お支払いがない方は自動キャンセルとします。
  • 遅れてお支払い希望の方 6月まで待つことが可能です。少なくとも5/6までにメール返信で意思をお伝え下さい。

7月以降でお支払いしたいという方もいるかもしれませんが、本当に生活状況が厳しい場合は無理をしすぎないようにどうかお願いいたします。これはとても個人的な意見ですが1-2ヶ月分の生活資金を使ってオーディオを購入することが果たして良い判断かどうかというお話です。

緊急事態宣言が5/6以降も継続する可能性が高い状況です。今後も継続して収入の見込みがつかない、そういう実質的な生活基盤の問題になってくる可能性があると考えています。生活資金はできるだけ確保し、万が一に備えていただくのが安全です。

概ね以上のような流れで対応いたします。

お支払い遅延をご連絡いただいた方へのご案内

すでに個別でお支払いの遅延または特注仕様希望をご連絡頂いている方へはメールは送付していません。上記の通り、基本的には6月にお支払いをお願いしておりますが、この理由は量産出荷ルーチンに則った出荷に間に合わせるためには6月のお支払いを頂く必要があるからです。

ですが実際には7月以降でも対応は可能です。ただし納期は大幅に遅れる可能性があることは予めご承知おきください。量産会社から一旦在庫を引き上げ、それから再発送が必要になるからです。相応にこちらの負担もありますので、もしお客様が無理のない状況であれば6月までにお支払いをお願いいたします。

とはいえ、現在の世界情勢は理解しておりますので、厳しい状況下のお客様に負担を強いるものではないことも合わせてお伝えしておきます。例えばですが仮予約をされた方に海外在住で生活状況が一変した方がおります。また音楽関係で仕事の先行きが見えない方もいます。そのような方に無理に6月支払いをお願いしようとは思いません。その分はこちらでも上記のように作業負担をして対応をいたします。

キャンセル待ちの方へのご案内

5/6以降にキャンセルのボリュームが確定しますので、数量に応じて現在ご連絡いただいておりますキャンセル待ちの方に順番でご案内をいたします。

仮予約せず、本予約お支払いした方への今後の対応

仮予約履歴がなく本予約注文をしている方が1名おりました。既にお支払いは頂いている状態です。

その方は5/6で十分な余剰キャンセルが出なかった場合にはお待ちいただいておりますキャンセル希望者の方へ優先納品をするために返金対象となります。5/6に現在のキャンセル待ち分含めたキャンセルが発生した場合にはこのまま納品を行います。要するにキャンセル待ちを正規ルートで行っている方を優先するという対応です。

該当の方にはすみませんが、当初からHPでお願いしていたお約束なので、ご理解をよろしくお願いいたします。

AK4499特注DACの御礼、状況報告、機能追加

はじめに、AK4499プロジェクトの御礼です。現在約150人強の仮予約のうち109人の方から既にご送金いただきました。本プロジェクトへの参加、ご協力、本当にありがとうございます。

今までにも報告をさせていただいておりますが、今回のプロジェクトでは本当に予想をはるかに超える発注をいただきました。逢瀬では最大規模の量産製品となりました。本プロジェクトが無事に完了しますとある程度の利益も出ますが、これは大切な皆様からの「預り金」として認識をしたいと考えています。これは逢瀬にとって今後の発展のための大切な預かり資産です。ハイエンドDACへの開発環境整備、各種外注設計費、設備投資、法人活動のための費用とさせていただきたいと思います。

まだプロジェクトは全然終わっておりませんので、気を緩めるつもりはありません。皆様への最後の納品が終わるまで気を引き締めて続けていくつもりなのは変わりません。納品までしばらくお待たせいたしますが、よろしくお願いいたします。

最新の部材調達状況について

現状で最も納期が遅い部材がクロックオシレータです。特殊な周波数で入手が難しく特注になってしまったのですが、当初の量産完了納期から大幅に遅れてしまっています。約9週が17週、納入が7月下旬になりました。このままでは納品が大幅に遅れます。

そこで代替品をしばらく捜索していました。ピン数が合わないのですが機能的にそのまま使えそうな部材で在庫のある品が1種類のみ見つかりました。一度この部材を取り寄せてうまく行けばこの代替部品で実装を行います。この結果しだいで納期は大きく変わりそうです。うまく行けばほとんど遅延がなく6月に量産に入れます。

ただし、まだ結果は出ていませんので過剰なご期待はしないようにお願いいたします。

2020/04/26追記:上記クロックの動作確認ならびに量産必要数量の仕入れまで完了しています。今の所遅延の懸念はクリアされました。

コロナウィルスでどちらにせよ世間は大変な状況下にあり、今後も納入関係が流動的な状況は続きそうです。幸い逢瀬がある茨城県は緊急事態宣言になっていません。量産外注先含めた企業活動は概ね継続できています。ですが今後はどうなるかわからない状況でもあります。大きく予定が遅延になりそうな場合にはこちらでまたご連絡を行います。

ソフトウェアの更新、追加機能について

いくつかの致命的な問題のデバッグが完了し、新機能の追加、操作感の改善を行っていました。本日ある程度完成が見えてきましたのでここでご報告しておきます。これらの機能はデジリコでも実装予定です。

  • 異なるサウンドプリセットを複数種類から選択可能になります
  • デジタルフィルター以外に2つの音質要因を組み合わせ音を調整します(低域にも差が出ます)
  • 上記組み合わせはプリセットのみですが音楽的に厳選されています(ノイズが出る場合がある為自由選択は不可)
  • ノブの操作性の改善が出来ました。250時代から課題だった右ノブの応答問題をようやく解決しました

上記の音質調整機能の詳細は調整中です。最終仕様では変更になる可能性もあります。

2020/04/17追記:現時点での音質プリセット

  1. Accurate 理論に忠実な再生、初期設定
  2. Clear 伸びる高域
  3. Colorful DSD的な音
  4. Thick 中低域に厚み
  5. Emphatic 低高両方に個性

直近の予定、AK4499特注DACの本予約意識確認について

3/26より一週間ほど外出により不在となります(コロナ感染は最大限気をつけます)。出先から返答を行いますが基本夜間のみとなり、銀行振込のチェックは一時的に停止します。

しばらくご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

本予約状況と今後の意思確認について

現在本予約お支払いの成約率は約50%です。すでにお支払いいただいた皆様のご協力のおかげで量産費用については問題ない状況となりました。速やかなお支払ありがとうございました。皆様から預かった大切な資金を使って、引き続き皆様へ製品をおとどけできるよう作業を継続していきます。

まだお支払いを頂いていない方へ。おそらく大半の方はお支払いのタイミング調整をしているか、仕事などが忙しく告知自体を見ていない可能性を考えています。当方としましては、お支払いが遅れること自体は何ら問題ありませんが、状況と意思だけは把握をしておきたいと考えております。

とくに昨今のコロナウィルス関係の影響で仕事や経済状況の悪化が理由でお支払いが難しい方もいらっしゃるかもしれません。お支払いが難しい状況と意思表示頂ければお支払いは待つことは可能です。量産開始までに生産するべき仕様の総数を把握しておきたいと思います。今回の製品は作業内容がそれによって変わってくるためです。量産開始後は仕様変更に対応ができなくなってしまいます。

そのため以下の流れに、お手数ですがご協力よろしくお願いいたします。

  1. お支払い能力に問題がない方は、できるだけ4月中にお支払いをお願いいたします。この場合連絡は不要です。
  2. 経済状況が悪化してお支払いが出来ない、延長希望の方はこの記事へコメントをお願いします。表記名は偽名でOKですがメールアドレスは正しく入力してください。なお事前にお支払いが遅れるお話を聞いている方はコメントなくても大丈夫です。(海外在住K様、九州在住S様)
  3. 5月に入った段階で意思が不明な方に一斉メールを送ります。1週間程度ご返答をお待ちします。
  4. ご返答がない場合、該当の方は自動キャンセルとします。該当のユーザーアカウントは連絡があるまで一旦凍結いたします。
  5. この時点での余剰在庫はキャンセル待ちの方へ割当をします。
  6. それでも余剰在庫が生じた場合は、DAC4枚完成品を通常在庫品とし、オンラインショップで誰でも購入が可能します。

以上です。よろしくご理解とご協力をお願いいたします。

AK4499キャンセル待ち案内とDEQXユーザー様へのご案内

予定通り来週の3/21から本予約(お支払いのお願い)をスタートします。今の所、仕入れ状況は5月いっぱいで概ね完了し、6月以降から組み立て開始し順次出荷の予定です。3月下旬支払いから180日ですと9月まで納品のための猶予があります。3ヶ月以内に大半の方にお届けが出来る見込みはありますのでそろそろスタートしたいと思います。実際のところ仕入れの資金関係も手持ち資金だけではなかなか厳しくなってきておりますので、皆様にお支払いのご協力をお願いする必要も出てきている状況です。

なお9月で180日が経過するとPaypalシステムからの返金処理ができなくなりますが、全数納品に向けて180日を過ぎたあとでも納品を実施できそうな場合には継続して納品のための努力をいたします。このあたりの事情についてはどうぞご理解をお願いいたします。今の所可能性は低いですが現在の世界状況ではコロナウィルスのトラブルもありえるからです。万が一180日を過ぎて納品が永久に不可能な見込みとなった場合にのみシステムではなく個別の銀行振込で返金対応の予定です。

180日以前の場合にはPaypalシステムで返金が可能です。もし例外的な状況になった場合はブログで可能な限り速やかにご案内します。例えば私がウィルス感染して入院するリスクです(年齢的に死ぬ確率はかなり低いですが、一時的に作業不能となる可能性)。ただし感染者が出ていない茨城県在住で現在はほぼ引きこもり生活になりましたので、感染リスクは低いと思います。

仮予約をしていない方でキャンセル待ちを表明する方法

次にAK4499特注DACのキャンセル待ちについてです。現在仮予約が完了している状況ですが、キャンセル待ちでのご購入希望をいただくことが多いので、そのための案内です。

この記事のコメント欄に「AK4499キャンセル待ち希望」の旨をお伝え下さい。もし仮予約をされた方からの事実上のキャンセル(仮予約をしたが、本予約で購入手続きをしないまま放置)が発生した場合に優先的にご案内いたします。案内順は、

  1. 既にご希望を頂いている方
  2. コメント欄に希望を記入した方

となります。また多少の余剰在庫を用意しているため、少数であればご案内ができる可能性もあります。本予約時には予め商品在庫数量を制限しますので、過剰に注文が入ることはないはずです。

現在キャンセル待ちを希望されている方は以下の通りです(私のためのメモです)

  1. T様 softbank
  2. I様 twitter
  3. A様 gmail
  4. この記事のコメント欄で表明頂いた方のうち早い順

注意:当初表記がわかりにくく、キャンセルとキャンセル待ちが混ざっていましたが、正しくはキャンセル待ちです。仮予約後のキャンセルはできるだけ行わないようお願いいたします。事前に確定した方のみ仮予約してくださいと予めお願いしています。

現在DEQX、デジタルチャンデバをご利用の方へご案内

DEQXはマルチのデジタル処理を行う装置です。現在2名よりこの製品とAK4499特注DACとの接続についてお問い合わせがありますので、似たような事例に該当する方へ案内をいたします。DEQXに限らず既存のデジタルチャンネルデバイダーを使用されている方にも一部該当する内容となります。

まずAK4499特注DACでは4chのSPDIF入力には標準では対応ができません。これが問題となります。内蔵のチャンネルデバイダーを使うことが前提の設計となっているからです。自作系の方であればDSPバイパスモードを使って直接内部のI2Sから入力をすることが可能ですが一般的な方には難しいと思われます。

そこで対応する方法として、大きく分けて2つの方法があります。

  1. 特注仕様として、4つのSPDIF入力に対応する
  2. DEQXはルーム補正のみの機能としてチャンデバはAK4499特注DAC内部機能を使う

このようになります。2のメリットは費用と納期を抑えることが出来ることです。特注は数量が少ないため費用がかかる見込みです。今の所2人しかいない特注で、内容はケースに入力用の穴を追加工+4系統レシーバ基板の作成と検証+ソフトや追加工賃含めて10万円以上になると思います。4系統レシーバを機能させるためのソフトウェアの変更も必要です。また特注仕様の納期は量産完了後に対応となるので、相応の追加納期も頂く形になります。

2のプランのデメリットはクロスオーバーの機能性がDEQXと比べて劣る点です。機能面を維持したい場合には特注しかありません。費用と納期に問題がなく、機能面を維持したい場合は1の選択肢しかありません。DSPバイパスモードではボリューム機能が無効ですがDEQXにデジタルボリュームがあるので問題はないと思われます。

重要なことは2のプランが実現可能かどうかです。これについて独自で調査しました。国内代理店に聞いてもこのあたりについては明確な回答が出来ないようなので、英語マニュアルを見て判断しました。その現時点での調査結果を掲載します。マニュアルを見た限りでは出来る可能性はかなり高いです。実際に実機でテストしたわけではありませんが、以下のとおり情報を記載します。

https://www.deqx.com/wp-content/uploads/pdf/DEQX-User-Manual.pdf

まずDEQXには複数のデジタル出力があります。デジタルアウトにFullという表記があります。説明は以下のとおりです。PreMATEの説明ですがFullに設定すれば同等の使い方ができるようです。

これは、メインスピーカーのアナログ出力で提供される信号と同じです。オプションでサブウーファー統合用の制限フィルターを使用して、スピーカー用の修正されたオーディオ信号を伝送します。 DEQXの内部DACを使用する代わりに、外部DACを接続するために使用できます。

別ページの記載によれば、最初の動作モード、シングルアンプモードではフルレンジのスピーカ調整のみ有効にできるようです。HDアクティブスピーカモードが内蔵デジタルクロスオーバー有効動作のようです。

DEQXRプリアンププロセッサは、強力で柔軟なツールです。最初の動作モードでは、DEQXは従来のフルレンジ1スピーカーのペアのプリアンプ、DAC、および補正プロセッサとして機能します。前のページの図は、典型的なシステム構成を示しています。スピーカーには通常、複数のトランスデューサーまたはドライバー、およびドライバー間で周波数範囲を分割するパッシブクロスオーバーが含まれます。 DEQXは、モノまたはステレオのサブウーファーも統合します。このモードでは、このマニュアルでは「シングルアンプ」と呼ばれますが、DEQXとそれに付随するDEQX-Cal?ソフトウェアは、スピーカーを調整し、部屋に合わせて調整し、さまざまなリスニング状況、メディア、さらに個々の録音に対してもき​​め細かな設定EQを提供します。より高度な「HDアクティブスピーカー」操作モード(HDPモデルにのみ適用可能)では、 DEQXは、スピーカー内の個々のドライバー間に急峻な線形位相アクティブクロスオーバーも実装します。スピーカーの設計者や上級者が使用するこの第3世代のアクティブスピーカーアーキテクチャは、パッシブクロスオーバーを完全に排除し、DEQXによる個々のトランスデューサーの完全な最適化を可能にします。この図は以下を示しています:

キャリブレーション設定時に”Single-amp”を選ぶ設定ができるようです。Single-amp設定でFullからデジタル出力を取れば、AK4499特注DAC側でチャンデバを使うことができるはずです。

分離型構成DAC AK4498+AK4191について

面白い構成のDACが発表されました。実はこの構成は逢瀬的に待望の構成です。

https://www.akm.com/jp/ja/about-us/news/2020/20200304-ak4498ak4191/

世代的にはPCM1704以前の構成に戻るのですが、この構成には大きな可能性があると考えています。未だにPCM1704以前のDACが評価が高い、ディスクリートの評価が高い、これらの理由にはチップ分離が関係していると考えています。マルチビットとΔΣでたまたま分離世代からワンチップ世代に以降されたので、どうしてもマルチビット以前、ΔΣ以降という対立軸で語られることも多いDAC界隈ですが、実はチップが分離しているかどうかはマルチビットとΔΣ以外に重要な一因と予想しています。AKMが製品化したということはその優位性をようやく認めたということだと思いますのでとても期待しています。

ということで分離型には期待は大きいのですが、逢瀬でこの構成の製品をすぐにそのまま採用して発売などは行わない予定です。先日のAK4499特注DAC用の追加基板としても今のところは開発を考えていません(ベストレイアウトにはできない為)。一部期待がありましたらすみません。以下の理由で採用は見送る予定でいます。

優位性はあるものの懸念も沢山

DACチップのアナログ段とデジタル段を分離する構成には色々な優位性はあります。デジタル段を強化または独自設計できること、アナログ回路とデジタル回路を完全に分けられること、電源設計も同様です。色々と構想も選択肢も広がりますし、逢瀬としてもこの構成が本来あるべき理想形とは認識をしています。ではそんなに理想ならばすぐに採用したいと思うわけですが以下の理由により製品化は見送ります。

  1. 前段、後段分離の最適化には時間が必要
  2. デジタル段の強化方針はAK4191と逢瀬で理想目標が異なること
  3. AK4498がAK4499ではなくAK4497と同等であること

1つめの最適化について、じっくり時間を掛けて検証が必要です。現在のAK4499のレイアウトはWM8741、CS4398、PCM1792、AK4495、AK4497と何世代も開発と試験を繰り返し最適化を進めてきた最終形態なので、新しい構成を採用してすぐに音質で超えられるとは考えていません。なのでどのような構成、分離パターンが最適なのかは何通りもの試行錯誤をした上で、さらに熟成をさせる必要があると考えています。もちろん分離型の実験は行うのですが正式なラインナップの製品としてはすぐに取り扱うことができる予定ではありません。

2にAK4191の前段処理について。AK4191のスペックを見るとデジタル処理の精度が強化されています。主にビット数、OSレート、デジタルフィルター性能です(実はOSレートは同じ可能性もあります)。これらによりAK4498+AK4191にAK4499よりも音質向上があったと想定すると、その理由の一部はAK4191に理由があるということです。実は逢瀬でもAK4499特注DACでデジタルフィルターを一般的な特性ではないものに変更したことで音質向上を経験しています。なのでAK4191によって同様の理由でAK4499よりも進化を感じさせる部分があるでしょう。しかし逢瀬の理想とAK4191のスペックは合致しません。なので逢瀬では前段は独自開発したものを用意する予定です。そしてAK4499特注DACでは一部デジタル段は外部DSPで補強しています。なのでAK4191を使う優位性の一部は全くないと考えています。AK4499特注DACで分離型の優位性の一部は既に取り込んでいるということなので、例えば他社のAK4499とならばAK4498+AK4191に優位性があっても、逢瀬のAK4499ならそうではない可能性があるということです。

3にAK4498のスペック、仕様を見るとAK4497と同様です。AK4497からAK4499では相応の音質差がありました。パッケージサイズ拡大、電流出力化、大電流化、抵抗スイッチというアーキテクチャの進化、外部リファレンス電圧化、いろいろな理由があると思っていますが、どちらにせよ同等レイアウト、回路構成ならばAK4497よりAK4499に優位性があったのは事実です。おそらく開発時期の問題でAK4498はAK4497ベースで発売されたものと思われますが、近い将来AK4499と同等の世代でAK4498のような分離型が出てくると予想しています。それならば期待はそれ以降に向けます。慌ててAK4498を採用した製品を作るよりAK4499相当のチップが出てくるのを待ちたいです。

お客様の真の満足と利益のために

逢瀬はAKM(または他のチップメーカー)の展開戦略に振り回されないようにしたいと考えています。頻繁な製品のアップグレードは、同時に出費をお客様に強いることでもあります。新しければ何でも良いという方であれば音の善し悪しに関わらず最新のものを選ぶ自由と権利があります。AKMやメーカーもそうやっていろいろな製品を出しながら生き残っていくのでそれ自体は悪いことではありません。AK4499で利益とポジションを確保し、AK4498+AK4191で新しい可能性を開く。とても良いと思います。しかしそれに乗るかどうかは各メーカーの判断です。

逢瀬は今回発表されたものが最善で最良、ハイエンドにふさわしい内容だとは考えていません。その根拠がいくつかあることは上記で説明したつもりです。自社利益のためにクオリティ的に無意味な製品を売ろうとは思わないということです。それがメーカーポリシーです。最新のチップを使った製品を(完成度に関わらず)他よりも早くリリースするようなことは逢瀬が積極的にやるべきことではないと考えています。これについては過去にも度々触れてきたつもりです。

DACにおいてチップが全てでも支配的でもないからこそ、それに振り回されるべきではないわけです。おそらく中華や一部メーカーは目新しい製品にすぐ飛びついて新規需要獲得のために動くと思いますが、逢瀬は小さい会社ですしハイエンド志向なので、早さや目新しさより変わらない価値、もっと大事なことにリソースをつぎ込みたいと考えています。それはチップ依存ではありません。

その大事なこととは、分離型でどうやって高い性能を音質を確保し、理想的なレイアウト、性能となるのかをじっくりベストを模索し検証することです。前段の中身についても同様です。そのような実験をしているうちにAK4499相当またはそれ以上の分離型DACは出てくるかもしれません。もしかしたらAKMではない他社から同様の構成に対応したDACチップが出てくる可能性すらあります。もしくは後段のみ全く別の構成ディスクリートにするなども検討できるでしょう。

逢瀬は次世代DACの可能性は分離型にあると信じていますが、少なくとも今回リリースされた製品が当面のベスト性能だとは思えないということです。よりよい結果を出すために最大限の準備をし、然るべきタイミングに備えたいそのための実験をしておきたいと思います。

もしAK4498+AK4191について、新しくわかったことがあればBlogで報告をします。

AK4499特注DACの本予約時期を追記しました

本記事と無関係ですが、リンク先はこちらになります。

AK4499特注DACの開発と量産状況

ユーザーフォーラム開設しています

顧客登録をしている方限定ですがユーザーフォーラムを公開しました。登録をしていないと内容は見れません。製品のサポートはこちらで行います。

https://shop.ause-audio.com/forums/

廉価なパワーアンプへの要望について

以前1ET400Aを使ったハイエンドモデルについての構想記事を公開しましたが、その記事に廉価なパワーアンプも構想していると書きました。現在のところこちらの廉価版への要望が多いようです。具体的な質問をいただきましたのでこちらにも回答を掲載したいと思います。

廉価版パワーアンプの簡易仕様:税込みで20万円台、NC500×2個に1200W電源を使ったパワーアンプで、最低限のケース。バッファや前段電源回路はP500と同等、ゲイン切り替え機能は要検討。

Q.なぜ250wとか500wも必要なのか

まずD級の場合、大出力の設計が容易です。出力FETとコンデンサの耐圧でほぼ決まります。電圧が高ければSP負荷は概ね固定ですので自動的に出力は上昇するからです。

次にNcore含めたUcD方式は電源電圧ギリギリまで駆動は出来ず電源電圧に近い振幅に対しては歪率も僅かに低下するので電源電圧は余裕があったほうが良いです。電源電圧が高ければ出力も大きくなります。

最後の理由は瞬発力が低音と関係があるからです。インパルスの急峻な立ち上がりと立ち下がりは瞬間的な低音のエネルギーと関係があります。大振幅を駆動する場合には重要な能力です。電源、アンプともに負荷に対して出力に十分な余裕がなければ瞬間的な再現能力は不足します。サイン波の測定では定常状態なので周波数フラットですが、瞬間的な応答では必ずしもそうではないと考えています。これは実際に観測ができているわけではないですが体感と一致する部分です。

Q.アナログで大出力パラレルにすると反応速度が低下しますがデジタルアンプの場合如何でしょうか

D級アンプでは大出力であってもパラレルにはしません。また正負で使う素子が共通(コンデンサで電圧をブートストラップするため)なので上下の特性も揃います。

またアナログアンプと違いリニアリティ性能で素子を選ぶわけではなく、駆動電荷Qgの小ささ、ディレイの少なさ、オン抵抗の低さ、これらの性能を重視して素子を選びます。オン抵抗が非常に低いためパラレルにせずとも発熱せず小型素子で大電流を扱うことができるわけです。このオン抵抗が低いことが電流の瞬発力を確保するために必要な性能と考えており、これは上記インパルス性能と関係があります。D級が音質的に有利なのはこの部分です。

Q.万が一ケーブルをショートさせたりSPの破損などの危険度は如何でしょうか

DCとショートに対する保護回路はあります。

Q.プリアンプのボリュームが殆ど上げられなくて使い勝手に困る事はないでしょうか?

低ゲインの動作モードを搭載するかもしれません。12dB程度の電圧増幅と26dBの標準の電圧増幅を切り替える機能です。昨今のDACはゲインが高いのでそれに対応するためです。システムトータルのSNはこれで稼ぐことが出来ます。もしその機能がない場合でもゲインは26dBなので大出力だからゲインが高い(増幅率が高い)わけではないです。

100w程度のアンプは開発されないでしょうか?

上記理由により出力を抑える設計自体に意味はないと考えています。このあたりはアナログアンプと根本的に異なる部分でしょう。結果として出力が大きくなることはありますが、持て余すと言うより瞬発力を高めるための余力(オン抵抗の低さ、電源の瞬間出力能力、配線インピーダンス等)が低音描写を左右するとお考えください。

ただしひとつ駆動電圧を抑えるメリットはあります。それはスイッチング自体の電圧を低くすることができるので漏洩ノイズを減らすことが出来ます。ただ漏洩ノイズ自体は基板設計に依存する部分もあります。基板の出来が良ければ影響は大きくありません。

まとめますと、漏洩ノイズ、振幅電圧電源電圧比の劣化、この2つはトレードオフです。漏洩ノイズを限界まで低くできる基板を設計し、電源電圧は問題ない範囲で高くする(結果として高出力になる)、これが実用上は最も高性能になります。現状の設計がそのスイートスポットを狙う形になっているとお考えください。

AK4499特注DACの開発と量産状況

皆様おまたせしております。AK4499特注DACの量産、開発状況についてご連絡します。

2020/03/07追記

本予約お支払い予定について追記します。現在のところ3/21の0時(実質金曜夜)スタートを予定しています。

量産計画がある程度見えてきており21日で問題ない予定ですが、未確定な予定が残った場合には来週末にここに変更後の延期日付について告知します。逆に遅れがでない予定通りすすめる場合であっても21日決行になりましたとここに追記します。

開発状況

基本的なソフトウェア開発は2月中旬で概ね完了しています。現在検証協力者様に発送して基本動作、動作整合性などテストを行ってもらっています。ハードウェアは特に問題が報告されていませんのでこのまま量産になります。(これ以降見つかったハードの問題は軽微なら修復、不可能なら仕様範囲とします)

ソフトウェアの開発で良い報告があります。

クロスオーバーの設定は当初より柔軟性が向上しました。全チャンネル24Hz~17kHzまでの調整に対応可能となりました。ご要望があればもっと広げることも可能です。この変更に合わせて将来のアップグレードで12~48dBの遮断特性にも変更が可能になりそうです。ただし初期は24dB固定となります。

それ以外にも将来的な機能拡張として入力段に4バンドパラメトリックEQの追加、音作りのための帯域外ノイズを付与する機能、以上のような機能も技術的には可能です。技術面よりUIの開発に時間がかかりそうなので現在は仕入れ関係を中心に動いていてソフト関係の優先度は下げました。

ソフトウェアのアップグレードはPCとUSBケーブルがあればお客様自身で出来ます。

量産状況

基板+電子部品類、AK4499、電源などの基本の発注は概ね完了しました。AK4499が5月ごろの入荷になりそうでこれが今の所最も遅い納期です。それ以外ではクロックが一部特注になるのですが、その納期がどれくらいになるか次第です。あとはフロントスイッチ、フラットケーブル、インレット、ハーネス関係の仕入れがありますがこれらは安定して入手が可能なものなので来週以降も順次進めていきます。

また量産外注業者と打ち合わせを進めています。今回は予定数量よりかなり多くなりましたので量産作業を外注にしたいところですが、まだ先方都合により確定はしていません。今後のために量産を外注で効率的にできる体制は構築しておきたいところです。

あとはケースの加工ですが、生産のタイミングは上記組み立て作業工程が外注か自社で行うかで検討します。その理由は先行でケースを加工してしまうと大量のケースが自宅に届いて置き場所がないからです。倉庫などを借りると余計な費用が発生します。なので加工依頼タイミングは量産業者でできるかどうかが確定てからになります。いずれにせよ5月のAK4499と比べて時間がかかる案件ではありませんので出荷開始タイミングに悪影響は出ない見込みです。資金面でも負担が大きいのでケース類の発注はみなさまからの入金後に手配する予定です。

量産業者に依頼する/しない場合、いずれにしても6月ごろから出荷予定です。

ただしコロナウィルスでの納期遅れの懸念は払拭できません。中国よりむしろ日本国内の事情が不透明な状況となりました。逆に中国は大丈夫そうです。今の所は国内も致命的な状況ではないですが、国内の状況が今後急変するとどうなるかわかりません(対応が後手後手のため、その可能性が高い)。こちらとしてはできることはやっていきますが、こればかりはどうしようもありません。

お支払いと出荷について

Paypalの動作チェックを行いました。お支払いは技術的には既に受付できる状況になりました。試したところ私個人のアカウントから送信したお金はPaypalに着金していますが、カード情報などは逢瀬側からは見えないので安全だと思われます。

あとは量産計画のスケジュールが確定しましたら皆様からお支払いをお願いする見込みです。今の予定では順調なら3月の中旬前後開始を予定していますが正確な日付は改めてBlogにてご案内します。1週間より前に正確な開始日時を告知します。現状の仕入れだけで1000万円以上のボリュームです(まだ全部ではありません)。資金面の負担が相応にあります。本当は順次入金をお願いしたいところではありますが、納期が確定してからでなければお客様側にリスクがあるのでもう少し自己資金でがんばります。

製品の出荷開始開始は6月目標で製品の出荷は順次となります。作って送ってという流れです。全数一括でのお届けにはなりません。

確定ではありませんがお支払い頂いた順番を出荷順番として考慮に入れる可能性があります。先にお支払いいただいた方を優先する可能性があることは予めお伝えしておきます。基本的な製品の出荷は次の流れに沿って行う予定です。同じカテゴリ内の順番はお支払いの順番に関係する可能性があるということです。

(先) キット>完成品>特注品 (後)

特注品は完成品が落ち着いてから着手しますので対応が遅れます。+22dBuへのゲインアップ、SPDIFのマルチ入力対応などがあります。このあたりは何人かから直接ご要望頂いていますが相応の追加コスト、対応期間をいただく形となります。ご自分で解決ができるならご自分でされたほうが良いと思います。なお料金は別途見積もりとなります。

PSEと動作安全性の問題について

今回は当初から正式な製品ではなかったのでPSEについては当初検討していなかったのでケースシルクに刻印を入れていません。しかし数量が多くなりましたのでPSEの自主検査そのものは行う予定です(完成品の構成のみ)。しかしケースに刻印がありませんので名目としては完成品ではなくキットの代理組み立て品として販売します。よろしくお願いいたします。

厳密な法解釈については異論があるかもしれませんが、ご意見があればコメントでお願いいたします。あまりに厳密な法解釈を求められても答えられる自信はありませんが、できる範囲で大きな問題にはならないように進めたいと思います。

また今回の基板には製品と同等のDC保護回路がありません。出力アンプが故障してDCが出ても検出回路がありません。今回マルチを前提とした設計になっていますので、特にDCからの保護は各自で対策をするようにしてください。ツイータとの接続はラインまたはパワーアンプ出力にカップリングコンデンサの挿入を推奨します。そうでない場合は故障時のリスクを自己責任としてご理解いただくようにお願いいたします(もともとキットと同等の設計です)。

ソフトウェアの設定で不用意なDCが送られないような注意は払いますがハードウェアの故障には無力です。このあたり業務機や国産某社のような絶対的信頼性重視の製品と同等の保護機能を持つ製品ではないこと予めご理解ください。

以上よろしくお願いいたします。

Purifi Audio 1ET400Aを使った製品について

いくつかお問い合わせがあったのですでにユニットが到着していることを報告します。上の写真は1ET400AとNC500との比較です。サイズは同じ、ピンも概ね共通のようです。AK4499プロジェクトにかかりきりでまだテストはできていませんが期待しています。

以下、皆様が気になりそうな内容について、質問形式でいくつか列挙します。

Q.製品化の予定は?

次世代ハイエンド製品に採用したいと考えています。電源容量も大きくして特に200V使用時のパフォーマンスで大幅な向上を狙います。詳細仕様はまだ公開できませんがAK4499特注DACと組み合わせて最高のパフォーマンスが出るような設計にできるようにしたいところです。詳細はまだまだ先になりますがハイエンド製品で採用する可能性があります。

Q.音質はNC500と比べてどうですか?

2020年1月17日追記:比較テストをしました。

NC500と比較すると、さらに低域のパワーがあって前後感が明瞭かつ透明感もあるのですが、アラがさらに見えやすい非常に厳しい音質になります。そしてUcDとnCoreほどの音質的な大差はなく、それどころかIntegrated 250からPower 500に変えたような大差もありません。マイナーチェンジレベルの差です。

なのでNC500から1ET400Aへのアップグレードはお金をとって行うほどのメリットがあるのか正直微妙だと思いました。1ET400Aからの新規購入層にはオススメできますが、コストパフォーマンスで考えると素晴らしい効果とは言えないでしょう。もちろん確実なアップグレードではあるので最高を目指したい方であれば選択肢にはなると思います。

逢瀬ではPower 500の段階で既に帯域外ノイズ対策や前段の電源回路にしっかり力を入れていますので、世間のNC500と1ET400Aの比較レビューほど大差はないのかもしれません。要するにPower 500の時点で十分良い出来だったということだと思われます。

ということで現時点ではPower 500向けのアップグレードは必要ないと考えています。次世代ハイエンドでは1ET400Aを最初から使います。

Q.もっとお手軽なステレオパワーアンプが欲しい

何件か寄せられた意見です。これについてはまだ検討段階です。税込みで20万円台、NC500×2個に1200W電源を使ったパワーアンプ。AK4499でコストダウンの量産の目処がついたら検討してみたいところです。ソフトウェア電源とインジケータLEDをなくしたシンプルなモデルでパワーアンプに特化した機能なら開発も容易です。実際に開発をすすめるかどうかは確定していません。開発希望があればコメントください。

追記:上記ステレオパワーが完成したらPower 500の少し下に位置するコストパフォーマンスの高いモデルになりそうです。

Q.発売時期は?

当分AK4499に集中しますので、すぐには無理です。現状Purifiのユニットもまだテストできていません。

ラインナップにパワーアンプがない状態が長くなるのは望ましくありません。AK4499が落ち着いた段階で設計自体はスタートしたいところです。開発の優先順位として、上記のハイエンドパワーでPurifiの最新ユニットにするか、ミドルのお手軽HypexのNC500ステレオパワーか、これは要望次第です。ミドルのパワーアンプのほうが開発は早いのでリリースも早いでしょう。

デジリコは現時点でも要望が多いことはわかっているのですが、もっとクオリティアップしなければならないと思う事件がありまして、ちょっと延期します。その分クオリティアップしてリリースします。

オーディオコミュニティの特定記事について、正しい経緯について

該当記事を読んだ皆様へ。オーディオコミュニティで逢瀬についてオーディオ再生ソフトウェアの開発者による否定的な特定記事がありました。

これについて、皆様へご報告したいと強く思いましたので、ご説明させてください。

詳しく書きますと、先方のオーディオ再生ソフトウェアの開発で、現在の開発機材の特性に課題があり、それでソフトウェア開発が滞っていることを知りました。これは先方の公式Blogにも経緯が記載されています。

そこで先方で起きている複数の技術的課題がないと思われる、当方の開発機を無償で提供しようと思って送りました。送料もこちらで負担しました。

当初このお話を先方にお伝えしたときは、「誰でも買えるものでなければ不要」と言われたのですが、先方の開発機で不足している性能を、当方の開発機であればクリアでき、先方の開発に有用と思い、お力になれると思い送ったのです。

ただ、先方は現在の開発機で十分だと認識をしていたようです。

先方にとって新しい開発機は必要なかったので、受取拒否がありました。その後、当方が勝手に送ったことについての謝罪文はすぐに送ってあります。なので現在起きていることは、当方が謝罪文を送った後におきていることです。

当方は該当記事についてですが、金銭の授受は一切ありません。また宣伝目的は一切ありませんでした。先方の受取拒否について当方は問題視はしていません。ただ当方の動機に間違いがあったとも考えていません。あのように誤解されたことは残念です。お互いにもっとよく理解ができていればこのようなことを防げたと思い反省をしています。

当方は今後も変わらずに誠意を持って対応したいと考えていますが、先方に今後も続いて行き過ぎた発言や行動が見られる場合には対応を検討します。

技術的課題の詳細説明

具体的な製品名、特定機能名称は書きません。

先方の現在の開発機は、D級のデジタルフィードバックを使ったヘッドフォンアンプと可変デジタルフィルター搭載のDAC一体型機です。ここで起きていた問題は特定音源でノイズのような違和感があるというものでした。

そこで私はD級アンプのノイズシェーピング成分と、可変デジタルフィルターが一時的にNOS状態になるときに発生する折返し成分、この2つが干渉することが聴感上の違和感の原因ではないかとお伝えしました。この予測は正しかったようで、先方にも喜んでいただけました。

もう1台の開発機はこちらも正確な情報がないのですが、NOS相当らしくこちらも帯域外成分を伴う製品のようです。

逢瀬の姿勢

逢瀬は人間の聴覚にもっと可能性があると信じています。その可能性を一人ひとりが実感できる、そんな機材の開発が夢です。

今回の件について逢瀬は真摯に受け取りました。これについて深く考えることで気付きや学びがあり、また一つ成長できました。そのことを嬉しく思います。

逢瀬に今後も試練と逆境が待ち受けているでしょう。しかしその運命を恐れません。逢瀬は夢の実現のためにそれを続けていきます。