ステレオパワーアンプ
定価45万円+税(税込 495000円)

電源電圧は出荷時設定になっております。注文時にお申し付けください。ご要望がない場合は100V設定で出荷いたします

WATERFALL Power 502Lとの違い

一見よくあるPurifi採用のアンプです。すでに海外製品はだいぶ前から入手ができる状況であり、単純なPurifiの最新モジュールを使ったアンプを今からリリースする意義はないと思っております。そしてそれがP502Lとの違いと関係しています。単純な電源容量とアンプの世代の違いは重要なことではありません。

P502L世代でも一般的なNcoreアンプに対して動作を阻害する要因となる帯域外ノイズを確実にカットすること、ローノイズなバッファを設計すること、ここに専念しましたが、P952世代ではこの音質コンセプトを変更しています。

P952世代では聞きやすさではなく、音の焦点や立ち上がりのタイミングに価値観をシフトさせたことです。その実現のために行ったことは、次のとおりです。

  • バッファの設計をローノイズ特化から過渡応答の再現性に変更しています。過渡応答再現のために特性を最適化された高速アンプを使っており、安易なオペアンプ交換やディスクリートを売りにはしません。
  • WF-P500、WF-P502Lと同じく帯域外ノイズのカット機能も搭載していますが、この部分も以前より性能は強化されています。それは600Ω駆動時のフィルター特性が以前より安定したことと、更に高い次数でのフィルタリングを実現していることです。
  • アンプユニットと電源ユニットの強化、これらの駆動力の強化も焦点描写には欠かせません。さらに当社の従来のデザインコンセプトからやや外れる物量型ケースやWBT式コネクタの採用も、音の安定感や余裕のために必要な選択でした。全ては音のための選択です。
  • 補助的ですがCMRR補正回路が搭載になっています。これはバランスケーブルの内部誤差や出力機器起因のレベル誤差を補正する機能となっており、製品としてはP952で初採用しています。

以上のように多くの違いがあります。音の方向性としては高域が正確に表現され、立ち上がりに含まれる空間定位情報や微細成分をしっかり描写するようになりました。その副作用としてP502Lと比べて環境に厳しい、システムの問題を簡単にさらけ出す方向性になっています。

要するにP502Lに見合う価格帯のシステムの場合、P952で音が聞きやすくなることはなく、きつい厳しい音になるかもしれません。この価格帯としてはDAC含めた上流への負担がかなり高く、かなりリスクのある音質傾向ではありますが、今後発売されるDACと組み合わせることを想定した次世代基準の性能です。

また100Vですと最低域の駆動がやや弱くなる問題がわかっています。最低域までよく出すスピーカをお使いの場合は、200Vで動作させることで最低域までしっかりした駆動ができるようになりますので、諸々ご検討ください。

主な特徴

  • Purifiの最新型モジュール1ET7040SAを搭載
  • 逢瀬オリジナル-300dB抑圧電源回路+高速広帯域差動バッファ設計
  • 新しくCMRR補正機能搭載、途中経路の差動信号エラーをインプット段で補正します
  • DACや外来の帯域外ノイズを抑圧する4次ローパスフィルター(ただし入力インピーダンスは600Ω以下を推奨)
  • 2Ωまでの負荷に対応。最大電流40A
  • 電源容量は3000Wとなり、適切な環境においての限界性能を向上(200Vオプション推奨)

スペック一覧

定格出力:500Wx2(4Ω)250W×2(8Ω)@200VAC 10sec
ゲイン:約26dB
雑音歪率:0.0008%(20Hz~20kHz/200W)
周波数特性:DC~60kHz(-3dB)
S/N(IHF-A):129dB
出力インピーダンス:0.65mΩ(20~20kHz)
AC入力電圧:100V/200V(出荷時設定)
寸法:43x33x9.5(cm)
質量:8.5kg