ヘッドフォンアダプタ 定価19,800円(税込)

写真の状態を梱包し、宅急便コンパクト専用Boxで出荷します。ネジ止め、組み立ては予め完了した状態になっています。各ピンの導通抵抗値が正常か確認して出荷しています。

製品の特徴

パワーアンプと接続して、ヘッドフォンを鳴らすためのアダプタです。パワーアンプの高すぎるゲインを下げ、多くのヘッドフォンに合うゲインへ下げる調整をします。ヘッドフォン端子は通常の6.3mm以外に3ピンと4ピンのヘッドフォン端子に対応しています。

抵抗を経由しますのでダンピングファクターは低下するはずですが、不思議と安定感のある音質が得られます。

基本サポート対象は当社のパワーアンプのみになります。誤った接続はパワーアンプを壊す可能性があります。そのため下記の仕様、説明をよくお読みいただいた上で、お楽しみください。この製品による各種事故の補償はできませんのでご注意ください。

仕様

入力

  • ねじ式バインディングポスト 2系統(アンバランス/バランス)

出力

  • 6.3mmジャック 1系統ステレオ
  • 3pin XLR 1系統ステレオ
  • 4pin XLR 1系統ステレオ

ヘッドフォンとパワーアンプの間に入る直列抵抗値 各系統それぞれ30Ω

アンバランスのマイナス端子のショート保護 室温で6A以上(瞬断ではありません)

詳しい説明と注意事項

バランス側とアンバランス側は別々のアンプ接続端子が用意されています。バランス側はマイナス端子は分離されていますが、アンバランス側はマイナス端子が分離されておりません。

この分離はバランス接続の本領を発揮するために必要だと判断しました。この設計によってバランスで使用される場合、BTLアンプとの接続も可能です。またGND側の分離によってクロストークの改善という本来のバランス設計の実力を確保出来ます。特に直列抵抗が入る関係でクロストークは悪化しやすい接続状況です。可能であればバランス接続を推奨します。

アンバランス側のLRのマイナス同士は0.1Ω程度で接続されています。そのためアンプから見てショート状態になります。アンバランス側はBTLアンプは許容されません。特に定格の低いアンプの場合は接続した瞬間にアンプ側の保護回路が作動するか、破損する結果となります。これはくれぐれもご注意ください。

XLRコネクタはネジで止まっていませんので強い力を掛けすぎないように注意してください。破損の場合は部品交換が必要になってしまいます。

内部回路

この回路は自由に使っていただいて構いません。自作は簡単ですのでスキルのある方は自作されるともっと安く作ることが出来ます。

設計のポイントはバランス接続時にマイナス側も抵抗を経由することです。これを行わないとパワーアンプによっては音質がきつめに感じられることがあります。動作のためには不要な抵抗ですが行きと帰りの電流の速度マッチングが取れ、高周波領域の特性を素直にする効果があるためと予想しています。

この影響があるので音質的にもバランス接続が優位になっています。

動作実績や質問はフォーラムで共有してください

特に他社アンプとの接続に関してはこちらのフォーラムの情報をご利用ください。

こちらは登録ユーザーのみ閲覧可能です。ログインしてから青字をクリックしてください。このフォーラムでは動作実績情報やよくある質問などを共有していければと思っています。公式としても分かる範囲での質問には回答しますが、基本的に他社製品との接続保証はできません。

特に高額ヘッドフォンや高額パワーアンプの接続についての最終結果に対しては自己責任でご対応いただきますよう、よろしくお願いいたします。

比較的低価格で押さえている製品です。当社で接続機器の保証はできません。そこの保証が必要になってしまいますと、このような自由接続の製品の販売自体が不可能になります。

保証、サポートについて

  • 基本サポート対象は当社のパワーアンプのみになります。それ以外はコミュニティの情報交換に依存します。当社では他社製品とのトラブルは一切責任を取りません。
  • 同様にこの製品を使ったことによる事故の補償はできませんのでご注意ください。高額ヘッドフォン、イヤホンの破損、接続したパワーアンプ等も含みます。
  • 初期不良14日の修理、交換は無償対応を行います。日数のカウントは到着日からです。不具合と思われる内容は到着後14日以内にご連絡ください。それ以降は有償修理となります。