モノラルパワーアンプ / ハイエンドモデル
完売品 / 定価32万円税抜き(モノラル仕様です)
完売品 / WF-P500マニュアル V1.2

2018年4月25日時点の暫定ですが付属ケーブルの有無による価格差をご案内します。当面はこの内容でご案内します。

  • 付属ケーブルなし 560000円
  • 付属ケーブルあり 640000円

電源ケーブルは5-10万円クラスを上回るクオリティをターゲットにしたものです。既にそれ以上のケーブルをお使いであれば不要かと思います。付属にはRCA-XLR変換も含まれます。XLR接続をお使いなら問題はありませんが、RCAからの接続にはXLRコールド側をRCA側GNDに接続する結線のケーブルが必要です。

WATERFALL Power 500

WATERFALL Compactで採用したUcDをはるかに超える世界最高峰のスペックを持つ究極のクラスDアンプユニットnCoreを搭載。このユニットはクラスDアンプでありながら前代未聞の最高性能を実現しています。「前人未到のデジタルアンプ」とはまさにこのモデルのためにある言葉であるといえるでしょう。数学的にも証明された世界最高の理想動作です。これは従来のデジタルアンプという先入観では評価不可能です。

nCoreはクラスD特有の素早い応答と分離の良さに加え、最高級アナログアンプのような滑らかさを両立している奇跡のパワーアンプといえます。

サウンドは非常にパワフルでクリア。ハイエンドクラスのスピーカであっても低域をしっかりとハイスピードにコントロールします。その秘訣は500Wのアンプ出力に対して1200Wの出力余裕を持つ電源ユニットにあります。経験豊富なオーディオファンであれば電源の余裕の重要性はよくご存知だと思います。ハイエンドの厳しい要求に答えるためにWATERFALL Power 500は電源に対しても十分な出力を確保しています。

これにより国産ガレージメーカーにありがちな「高音は綺麗だが低音が弱い」という心配はありません。1200Wという余裕は大抵のアナログ高級アンプを凌ぐ物量です。しかしながらスイッチング電源の採用により驚くほどコンパクトに仕上がっています。クラスDアンプなので排熱もわずかしかありません。まさに次世代の驚きと感動とテクノロジーの進化を体感できるアンプだといえるでしょう。

ケースは振動に強い肉厚のアルミを使用。特にサイドパネルは1cmもの厚みがあります。またWBTのスピーカターミナルの採用により出口の振動対策も怠っていません。フルカラーLEDによるイルミネーションで見た目にも美しく、出力信号の状態もわかります。(信号レベルLEDは設定でオフにも出来ます)

主な特徴

  • nCoreの不完全性を是正するオリジナル対策回路搭載
  • 逢瀬オリジナル-300dB 抑圧電源回路+超ローノイズ&広帯域差動バッファ設計
  • ピークパワー 700W (4Ω時)
  • エネルギー効率 93%(フルパワー時)
  • THD+Nは0.001%に達します。1kHzの測定ではなく20Hz<f<20kHz, 4Ωです
  • 2Ωまでの負荷に対応。最大電流26A
  • SN比はフルパワーで135dB、2.8Vrmsで110dBを確保
  • 残留ノイズは9uV
  • 出力抵抗は1.5ミリΩ、ダンピングファクターは5000以上になります
  • サイズは220×290×60とかなりの小型です
nCore不完全性の解消

こちらは無対策のNC400での問題動作事例です。この画像ではNcoreの発振周波数が幅広くなってしまい、音声帯域内のノイズレベルも上昇してしまっています。音声出力にはっきりとノイズが乗っているのが見えます。実際にスピーカに耳を近づけるとサーというノイズが聞こえます。

しかし入力を外すとノイズは消えますから、これはNcoreの残留ノイズではありません!

こちらが当方の対策後のNC500です。無対策状態では上のNC400の図と全く同じ動作ですが、対策を追加するとこのようにキレイになります。こちらの図では発振周波数が安定しておりノイズレベルの上昇もありません。出力されているのはキャリア周波数のみであり、非常にきれいな状態です。こうなるとスピーカに耳を近づけてもノイズは聞こえません。

(接続機器によって問題の程度は変わりますが)これはncoreに潜在的な問題があることが重要な点です。外来ノイズは音声周波数帯域へ変換されてしまうのです。基本的に本家HypexのキットはNC400直結なので無対策ですし、他にも同様の対策をしているメーカーは海外の内部写真を見る限りはまだ無いと思います。普通にフィルタを入れる方法ですと音声帯域も遮断されてしまいますが、当方の対策では音声周波数帯域は20kHzまで維持されます。

そもそもUcD&ncoreの発明者であるBruno氏の提示しているリファレンス回路でさえそのような対策は含まれておりません。なのでncoreのリファレンス通りの設計では上記の悪影響を排除できません。ということで当方のWATERFALL Power 500は初めてncoreの不完全性を排除し、より完全なアンプへと近づけた最初のアンプとなるでしょう。

この対策によって音質的にはよりナチュラルで滑らかな高音が得られ、中域の透明感が大きく上昇します。低域の質感はNC400とさほど変化がありませんが、電源回路も当方のオリジナルになりましたので全体的な質感も含めて逢瀬の理想とする音質に近づけられた印象です。

その他の特性

入出力仕様
  • 標準AC100V入力、200V仕様も可能
  • XLRバランス入力 … 1系統 (注1
  • モノラルスピーカターミナル出力 … 1系統

注1 性能確保のためRCA入力はありません。付属のRCA-XLRケーブルを使うようにしてください。

付属品
  • マニュアル兼保証書
  • 取り扱い用手袋
  • 電源ケーブル WeltWiring製特注ケーブル
  • RCA-XLRケーブル WeltWiring製特注ケーブル
3D画像について

トップの3D画像はns様よりいただきました。ありがとうございます。

https://twitter.com/nsx_mag/status/982817001520349184