現行&完了製品の今後につきまして
試作AK4495DualDAC
おかげさまで試聴機、量産機ともに完売となりました。
生産終了後にお問い合わせを頂いた方へ、量産機のかわりとして試聴機の割安処分品のご案内を差し上げておりましたが、つい先日に全数完売となりましたのでご報告いたします。
これで試作AK4495DualDACは完全に終了となります。今後はお問い合わせ頂いても販売不可能となります。残りは修理用のための交換部材のみとなります。
多大な評価をありがとうございました。
WATERFALL Power 400
こちらはまだ試聴対応継続しております。在庫は新品1セット、試聴機1セットとなります。このうち試聴機はそのままの状態でよろしければ税込み50万円でお渡しも可能です。新品と比較すると実質-15万円程度の差額になります。またこれらは新品も含めまして、今後お申込みいただいた場合には後述するアップグレードの無償対象とします。
最近Ncoreを採用するパワーアンプが国内でも各社よりリリースされるようになりました。特にNC400とSMPS600というHypex社推奨の接続方式はケースさえ用意すれば誰でも組み上げが容易な設計になっておりますので、この組み合わせであればノウハウや技術のないメーカーであっても製品を作ることが可能です。
現行のWATERFALL Power 400は価格がそれらと比較すると高いですが、そのかわり公式の構成である600W電源ではなく1200Wの電源との組み合わせを採用しておりますし、キットなどで使用される安値のケースと比べて剛性の高い専用ケース設計です。ですので現行であってもNC400とSMPS600を組み合わせただけの製品とは音質が異なります。
ですが昨今の時代の流れを見ると、価格差を納得いただくための条件としては上記の違いだけでは十分ではないと考えております。
はっきりとした予定は未定ですがWATERFALL Power 400をご購入いただいた方へ音質アップグレードのご案内を将来的に行いたいと考えております。アップグレード内容はNC500を採用する新型WATERFALL Power 500の音質へ近づけるための重要な回路を追加するものです。
もちろんすべてを入れ替えるわけではないので完全に新型と同じ音質になるわけではないのですが、おそらくこの対策を行えばWATERFALL Power 400をお持ちのお客様が500へ買い替えする必要はないと考えます。
WATERFALL Power 400は一般的な水準で言えば十分な高額製品ですので、既にご購入いただいた方も新型のリリースに対して不安なくこれからもお使いいただきたいと考えております。そのためのアップグレードプランとなります。もちろん現時点で買い替えが不要だと断言できるものではないですが、その場合であってもどのように音が違うのかについては明記いたします。
アップグレード前と後の音質差、新型との音の違いについては価格と同時にご案内いたします。お客様の好みによっては必ずしもアップグレードが最適ではない可能性もありますので、むやみにアップグレードを推奨する形にはならないようにしたいと考えています。
アップグレードの価格や時期についてはいまのところ未定ですが、目安として新型の発売後に順次スタートしたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。