秋のヘッドフォンまつり出展のお知らせ

出展内容

今年も出展します。スペースはこちらに公開される予定ですが現時点ではまだ場所は未公開のようですが、事前情報では14Fのロビーになりそうです。

https://www.fujiya-avic.jp/user_data/headphone_fes_brand.php

今年は新しいものを展示します。予告していたハイエンドDACと同じものではないのですが、音質参考出展として最新のAK4499-DACを展示します。4pinバランスコネクタのみの対応となりますが、DAC基板から直接駆動する音を聞くことができます。絶対的な駆動力はヘッドフォンアダプタ経由のほうが良いですが、DAC基板から直接駆動する音には独特の良さがあります。特にディテールや微細な情報の豊富さ、SNではやはりプリやアダプタを一切挟まない直接接続のほうが素材そのままの良さがあります。採れたての素材をそのまま食べるイメージでしょうか。非常に新鮮で情報量が多いです。

AK4499-DACはハイエンドDACとしてはリリースする予定がありませんが到達している音質はなかなか良いレベルにあります。最大ボリューム時の音質は試作ハイエンドDACがより上位なのですが実用的なボリュームを絞るとAK4499のほうが現状では優位です。そのためヘッドフォン向けの用途であればAK4499のほうが優位性があります。もちろん良質なプリアンプを前提とするフルシステムであれば試作ハイエンドDACがより優位です。ですが良いプリアンプがないため現状では直結のAK4499がより優位です。これが今回AK4499を展示する理由です。ハイエンドDACはこのあたりの解決が困難なので開発は難航しています。ハイエンドはまだまだ時間がかかりそうなのでAK4499モデルのご希望が多ければAK4495のときと同じ様に正式モデルではなく特注品として受注をいただいてからの限定生産も検討したいと思います。このあたりは当日直接ご意見を頂ければ判断いたします。

当日は2システムでの展示です。

  1. CDPと組み合わせたAK4499-DAC
  2. PC+デジリコ+Integrated 250+Power 500+ヘッドフォンアダプタ

以上となります。デジリコとヘッドフォンアダプタは去年展示したものから基板の設計ごとバージョンアップしたもので音質は去年より向上しています。AK4499-DACはデジリコと同等のデジタルフィルターを搭載しているのでデジタルの違和感も緩和されています。ただしデジリコほどの信号品位の対策はしていないため上流クオリティの影響は受けます。

会社移転のお知らせ

時期は未定ですが来年の春ごろに会社住所を移転します。今までは本社:埼玉県八潮市、サポート、試聴:茨城県守谷市だったのですが、これを今後は一箇所に統一するために移動します。引越し後は全く別の住所となりますが分かり次第こちらでお知らせをいたします。正式移転後は貸出機やサポート関係の発送先もすべて変更となります。

移転後は当面ですが本格的にオーディオの事業に集中する予定です。予定が伸び伸びになっておりましたデジリコ、ハイエンドDAC、新型パワーアンプについてもスピードアップして開発を進めたいと考えております。しかし移転までの間は準備、手続き関係がある為、各種対応が後手後手となる可能性があることを予めお伝えしておきます。とはいえ購入後の納品は最優先で対応する予定です。

購入希望の方へ

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秋のヘッドフォンまつり出展のお知らせ” に対して2件のコメントがあります。

  1. 相原滋 より:

    いつも楽しく拝見しております。
    本日11/2サンプラのヘッドフォン祭にて試作品を視聴させていただきました.
    大変感動した次第です。
    今後の製品化など、情報を追いかけさせていただければと思います。

    1. ause より:

      相原さま

      ご感想ありがとうございます。大変励みになります。12月上旬ごろにAK4499DACについて詳しい内容をアップする予定です。よろしくお願いいたします。

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