近況とIntegrated 250のリコールのお知らせ

ご無沙汰しております。個人的な仕事の事情にて長期で更新ができておらず大変申し訳ありませんでした。多大なストレスでほとんど何もできておりませんでした。個人的な事情ですみませんでした。

上記の個人的な事情についてですが現在はすでに落ち着きました。そのため現在は新しい開発関係を中心に進めているところです。現在はパワーアンプとDAC関係で良いお知らせをできるように頑張っているところです。

ロードマップについては大まかな変更はありませんが、一部製品については調整をさせて頂く可能性があります。変更がある可能性があるのはヘッドフォンアダプタです。より本格的なアイデアを思いついたので以前のヘッドフォンアダプタについては別途キットのような形として、できるだけ低価格な形で基板でお分けするような方法を検討しています。ケースのコストが高い割に内容は大したものではないからです。

このあたりは当方の一存ですべてを決めるべきではないと考えているので、皆様に一度アンケートをしたいと思っております。どういう形が望ましいのか、その結果で判断をしたいと思います。なお本格的なヘッドフォンアンプは従来にはない発想の新方式になると思います。ただし研究のための時間が必要なので時間はかかる見込みです。もちろん現在の既存ロードマップを優先します。

本日はリコールのお知らせが最も重要です。

Integarated 250 リコールのお知らせ

とても大事なお知らせが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

ご購入いただいたお客さまにはご迷惑をおかけいたします。しばらく前になってしまうのですが、Ncoreの供給元であるHypex社よりリコールのお知らせがありました。対象製品はIntegrated 250です。パワーアンプは対象外ですのでご安心ください。Integrated 250の2018年12月分の出荷までが対象となります。それ以降の出荷分はリコール後のユニットになっております。

リコール内容としてはアンプユニットの故障モードのうち、危険な故障となる可能性があるというものです。GNDに対して電源電圧がかかってしまうという大変危険なものです。とはいえHypex社からの情報によると実際のこのような危険な故障が発生した事例は一件もないそうです。この点についてはご安心ください。直ちに危険が生じるというものではありません。

ですが、万が一のためにリコール対応をするのが努めです。もちろん対応は無償です。

なおGNDを正しくアースに落としている場合には危険性はないとのことです。ですが日本国内の一般的な電源環境では3Pのアースは接続されないことが多く、万が一の危険が考えられますので、GNDをアースに接続していない恐れがある方は必ずリコール申込みのご連絡をお願いしたく思います。

リコールの手順についてお伝えいたします。

  1. まずはメールにてお申込みをしてください。
  2. 対応は一度には難しいため順番にご案内します。順番は特設ページにて案内をいたします。(開設したら追記でご連絡します)
  3. 順番が来ましたら着払いで発送してください。
  4. アンプユニットを交換して返送いたします。

以上のような流れとなります。修理対応で個別にリコールの件ご回答しているお客様についてはリコール対応済みです。お手数をおかけしてすみませんが、よろしくお願いいたします。

以下にリコール対応のためのリンクを作成しました。また発送先は八潮市ではなく、守谷市の住所のほうにお願いいたします。現在八潮市の住所では荷物を受け取るのに大変長い時間がかかります。

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近況とIntegrated 250のリコールのお知らせ” に対して4件のコメントがあります。

  1. 坂崎 より:

    ヘッドフォンアダプタを別売りキット販売とする件につきまして、
    是非ハンダ付け等の難しい工程を挟まない形にして頂きたいです。
    以前イベントの貴社スペースにてD8000越しに拝聴させて頂きましたが、非常に鮮度感が高く粒立ちの良い音が飛び込んでくるようで発売を楽しみにしていました。
    しかしキットになってしまうと敷居が高くなってしまうので、ケースを安いものに変更するなどキットとは別の形をご検討お願いいたします。

    1. ause より:

      坂崎さま

      ご意見ありがとうございます。ご期待、音質についてもありがとうございます。

      キットとする場合の構想ですが部品はすべて実装済みとします。面倒なはんだ付けと部品収集は不要です。ヘッドフォン用のコネクタは基板に乗っています。さらにヘッドフォンアダプタは電源が不要となっておりますので電源いらずでそのまま使うことが可能です。唯一接続して頂く必要があるのはスピーカケーブルのみです。この部分のみは既存のバインディングポスト形状ではないネジ止めの端子となる可能性があります(強度と音質の兼ね合い次第ですが)。
      そしてケースがなく正式な製品としての体裁を取る必要がないこと、これによりスピーディかつ安値に皆様にご提供することが可能です。皆様のご意見は出来るだけ反映したいと考えておりますがキットであればケースを用意するなどは今の所考えていません。

      以上の形で考えておりますがいかがでしょうか?

      1. 坂崎 より:

        早速のご返答ありがとうございます。
        ハンダは不要との事で安心しました。
        後はかなりの電流が流れる部分なので基盤を裸で置いておくのは不安に感じます。
        逢瀬様の「ケースを準備すると販売が遅くなってしまう」も理解出来ます。
        私の知識不足からくる要望で申し訳ありませんが、発売の際は適合するケースのオススメ、スピーカーケーブル等を記載してほしいです。
        以上の事をしていただければ基盤のみでの販売であっても、ケースを悩むこと無く安心して購入出来るのでご検討頂きたいです。

        1. ause より:

          ご返答が大変遅くなりましてすみません。
          ご理解いただきまして、ありがとうございます。

          ただし重要な補足事項があります。
          ケースは既存品そのままで適合は不可能です。必ずネジ穴やパネルの加工は必須です。そのためおすすめ品についてはなかなか難しいものがあります。アルミ加工ができる前提でもよろしければ適合できそうなケースはご紹介できます。

          改めてヘッドフォンアダプタについては新しく記事を作成し、各方面から頂いている内容をまとめてアンケートも調査したいと考えております。できるだけ皆様のご要望にお答えはしたいと考えています。

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