Marlin DAC関係で重要な連絡事項です。その他ハイエンドDAC最新情報など
先日モデルチェンジに伴う値下げをご案内したMarlin DACですが、ありがたいことに完売となりました。
完売を受けて先日これからのことについて相談したのですが、Mariana Blue Soundは純粋にオーディオ向けの民生機として逢瀬と機能や価格が重複する展開になるようで、みなさまの混乱を避けるためにもそれぞれ単独で活動を行うことになりました。そのため今後Mariana Blue Sound製品はお取り扱い終了になります。
それにあわせて秋のヘッドフォンまつりは逢瀬単独での出展になります。
サポート関係ですがMarlin DAC関係の仕様上のお問い合わせなど故障以外のアフターサポートは当社でも引き続き受付します。修理関係は当社経由ではなく直接メーカーとやり取りをしていただくようにお願いいたします。
お問い合わせのアドレスはこちらになります。>support@m-b-sound.com
Junction DAC関係
量産は順調です。今の生産予定であれば、おそらく9月ごろからアップグレードの受付ができる見込みです。
差し替え天板の試作イメージはこのようになります。見た目でJunction DACアップグレード済かどうかすぐにわかるようになります。放熱面も大幅に強化されているので設置環境が良ければ熱問題は大丈夫です。
ハイエンドDAC関係
初期試作をスタートしています。今のところ回路的な動作は想定通りです。ケースのデザインは今ハイエンドラインは大幅な変更となります。
一部を掲載します。
ケースは完全独自設計で全体の物量は大幅に上昇しています。上下パネルは6mm厚になります。
また構造は共通プラットフォームを視野に入れていますので、同じ基礎設計のケースに複数ラインナップで対応が可能となる見込みです。例えばヘッドフォンアンプ、プリアンプ、ボリューム付きパワーアンプ、ネットワークトランスポートなども視野にはいります。
実際にどこまで展開するかは不明ですが現時点ではハイエンドDACとJunction DAC2はこのケースで展開を予定しています。
また告知通りハイエンドDACには物量型のライン出力回路も搭載します。発熱が非常に大きいので以前のような構造のケースでは熱量に対応ができませんでしたが、今回のケースであれば熱問題は大丈夫でした。この回路はヘッドフォンを駆動できるレベルですがこれをライン駆動のために使用します。
秋のヘッドフォンまつりではあえてこのライン出力回路でヘッドフォンを駆動するデモを行うのも面白いのではと考えています。
こういう発想は往年の製品で一般的であったものの今ではほとんど失われた技術で、これと最新のデジタル技術と組み合わせて反映させていきます。デジタル技術についても4重PLLで最小0.001Hzからの低周波位相雑音への対応など往年の製品では不可能だった領域への対応も含まれます。
DAC部はJunction DACと同等の内容でテストをしているのでその影響もあると思いますが、トランスポートや設置に問題を抱えているシステムではJunction DACとハイエンドDACの差は非常に小さいです。今の時点ではですがシステム環境が良くなるごとにハイエンドDACの優位性が出てくる印象です。ただし初期試作の印象なので今後大きく変わる可能性があります。参考程度でお願いいたします。
環境への伸びしろはとても素晴らしく比較テスト用のハイエンド志向のシステムであれば予想以上の可能性を見せてくれています。基本的には同じ傾向ですがJunction DACとの違いはこのような伸びしろです。あとはどこまで細部にこだわれるかになりそうです。
ある程度仕様が固まった時点で、ハイエンドDACとJunction DAC2の違いについてまとめていただけたらと思います。
分かる範囲で回答になります。
ケースを共用するJunction DAC2はDSPマルチ専用機になる見込みです。以前のように4サミング動作には対応しない見込みです。また価格帯としてもハイエンドDACの約半額強なので価格も機能もほとんど競合しないと予想しています。当面の間ですが純粋な2chのDAC搭載機はハイエンドDACとIntegrated 250 V2のみになります。
予定していたネットワーク系製品にDAC搭載予定でしたがこちらは一旦キャンセルになりました。DDCの後継機のほうが現時点では可能性が高い状況です。ただしこれらは上記よりも先の予定のため変更になる可能性があります。
Junction DACは9月ですか。楽しみです。
価格はいかほどでしょうか?
以前発表された頃から、大分時間が経っています。
近年の物価上昇を鑑みるに、お高くなっていると予想しますが。
ところで自分はWF-DAC4499の天板(前半分)にSHAKTI STONEを2個置いています。
これがメッチャ効くんですが、JUNCTION DACの天板は、全面に排熱穴が開いているので置けません。
そこで提案(というかお願い)なんですが。
底板の内側に電磁波吸収シートを貼り付けるというのは如何でしょうか?(SILENT ANGEL N8をイメージして下さい)
効果あると思うのですが。