Integrated 250 V2の開発状況と目標について

こちらのロードマップも更新していますが、いくつかまとまった報告をblogでも行いたいと思います。

Integrated 250 V2ははっきり書きますが、中華ブランド対抗モデルです。彼らの最もパフォーマンスの高いモデルが20万円台に集中していますがDAC単体で彼らの大半のモデルの出音を上回ることを目標にしながら、最新世代のパワーアンプまで内蔵し単体で十分な性能と機能性を提供します。

価格はIntegrated V1から変更しません。36万円+税の予定です。彼らの高付加価値モデルに外部ネットワーク再生、ヘッドフォンアンプ、パワーアンプ、DSPなどを追加するならIntegrated V2のトータルコストとパフォーマンスが上回るように設計しています。

彼らは下記のすべてを網羅できていませんが、Integrated V2なら全てに対応する予定です。

  • 本格的なヘッドフォンアンプ、NcoreX世代パワーアンプを内蔵
  • DSPを搭載し全ての入力と複数出力への異なるEQカーブに対応
  • 従来比で大幅に精密かつ繊細なデジタルフィルター設定の選択肢を提供
  • パワーアンプ使用時にライン出力側と2系統のDSP処理に対応。サブウーファーとの連携を視野に
  • ローカルWifiへ接続してタブレットなどからWebインターフェースでの設定と操作が可能に(従来リモコンは廃止)
  • NU-DDCと同等のネットワークプレイヤー機能(Spotify、Qobuz、Tidal対応、Qobuz connect、Roon非対応)

現在第3次試作のテスト中です。メイン基板の不具合や修正はほぼ完了しています。特性も問題ないところまで追い込めておりJunction DAC比で発熱や電流を削減しながらも特性と音質については維持または向上というバランスをほぼ実現出来そうです。

  • 内部電圧を下げ、発熱源となるレギュレータを大幅に簡易化
  • DAC部は共通でTHDやIMD特性はJunction DACとほぼ同じ。19+20kHzのIMDも同様
  • ライン出力バッファはすべてディスクリート構成(Junction DACと同じ)
  • RCAとHPAとパワーアンプはアナログアッテネータによる制御。XLRはダイレクト出力
  • デジタルの実装規模と内容はJunction DACより拡大。NU-DDCと同じクロックエンジンとJunction DACと同じDSPを両方搭載
  • NU-DDC世代より改善されたデジタル伝送レイアウトとクロックパス(グリップ力の高い音質を実現)
  • 内蔵TCXOのグレードは低下しますが、外部10Mでのアップグレードパスを用意

あとは発熱の対策と、ソフトウェア関係の開発が大量に残っていますが、量産の発注と並行で進めていきたいと思います。とりあえず上記の機能は大半が実現可能なところが視野に入ってきました。先進的かつ画期的な製品となる予定です。心配なのは安定性や信頼性ですがこれもできる限り調整していきます。

パネルレイアウトは下記のようになります。

以前から省略されたのはアナログ入力です。内蔵DACの性能が大幅に向上していること、アナログアッテネータを装備したこと、背面と内部の余裕がすでになく機能的に限界なことから、パワーアンプダイレクト機能は省略となりました。そのかわり製品単体としての対応力と機能性は大きく向上しています。

V1アップグレードについて

初期の検討段階ではケースは互換にする予定だったのですが、やりたいことを盛り込むためには内部レイアウトもケースも完全に互換性がなくなってしまったので、アップグレードの際は旧モデルを下取りという形で引取、差額でアップグレード対応になります。そのために古物商の許可を取得します。

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