重大なHDMIコネクタとケーブルの相性問題、Junction DACアップグレード状況

まずはHDMIケーブルの相性問題についてのご報告です。

Junction DACのアップグレード作業を行っておりましたが、今までと違うパターンでのHDMIコネクタ故障が発生しております。使用状況をヒアリングした限りではAIM社(エイム電子)の10万円クラスのHDMIケーブルをご使用とのことでしたが、DAC側DDC側どちらも同じような接触不良が発生していました。結果として両方のコネクタ交換修理となりました。

故障状況の特徴としては下記のとおりです。

  • コネクタの外観や外側のピンには損傷が見られないこと
  • DAC側、DDC側、どちらもほぼ同じ故障状況なこと
  • コネクタ内部の接触不良の可能性が高いこと
  • 今まで数件HDMI端子の故障があったがそれらとは違う状況なこと

以上です。この結果を受けてAIM社のケーブルは使用非推奨とします。

ただし今のところは、あくまで当社の選択したHDMIコネクタとの相性が悪かっただけです。ただちにケーブルの品質問題ということにならない点はご注意をお願いします。ケーブルの品質は当社で調査はしていません。あくまでお客様からの故障状況のご報告であり、実際に起きたことの報告です。

以上、ご注意をお願い致します。

Junction DACアップグレード状況について

現時点で残りは約18台です。今の進捗であればSilver・Goldともまだ受注余力がありますが、集中アップグレードの作業期間は11/16(注意:受付終了ではありません)で終了となります。

今月は11/1のヘッドフォンまつりにむけて準備がありますので今月の作業日は残りは10/30・31のみです。それ以降は11/3からの作業再開を予定しています。

Gold再開の予定は今のところ未定です。

ヘッドフォンまつりの情報について

基本的には予定通りです。Junction DACと旧4499特注DACの比較システムと、ハイエンドDACの試作品の展示です。当日の詳細な案内については直前にまとめてもう一度記事を作成します。

展示するハイエンドDACの現状について説明です。

今回の展示はAK4191+AK4499EXを使用したDACになります。特性は現状ではJunction DACのほうが良く完成度はまだまだです。完成までには多くの変更点が発生すると思います。なので今回は途中経過のデモでしかありません。参考程度にお願いします。

なおヘッドフォンコネクタはイベント専用で製品には付きません。内容も専用ヘッドフォンアンプではなくDACのライン出力をそのまま前面に引き出しヘッドフォンが刺さるようにコネクタをつけただけです。

それでもこの状態で手持ちのヘッドフォンでの安定性や振幅への耐性は確認済みです。通常のヘッドフォン負荷くらいでは問題がないくらいには余裕を持って設計しています。当日はライン出力としての能力の確認デモという意味合いです。

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