Integrated 250のソフトウェア更新方法のお知らせ
事前テストが良好でしたので正式にご案内をいたします。
不具合や質問がありましたら、できるだけメールではなくこちらのコメント欄にご連絡ください。皆様で不具合や質問の情報共有をしたいと考えております。
詳細な手順はこちらをご覧ください。なおアップデート後は内部メモリの初期化動作を必ず行うようにしてください。初期化をしない場合には設定項目選択の際にフリーズすることがあります。初期化のための手順はリンク先10.に説明があります。万が一フリーズした場合には電源ケーブルを抜く必要があります。
重複になりますが、バージョンによるアップデート内容を引用しておきます。上記リンク先または次の0.94aの「ダウンロード」をクリックしてファイルのダウンロードができます。
ソフトウェアバージョン
0.94a ダウンロード
- 0.94で発生していたリモコン動作不具合の解消(リピートコードを誤って受信)
0.94
- ロータリーエンコーダ(ボリューム操作)のレスポンスの向上
- リモコンのレスポンスの向上
- 電源投入時のOLED動作安定性の向上
0.93g 不具合がありましたので公開停止しています
- 1s、3sのOLED消灯機能の追加
- USB入力の表記を「XMOS USB」から「USB DDC」へ変更
0.93f
- 左右チャンネルの誤差微調整機能(0.03dB単位)の追加
0.93e
- LED調光機能、OLED消灯機能の設定を拡張
- 起動時OLEDの初期化ルーチンの変更
- 設定項目で値が飛んでしまう問題を修正
0.93d
- 個体差によるアップルリモートの認識不良改善
0.93c
- アップルリモートのペアリングに対応
- 初期リリースバージョン
0.93b
- リモートが長時間経過で動作しなくなる不具合を修正
0.93a
- LED調光機能、OLED消灯機能を追加
お世話になっております。
逢瀬様の案内に従って0.94aアップデートできました。
バージョンアップでボリュームの操作性は格段に向上しました。
電源投入時の表示も良好です。
音出し・全ての検証はまだですが、現時点で気が付いたことを報告いたします。
・ボリュームノブを1クリック回すと1.0dBステップで変化する
(0.5dBで変化して欲しいです。ちなみにクリック間の山の部分といいましょうかクリックとクリックの途中で止めると0.5dBで調整可能でした。ですがクリックの谷側に勝手に動いてしまうことがあり、安定感がありません)
・Appleリモコンで上下ボタンをワンプッシュして音量調整する際、変化する値が0.5~1.5dBとまちまち
(0.5dBで確実に変化して欲しいです)
・画面表示時間の変更が即時反映されない
(前バージョンは即時有効であったと記憶していますが、間違えていたらすみません。
今回は電源切入で有効となりました)
以下はどうでも良い、個人的な疑問です
・内部メモリの初期化動作を実行するも、自分で変更した項目はそのまま残っている
(初期設定に戻らないので本当にリセットされたか不安)
・Exit Menuが見当たらず、設定項目からそのまま脱出して良いのか悩む
その他
・天板のネジが硬くて手持ちの長さ56×18ミリ六角棒レンチでは回せませんでした。
ビット式のオフセットドライバーを買ってやっと外せましたが、ネジ穴を破損させないか緊張しました。
とりあえず、こんなところです。
また気が付いたことがあったら報告させていただきます。
早速のご意見ありがとうございます。現時点では以下の回答となります。
・ボリュームノブを1クリック回すと1.0dBステップで変化する
・Appleリモコンで上下ボタンをワンプッシュして音量調整する際、変化する値が0.5~1.5dBとまちまち
これはレスポンス重視の副作用です。実際の機械の動作に忠実だと0.5ステップの切り替えはシビアなのです。現在が操作に忠実な表示とお考えください。以前は0.5を確実に操作できるように設計しておりました為、そのせいで操作感が重かったのです。
現時点では両立しながら解決するアイデアがなく、レスポンスと微調整の両立は困難です。0.5ステップにこだわる場合は以前のバージョンをお使いください。あとで以前のバージョンのファイルをアップしておきます。他社がこういうところ、どうやって対策しているのか私も知りたいです。
・Exit Menuが見当たらず、設定項目からそのまま脱出して良いのか悩む
初期バージョンと異なり現在はExit Menuではなく左ノブによる脱出と操作性を統一したためです。同じ機能を2つ表記する必要はないので削除しています。
・内部メモリの初期化動作を実行するも、自分で変更した項目はそのまま残っている
現状すべての項目のリセットは行っておりません。フリーズ回避に重要な項目のみリセットをかけていますが、よく考えたら普通は出荷時設定に戻す機能かもしれません。次の更新時に検討します(他にも要望が出揃ってから対策します)。
よろしくお願いいたします。
こちらにバージョン0.93hのダウンロードを追加しました。これで操作感は元に戻ります。
http://ause-audio.com/?page_id=1673
ご回答ありがとうございました。
ボリューム変化について、バージョン0.94aは操作に忠実な振る舞いであることは了解しました。
バージョン0.94aでは0.5dBステップ操作に少し気を使いますが、以前のバージョンと比べてボリュームを素早く回した時の追従性が大変良くなり、リモコン操作時の反応の良さ・確実性が改善されているので以前のバージョンには戻れません。
今後さらなる向上に期待します。
P・S
Integrated 250でのリモコン操作について思ったことがありましたので述べさせていただきます。
リモコン操作はTVでもCDプレーヤーでも通常、1秒以内でボンボン一押しすればワンステップの変化、約1秒以上長押しすれは連続でボリュームが変化するものですが、Integrated 250の場合は押した瞬間から連続動作に入っているような感じがします。
ですので、音量をワンステップ変化させようとすると結構意識して素早く押すこととなります。
たまに押し方が長くなって変化が0.5dB・1.5dB・1.0dBとまちまちになってしまうのではないかと素人ながら考えてしまいます。
もしソフト書き換えで対応できるなら、
「リモコンボリュームボタン一押し1秒以内なら0.5dB変化、1秒以上なら連続変化」
となるよう、検討をお願いします。
ご意見ありがとうございます。ご意見に対し実態をご説明いたします。
>リモコン操作はTVでもCDプレーヤーでも通常、1秒以内でボンボン一押しすればワンステップの変化、約1秒以上長押しすれは連続でボリュームが変化する
長押し判定は物理スイッチの場合と赤外線センサーの場合では難易度が大幅に異なります。赤外線は現実には取りこぼしが多く、1秒連続で安定受信は保証されません。
もう少しわかりやすく説明しますと、長押しは現実には連続動作ではなくランダムな間欠動作になります。そしてそれをソフト側から見て長押しなのか間欠操作なのか判定する方法はありません。
なおこちらのソフトではある程度のエラーは捨てています。だから連続動作の受付判定になりやすいように一定時間内のエラーは無視して連続リピートとして処理しています。この副作用は0.5dBのちょい押し反応が受付しにくくなることです。
赤外線のデータに忠実な動作=エラーが出たら即連続動作無効とすると、連続動作は一瞬で途切れます。それでは使いものにならないので上記のように実装しています。
したがって、
>「リモコンボリュームボタン一押し1秒以内なら0.5dB変化、1秒以上なら連続変化」
このように実装するなら1秒以内の同じボタン連続操作は1度しか受け付けない=1秒以上連続した操作を一切受け付けない、というレスポンスの悪い実装が安定動作するアルゴリズムです。
実はこれは0.93までの仕様に近いものです。0.93では一度目の反応は早いですが連続動作の反応が悪いですが、これこそ安定した0.5dB操作を受け付けるための実装でした。